2019 年 5 月に行われた第 72 回カンヌ国際映画祭で監督賞を獲得したジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督最新最新作「YOUNG AHMED」が『その手に触れるまで』の邦題で5 月 22 日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館にて公開されます。

世界の名匠ダルデンヌ兄弟の監督作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは8作品連続。
それ自体が快挙だが、本作品の監督賞受賞をもって、パルムドール大賞(『ロゼッタ』『ある子供』)、男優賞(『息子のまなざし』)、女優賞(『ロゼッタ』)、脚本賞(『ロルナの祈り』)、グランプリ(『少年と自転車』)と審査員賞を除くすべての主要賞受賞という史上初の偉業を成し遂げた**。カンヌでの上映後には客席で拍手を贈るティルダ・スウィントンの姿もあった。

「物語と力強い主人公の演技に引き込まれる。鮮やかな作家性、省略と共感から生み出された力強い作品」(ガーディアン)、
「シンプルでいて、心を掴んで離さない」(ヴァラエティ)、
「ダルデンヌ兄弟の虜だ!」(NYタイムス)
と各媒体が絶賛、ウォルター・サレス監督やアモス・ギタイ監督も称賛を贈った。

画像: カンヌ国際映画祭監督賞!これで、審査員賞を除くすべての主要賞受賞という史上初の偉業を成し遂げたジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督最新作『その手に触れるまで』

ベルギーに暮らす13歳の少年アメッド。ゲーム好きの普通の少年だった彼は、徐々に尊敬するイマーム(イスラム指導者)に感化され、過激な思想にのめり込み、その思想にとって脅威と思われる考えの先生を殺さねばならない、と思い込んでゆく。狂信的な考えに取り憑かれてしまった少年の気持ちを変える事はできるのだろうか?
人の変化は急には起こらない。だからこそ、丁寧にいくつもの出来事を積み重ね、微に入り細に入り、少年の感情が変化していく様をすくいとる。常に社会的弱者の視点に立ち、厳しさと優しさを併せ持ったエンディングをそっと差し出してきたダルデンヌ兄弟が、「いつか題材にするだろう」と語っていたテロについての物語を撮りあげた。

キャスト:イディル・ベン・アディ、オリヴィエ・ボノー、ミリエム・アケディウ、ヴィクトリア・ブルック、クレール・ボドソン、オスマン・ムーメン

監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ(『午後8時の訪問者』『サンドラの週末』)
配給:ビターズ・エンド
2019 年/ベルギー=フランス/84 分/1.85:1/英題:YOUNG AHMED/原題:LE JEUNE AHMED

5/22(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 ほか全国順次ロードショー!

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