栃木県大田原市を拠点に独自の映画製作活動を続ける渡辺紘文・渡辺雄司兄弟による映画制作集団 “大田原愚豚舎”の最新作『叫び声』(監督・主演:渡辺紘文)が、10 月 28 日から 11 月 5 日、東京・六本木ヒルズなどで開催されるアジア最大級の国際映画祭・第 32 回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に正式出品されることが決定しました。

画像1: ©︎大田原愚豚舎

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『叫び声』は、『そして泥船はゆく(2013)』『七日(2015)』『プールサイドマン(2016)』『地球はお祭り騒ぎ(2017)』『普 通は走り出す(2018)』に続く、渡辺紘文監督の長編劇映画第6作。
北関東郊外の農村を舞台に、年老いた祖母と二人で暮らす豚飼いの男が日々孤独に、黙々と豚舎で働く姿を、極限まで台詞を排したモノクロ映像で綴る異色の人間ドラマだ。 監督の渡辺紘文が豚飼いの男として主演を務め、大田原愚豚舎作品すべてに出演している102歳の祖母・平山ミサオと共演、また渡辺紘文の実弟の映画音楽家・渡辺雄司が音楽監督を務めている。

渡辺兄弟が製作した作品は、『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』がデビュー以来4作連続で、東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品され、『プールサイドマン』では日本映画スプラッシュ部門のグランプリを受賞するなど国内外で高い評価を獲得しており、今秋10月25日から11月14日かけて、東京・アップリンク吉祥寺で渡辺兄弟のこれまでに手掛けた全作品の特集上映の開催も決定している。

■ 映画制作集団 大田原愚豚舎について
映画制作集団 大田原愚豚舎は、2013年、映画監督の渡辺紘文と映画音楽家 渡辺雄司兄弟によって旗揚げされた映画制作団体。 渡辺兄弟の故郷、栃木県大田原市を拠点に独自の映画創作活動を展開し、旗揚げ以来、精力的に作品を製作・発表・上映し続け ている。渡辺兄弟が製作した長編映画『そして泥船はゆく(2013)』 『七日(2015)』 『プールサイドマン(2016)』 『地球は お祭り騒ぎ(2017)』は、史上初となるデビュー以来4作品連続の東京国際映画祭正式出品を果たし、『プールサイドマン』では 東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門の最高賞である作品賞を受賞。さらに世界最大の日本映画際ニッポンコネクションにおいて、ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017を受賞するなど、その作品は国内外で高 い評価を受けている。2018年には映画と音楽の祭典MOOSIC LAB 2018に、ロックバンド・トリプルファイヤーとコラボレーションした『普通は走り出す(2018)』を出品。同映画祭においてMOOSIC LAB審査員特別賞を受賞した。2019年第
32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門へ新作『叫び声』の出品が決定。また秋にはアップリンク吉祥寺にて初となる大田原愚豚舎作品の特集上映が開催される。
団体名の“大田原愚豚舎”は日本映画界の巨匠 今村昌平監督の長男 天願大介氏が命名した。

『叫び声』は渡辺兄弟にとって東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門へ5度目の出品作品となり、渡辺兄弟の手掛けた新たな作品が国際映画祭を舞台にどのような反響を呼ぶのかが注目される。

画像3: ©︎大田原愚豚舎

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第32回東京国際映画祭は10月28日から11月5日まで東京・六本木ヒルズ他にて開催。 『叫び声』の上映スケジュール等は9月30日に同映画祭の公式サイトで発表される予定だ。

北関東郊外の農村。年老いた祖母とふたりで暮らす豚飼いの男が豚舎で黙々と働く姿を、極限まで言葉を排したモノクロ映像で綴る異色の人間ドラマ。孤高の異才、渡辺紘文・雄司兄弟による衝撃の最新作。

『叫び声』特報

画像: 『叫び声』予告編 | Cry - Trailer HD www.youtube.com

『叫び声』予告編 | Cry - Trailer HD

www.youtube.com

製作・脚本・編集・監督:渡辺紘文
製作・音楽監督:渡辺雄司
撮影監督:バン・ウヒョン

【キャスト】
渡辺紘文 平山ミサオ
上映時間:75分/16:9/ステレオ/モノクロ

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