ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を受賞したイランのドキュメンタリー映画『少女は夜明けに夢をみる』が2019年11月2日(土)より岩波ホールほか、全国順次ロードショーとなります。

無垢な魂は、悲しみの羽をもつーーー
少女たちはなぜ罪を犯さなければならなかったのか?
残酷な世界で、愛を乞う叫びに心震えるドキュメンタリー

画像1: ©Oskouei Film Production

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世界30ヶ国以上の映画祭で上映され、多くの賞を受賞した本作には、世界中の少女たちが抱えている、本源的な“痛み”が描かれています。家族に裏切られ、社会に絶望してもなお、家族の愛を求め、社会で生きていかざるをえない少女たち。「見えない存在(インビジブルピープル)」として疎外されてきた少女たちとオスコウイ監督が築き上げた強固な信頼関係と親密な時間から生まれた崇高なドキュメンタリーです。

画像3: ©Oskouei Film Production

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第66回ベルリン国際映画祭(ドイツ)/ジェネレーション部門 アムネスティ国際映画賞
山形国際ドキュメンタリー映画2017 アジア千波万波部門 正式出品
第13回トゥルーフォルス映画祭(アメリカ)/トゥルービジョンアワード
第19回フルフレームドキュメンタリー映画祭(アメリカ)/グランプリ、インスピレーションアワード
第13回クロノグラフ国際ドキュメンタリー映画祭(モルドバ)/グランプリ、女性特別賞、撮影賞第4回シネマインスニーカーズ映画祭(ポーランド)/スペシャルメンション
ニューディレクターズ映画祭(ポルトガル)/観客賞、名誉賞
ドクフェスト(コソボ)/人権特別賞
第26回メッセージ・トゥ・マン国際ドキュメンタリー映画祭(ロシア)/長編ドキュメンタリー映画賞
第60回BFIロンドン映画祭(イギリス)/ベスト長編ドキュメンタリー映画賞
第25回ホットスプリングドキュメンタリー映画祭(アメリカ)/ベスト国際ドキュメンタリー賞 他

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『少女は夜明けに夢をみる』の予告編が公開!

イランの少女更生施設を舞台に、強盗、殺人、薬物、売春といった罪を犯した少女たちの物語に光をあてたドキュメンタリー映画『少女は夜明けに夢をみる』の予告編が解禁となりました。

イランを代表するドキュメンタリー作家で、小津安二郎、アッバス・キアロスタミ、ロベール・ブレッソンの作品群から映画を学んだというオスコウイ監督が、撮影許可に7年もの歳月をかけて完成さ
せた本作。
予告編では更生施設で過ごす少女たちの姿とともに、彼女たちが犯した罪についてインタビューカットが使用されています。

『少女は夜明けに夢をみる』予告

画像: ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を受賞『少女は夜明けに夢をみる』予告 youtu.be

ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を受賞『少女は夜明けに夢をみる』予告

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STORY
雪が黒い土や建物を覆う、クリスマス前の少女更生施設。雪が降り積もり、無邪気に雪合戦に興じる、あどけない少女たち。その表情は、ここが高い塀に囲まれ、厳重な管理下におかれた更生施設であることを感じさせないほど瑞々しい。
やがて少女たちが施設に入ることになった背景が、彼女たち自身の言葉によって、解き明かされていく。むごい虐待に耐えかねて、父親を殺してしまった少女。叔父の性的虐待からのがれて、家出をし、生きるために犯罪を繰り返す少女。幼くして母となり、その夫に強要され、ドラッグの売人となった少女…。義父や叔父による性的虐待にさいなまれ、あるいはクスリよって崩壊した家庭は、少女たちにとって安息の場所ではありえない。ストリートにも家庭にも自らの居場所がない少女たち。その心の嗚咽が問いかける。少女たちの罪の深さと、人間の罪深さとを――。

原題:Royahaye Dame Sobh/英題:Starless Dreams

監督:メヘルダード・オスコウイ
製作:オスコウイ・フィルム・プロダクション
配給:ノンデライコ
宣伝:テレザ、リガード
宣伝美術:成瀬慧

原題:Royahaye Dame Sobh/英題:Starless Dreams
2016年/イラン/ペルシア語/76分/カラー/DCP/ドキュメンタリー
©Oskouei Film Production

2019年11月2日(土)より岩波ホールほか、全国順次ロードショー

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