是枝裕和監督最新作『真実』が、第44回トロント国際映画祭(カナダ・トロントにて9月5日~16日まで開催)のスペシャル・プレゼンテーション部門への出品が決定いたしました。

『シェルブールの雨傘』(63)のカトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、『ポンヌフの恋人』(91)のジュリエット・ビノシュ、『6才のボクが、大人になるまで。』(14)のイーサン・ホークなど、世界のトップ俳優陣を迎え、母と娘の間に隠された「真実」を巡って物語が展開していく、是枝監督構想8年の渾身作にして初の国際共同製作である本作。

8月28日から始まる第76回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門オープニング作品にも決定している本作は、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドール受賞後初の是枝監督作として、世界中の映画祭からのラブコールが後を絶ちません。

画像: © 3B-分福-Mi Movies-France 3 Cinéma

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トロント国際映画祭は北米最大規模の来場者数を誇る映画祭で、今回『真実』が出品となりますのは世界を代表する映画作家の作品を集めたスペシャル・プレゼンテーション部門。
最高賞である観客賞の選考対象となる部門になります。是枝監督作品では『万引き家族』も選出されており、2003年には北野武の『座頭市』が観客賞を受賞しています。

また、同時に今年は大ヒット中の新海誠監督作『天気の子』も同部門にて出品が決定しています。

2014年『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』、2015年『ルーム』、2016年『ラ・ラ・ランド』、2019年『グリーン・ブック』など同賞を受賞した作品がアカデミー賞主要部門を受賞しており、アカデミー賞前哨戦の一つとしても本賞への注目が集まります。

STORY
全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。
出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる――。
国民的大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が自伝本【真実】を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)、テレビ俳優の娘婿ハンク(イーサン・ホーク)、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき――。

監督・脚本・編集:是枝裕和 

出演:カトリーヌ・ドヌーヴ『シェルブールの雨傘』/ジュリエット・ビノシュ『ポンヌフの恋人』/イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』/リュディヴィーヌ・サニエ『8人の女たち』
撮影:エリック・ゴーティエ『クリスマス・ストーリー』『夏時間の庭』『モーターサイクル・ダイアリーズ』

配給:ギャガ
©2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA  

10月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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