テレビや映画における時代劇撮影が数多く行われているワープステーション江戸を舞台に、市民エキストラたちの悲喜こもごもの営みを描く骨太なドキュメンタリー――と見えながら、ストーリーは奇妙な事件や人物の登場で、あらぬ方向に流れて行き……。

フェイクドキュメンタリーのスタイルで、映画製作の夢と名もなき人生の愛おしさを謳い上げる本作。大林宣彦監督はじめ、山本耕史、斉藤由貴、寺脇康文など、脇を固める主役級の役者の狂演と、それに輪をかけて藤波辰爾、黒沢かずこ(森三中)、加藤諒、三秋里歩、石井竜也、荒俣宏らが、”ウソかホントか”リアルに出演。
前代未聞のモキュメンタリー映画『エキストロ』が3月13日(金)よりシネマカリテ他にて全国順次公開される事が決定致しました。

画像: 上段左から 山本耕史、萩野谷幸三(主演)、斉藤由貴 下段左から 寺脇康文、大林宣彦、後藤ひろひと(脚本)

上段左から 山本耕史、萩野谷幸三(主演)、斉藤由貴 下段左から 寺脇康文、大林宣彦、後藤ひろひと(脚本)

主題歌は、トリプルファイヤー featuring 松崎しげるという、異色のタッグが担当!作品のキーポイントとなる“宇宙原始獣ガモゲドラ”のテーマを歌い上げます。監督は、NHKドラマ「透明なゆりかご」「おんな城主直虎」「嫌な女」などを演出した村橋直樹、脚本は、『パコと魔法の絵本』などでお馴染みの奇才劇作家・後藤ひろひとが務めます。!また、11/2(土)の東京国際映画祭内で企画されている<シン・ファンタ>にて予告編を世界解禁、キービジュアルの一般投票も行います。どこからが演技でどこからが本気か、誰もわからない、ガチンコ・モキュメンタリーをお楽しみに!

画像: © 2019 吉本興業株式会社

© 2019 吉本興業株式会社

<STORY>
萩野谷幸三、63歳。普段は歯科技工士として黙々と働きながら男手一人で息子を育てる実直な男だが、実は息子も認める彼のひそやかな情熱がある。それは、テレビや映画にエキストラとして出演することである。ある時は、時代劇の町民に、ある時は貧しい農村民。華やかなスターたちの影で、彼らのような”エキストラ”は、ただ一瞬でも自分の姿がスクリーンに映ることだけを夢見て、演じ続ける。スターが事件を起こして、その作品がお蔵入りになったとしても・・・。そんな中、萩野谷が所属するエキストロ派遣団体にいる一人のエキストラが、刑事事件の容疑者ではないかという疑惑が上がる。そこでおとり捜査として、自らもエキストラとして様々な撮影現場に派遣された警官たちとその男の攻防が繰り広げられるのだ。映画は生物、どう転ぶかは運次第。まるで、我々の人生のように・・・。

出演:萩野谷幸三 山本耕史 斉藤由貴 寺脇康文 藤波辰爾 黒沢かずこ(森三中) 加藤諒 三秋里歩 石井竜也 荒俣宏 / 大林宣彦

監督:村橋直樹 脚本:後藤ひろひと 

主題歌:トリプルファイヤー featuring 松崎しげる「天空の覇者~宇宙原始獣ガモゲドラのテーマ~」
制作:吉本興業 NHKエンタープライズ

製作・配給:吉本興業
© 2019 吉本興業株式会社
2019年/日本/89分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル

3月13日(金)よりシネマカリテ他にて全国順次公開

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