アジアン・フィルム・アワードの最優秀監督賞にノミネートされ授賞の期待される塚本晋也監督の『野火』に出演の森勇作。
今後が期待される彼に、映画『野火』はどのように影響を与えたか---。

塚本晋也監督『野火』に出演した新人俳優・森優作がインタビューに応じた。第2次世界大戦末期に、フィリピン・レイテ島に取り残された日本兵たちの死闘を描いた本作で、森は主演の塚本監督やリリー・フランキーらと行動を共にする若い兵士・永松を演じている。抜てきされる決め手となった、劇中での粗野な姿と草食系の見た目のギャップが印象的で、今後注目俳優の一人となりそうだ。

画像: http://www.cinematoday.jp/page/N0071810

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戦争を疑似体験したことで意識が変わった。小学校で受けた戦争教育は単なる義務で、戦争映画を観てもカッコイイとさえ思っていた。しかし劇中の人を殺害する場面で、「怒り」という予期せぬ感情が湧き起こったことに驚き、動揺したことが忘れられないという。「ISIS(イスラム過激派組織)には同年代の子が参加している。 戦争を知らない世代がそっちへ向かおうとしていることを実感します。撮影後も、自分が戦場に放り込まれたら? と考えるようになりました」と話す。

Fires on The Plain 2014 2

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