『モーターサイクル・ダイアリーズ』『イントゥ・ザ・ワイルド』…
撮影監督は、カンヌ、セザール賞、リュミエール賞を制し、是枝裕和監督最新作も手掛けるエリック・ゴーティエ!

第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作『帰れない二人』が、9月6日㈮よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館にて公開いたします。

移ろいゆく景色、街、心。それでも、愛し続ける。

現代中国を背景に描き出す、17年におよぶ愛の物語

画像1: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

画像2: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

画像3: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

31歳の若さで、初のカンヌ国際映画祭コンペ部門出品となった『青の稲妻』(02)、ヴェネチア国際映画祭でグランプリに輝いた『長江哀歌』(06)。そんなターニングポイントである2作を踏襲しつつ、進化させたジャ・ジャンクー監督の最新作『帰れない二人』。
ヤクザ者のビンとその恋人のチャオが辿る17年の歳月を21世紀中国が経験した激動の歴史を背景に、総移動距離7,700kmに及ぶ圧倒的スケールで描く。ジャ・ジャンクー監督の真骨頂にして集大成である『帰れない二人』の撮影を手掛けたのは、フランス映画界を代表する撮影監督エリック・ゴーティエ。ジャ・ジャンクー監督と初タッグとなる本作では、いったいどんな化学反応を起こしたのか!?エリックの華麗なる経歴を振り返りつつ、魅力に迫る !

画像4: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

画像5: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

画像6: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

デプレシャン、アサイヤス、カラックス、
そして是枝裕和監督 最新作『真実』…
名匠たちが絶大な信頼を寄せる、フランス映画界の至宝!

1961年生まれ、フランス出身のエリック・ゴーティエ。1999年のセザール賞では『愛する者よ、列車に乗れ』(98/パトリス・シェロー監督)で撮影賞、2004年のカンヌ国際映画祭では『クリーン』(04/オリヴィエ・アサイヤス監督)と『モーターサイクル・ダイアリーズ』(03/ウォルター・サレス監督)の二作で最優秀技術賞、2008年に『イントゥ・ザ・ワイルド』(07/ショーン・ペン監督)で撮影賞を獲得したフランス映画界きっての超実力派撮影監督。
前述のオリヴィエ・アサイヤス監督作品のほか、アルノー・デプレシャン監督作品など、フランスを代表する監督から絶大な信頼を寄せられ、『ポーラX』(99/レオス・カラックス監督)などの話題作も手掛けてきた。活躍の場はフランスに限らず、アン・リー監督の『ウッドストックがやってくる!』(09)、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14/オリヴィエ・ダアン監督)やアモス・ギタイ監督作品など、国境を越え、記憶に残る傑作を数多く手がけ、国際的に高い評価を受けてきた。

そして、まもなく公開となる是枝裕和監督による日仏合作の新作『真実』で、撮影監督を務めていることでも大きな話題となった。パルムドール受賞作『万引き家族』以来の新作となる同作は、全編フランスにて撮影が敢行され、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークら豪華キャストが出演。日本映画界を代表する名匠とのタッグにも注目が集まっている。

役者のセリフは丸暗記&5種類のカメラを駆使!

「言葉の壁なく、最高の画づくりができた」ジャ監督も絶賛の初タッグ

これまでジャ監督は、デビュー作『一瞬の夢』以来、長らく撮影監督ユー・リクウァイとタッグを組んできた。今回、自身監督作品の撮影で参加が叶わなかったユーに代わり、白羽の矢が立ったのがエリック・ゴーティエ。エリックが撮影を手掛けた作品に感銘を受けていたジャ監督に、フランスでの活動歴もあるユー・リクウァイを介して、初めてにして最高のタッグが実現した。

画像7: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

画像8: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

名だたる監督と組んできたエリックの撮影スタイルは超ストイック!なんと、役者のセリフをすべて丸暗記してきたという。アドリブで脚本から外れることがあっても、その変化を敏感に察知し、「言葉の壁なく、最高の画づくりができた」とジャ監督も大絶賛!
更には、2001年~2018年という17年間の変化を表すため、DV、Digi-beta、HDビデオ、フィルム、RED WEAPONカメラと、5種類に及ぶカメラを使用。
異なった質感にも関わらず統一感を持たせたという。

画像9: (C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved

17年に及ぶ歳月と、中国を横断する壮大なスケールで描いた『帰れない二人』。盟友ユー・リクウァイが結んだエリック・ゴーティエとの初タッグ作は、ジャ監督の真骨頂かつ集大成にふさわしい作品となった。

ぜひ、スクリーンで世界が賛辞を贈る映像美、体感してみてはいかがだろうか。

中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作『帰れない二人』予告編

画像: 中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作『帰れない二人』予告編 youtu.be

中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作『帰れない二人』予告編

youtu.be

【STROY】
移ろいゆく景色、街、心。それでも愛し続ける。
山西省の都市・大同(ダートン)。チャオはヤクザ者の恋人ビンと共に彼女らなりの幸せを夢見ていた。ある日、ビンは路上でチンピラに襲われるが、チャオが発砲し一命をとりとめる。5年後、出所したチャオは長江のほとりの古都・奉節(フォンジェ)へビンを訪ねるが、彼には新たな恋人がいた。チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆(シンジャン)ウイグル自地区を目指す。そして2017年がやってくる――。

第71回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品

監督・脚本:ジャ・ジャンクー(『罪の手ざわり』『山河ノスタルジア』)
撮影:エリック・ゴーティエ 
音楽:リン・チャン
出演:チャオ・タオ、リャオ・ファン
2018年/135分/中国=フランス
原題:江湖儿女/英題:Ash is Purest White
提供:ビターズ・エンド、朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド
(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved
Facebook : https://www.facebook.com/JiaZhangkeJP/
Twitter:@jia_zhangke

9月6日(金)Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか
全国順次ロードショー!

This article is a sponsored article by
''.