1961 年ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を受賞したアラン・レネ監督、アラン・ロブ=グリエ脚本の傑作『去年マリエンバートで』が、劇中でもオリジナルデザインの衣装を提供したフランスのファッションブランド「シャネル」のサポートによって 4K 最高精細・最高解像度での完全修復が施され、2019年10月25日よりYEBISU GARDEN CINEMAを皮切りに全国で公開されます。

画像: ©1960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz

©1960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz

『去年マリエンバート 4K デジタル・リマスター版』公開記念
 < アラン・レネと仲間たち>オールナイト上映が開催

このたび、10/19(土)池袋の名画座・新文芸坐にて、【『去年マリエンバートで 4K デジタル・リマスター版』公開記念< アラン・レネと仲間たち>】の開催が決定致しました!

上映されるのは、アラン・レネの監督作ほか、レネとつながりに深い、マルグリット・デュラス、アンリ・コルピ、クリス・マルケル、アラン・ロブ=グリエによる映画4本。
女性作家マルグリット・デュラスが初めて脚本を執筆した、広島を舞台にしたアラン・レネの代表作『二十四時間の情事/ヒロシマ・モナムール』、『二十四時間 の情事』『去年マリエンバートで』でも編集を務めたレネ組のアンリ・コルピが監督を務め、『二十四時間の情事』で出会ったデュラスに脚本を依頼したカンヌ国際 映画祭パルム・ドール受賞作『かくも⻑き不在』、そしてアラン・レネと“ヌーヴェル・ヴァーグ左岸派”の双璧をなすクリス・マルケルによる SF 映画の金字塔『ラ・ジ ュテ』、最後に、『去年マリエンバートで』脚本のアラン・ロブ=グリエの監督デビュー作『不滅の女』の4作品が上映される。
また、上映前には、町山広美さん(放送作家)と五所純子さん(文筆家)による、トークショーも開催!
二人が一緒に登壇するのは初めてとのこと。

【特別料金】一般 2700 円、前売・友の会 2500 円
【トークショー】町山広美さん(放送作家・コラムニスト)、五所純子さん(文筆家)
【時間】22:30〜5:20(予定)

前売券は、新文芸坐窓口、チケットぴあにて絶賛発売中。
(https://t.pia.jp /pia /event /event.do?eventCd=1947027)

【上映作品】

『二十四時間の情事/ヒロシマ・モナムール』
(1959・仏=日/91 分)
監:アラン・レネ 原・脚:マルグリット・デュラス
出:エマニュエル・リヴァ、岡田英次

『かくも長き不在』
(1960・仏/98分/BD)
監:アンリ・コルピ 脚:マルグリット・デュラス
出:アリタ・ヴァリ、ジュルジュ・ウィルソン

『ラ・ジュテ』
(1962・仏/29 分/35mm)
監・脚:クリス・マルケル

『不滅の女』
(1963・仏=伊=トルコ/101分/DCP)
監・脚:アラン・ロブ=グリエ
出:フランソワーズ・ブリオン

文芸坐公式ページ
http://www.shin-bungeiza.com/allnight.html

『去年マリエンバート 4K デジタル・リマスター版』予告

画像: 4K 最高精細・最高解像度での完全修復『去年マリエンバートで』予告編 youtu.be

4K 最高精細・最高解像度での完全修復『去年マリエンバートで』予告編

youtu.be

<STORY>
ブルジョワジーたちが、演劇、コンサートに身を沈め、ダンスやゲームに耽るバロック風の豪奢なホテル。そこにひとりの男がやってくる。去年出会い、恋に落ち、そして1年後に駆け落ちする約束をした女を、ここから連れ出すために。しかし、再会した女は、全く覚えていないと言い張る。あなたの夢物語でしょうと。だが男には確信があるようだ。彼女の夫と思しき男の視線をかいくぐり、確かに愛し合った事実を証明しようとする。男は語り続ける。庭園で、遊歩道で、バルコニーで、池のほとりで、茂みに隠れて...逢瀬を重ねた甘美な思い出の数々。嘘か真か、男の言葉を聞くうちに、女の心の中に徐々にためらい、動揺が生じてゆくーー。

監督:アラン・レネ(『夜と霧』『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』)
脚本:アラン・ロブ=グリエ『不滅の女』『快楽の漸進的横滑り』
撮影:サシャ・ヴィエルニ、フィリップ・ブラン
編集:アンリ・コルピ、ジャスミン・ジャズニー
音楽:フランシス・セイリグ
美術:ジャック・ソニエ
衣装:ベルナール・エヴァン
衣装提供:シャネル
製作:ピエール・クロー、レイモン・フロマン
出演:ジデルフィーヌ・セイリグ(『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』『ロバと王女』『夜霧の恋人たち』)ジョルジョ・アルベルタッツィ(『エヴァの匂い』)、サッシャ・ピトエフ(『追想』)
1961 年/イタリア=フランス/94 分/モノクロ/シネスコ
原題:L'Année dernière à Marienbad(英題:Last Year in Marienbad)/字幕翻訳:細川晋
配給:セテラ・インターナショナル
©1960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz

10/25(金)YEBISU GARDEN CINEMA 他 全国順次ロードショー!

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