トリックアート(だまし絵)で、世界的に知られるオランダ人版画家・画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの波乱に満ちた人生と作品を描くドキュメンタリー映画『エッシャー 視覚の魔術師』が、2019年12/14(土)〜アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺にてロードショー、全国順次公開となります。

画像1: ©All M.C. Escher works © the M.C. Escher Company B.V.- Baarn – the Netherlands

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昨年、開催された<生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展>は、上野の森美術館だけで20万人という驚異的な動員を記録し、今なお世界の人々を魅了するエッシャー。

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『エッシャー 視覚の魔術師』は、いわゆるトリックアート(だまし絵)で、世界的に知られるオランダ人版画家・画家マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher/1898年~1972年)の知られざる波乱に満ちた人生と、今なお、人々を魅了し続ける作品についてのドキュメンタリー映画である。
家族へのインタビュー、収集家の証言、遺された1000を超える書簡、日記などや、暮らした多くの町や地域を通して彼の足跡を丹念に辿り、タイルなど現在の我々の日常生活にまで及ぶ影響と、その創造力の源泉を描く。

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エッシャー語録

・我々が混沌に惹かれるのは、秩序づけることを好むからである。
・不思議に思う人は、それ自体のなかに不思議を発見する。
・絵を描くことは、私がそうであるように、多くの場合、ただそれをうまく成し遂げたいという欲求の問題なのである。
・私は第二の人生をすべて版画に捧げることができた。
・私より賢明であらねばばらない。不可思議な世界に平穏を感じ、理解の及ばないことを受け入れ、これから起ころうとすることを落ち着いて待つために。
・美しく重要なものは、真に熱中している瞬間には生み出されなかったように思う。
・若者は私を<オプ・アート(だまし絵)>作家の一人と言うのだが、オプ・アートが何なのかさっぱりわからない。私は30年間、自分の仕事をしてきただけだ。
・私は成長しない。私の中には子どもの頃の小さな私が存在しているのだ。
・私はめんどうでやっかいな遊びを楽しむ。
・真に美しく純粋なものを表現したい。
・山に登らせて欲しい。足下を行くのではなく、頭上にあるものまで我々を引き上げるために、我々の一部である星々のために。アーメン。

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『エッシャー 視覚の魔術師』予告編が完成!

画像: 世界を魅了し続けるエッシャーの波乱に満ちた人生と作品を描く『エッシャー 視覚の魔術師』予告 youtu.be

世界を魅了し続けるエッシャーの波乱に満ちた人生と作品を描く『エッシャー 視覚の魔術師』予告

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エッシャー年譜
1898年6月17日 オランダのレーワルデンで誕生。父の土木技師の父ジョージ・アーノルト・エッシャーは明治時代に日本<お雇い外国人>として来日経験あり。
1919年からハーレムにある建築装飾芸術学校に通い、恩師サミュエル・イェルスン・ド・メスキータに版画の才能を見出され、専攻を建築から変えることになり、1922年卒業。
1924年イタリアを旅行中に出会ったロシアから逃れてきたイエッタ・ウミカーと出会い、結婚。
1925年ローマに移る。
1926年長男ジョージ誕生
1935年ファシスト党を嫌いスイスに移るが、雪の白さに耐えられずスペイン行きを計画し、船会社に、妻と二人の船賃として旅の風景を描くと交渉し、見事成功。途中、グラナダのアルハンブラ宮殿のタイルに魅了される。
1937年ベルギーに移る。<平面の正則分割>に関するノオトをまとめ始める。
このころバールンに移る。
1944年恩師メスキータがナチに連行された後の家に残されていた絵画200枚を持ち帰り、生涯大切に保存することなる。
1950年代「タイム」誌と「ライフ」誌の取材を受け。一躍世界的に知られることになる。
50年代にはニューギニアのセレベス、ボルネオなどに。そしてナールデンに戻る
1960年代後半から健康を損ね、ガンの手術を何度も受ける。
1969年遺作<蛇>を制作する。
1970年オランダのバールンにある老人介護施設に入所。
1972年3月27日死去。

監督・撮影・製作:ロビン・ルッツ
脚本:ロビン・ルッツ/マラインケ・デ・ヨンケ

ナレーション:スティーヴン・フライ

登場人物:グラハム・ナッシュ(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)
ジョージ・エッシャー/ヤン・エッシャー/リーベス・エッシャー

2018年/オランダ製作/カラー/80分

後援/オランダ大使館
協力:日本テセレーションデザイン協会

日本版字幕:橋本裕充 宣伝デザイン:潟見 陽 予告:イメージフォース

宣伝パブリシティ:スリーピン
配給協力:アップリンク
配給:パンドラ

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2019年12/14(土)〜
アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺にてロードショー、全国順次公開

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