~ここではないどこかの物語~

本作は、俳優・染谷将太が監督した映画『清澄』のスピンオフとして着想され、同作のキャストであった、染谷将太、川瀬陽太が再登場。
そして、新たに女優・佐津川愛美を迎えいれ、荒唐無稽な「ここではないどこか」の物語りが展開される。

画像1: 『ECTO』© MITO ARTS FOUNDATION

『ECTO』© MITO ARTS FOUNDATION

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『ECTO』© MITO ARTS FOUNDATION

音楽家・渡邊琢磨が、映画本編の監督、脚本、編集、音楽を手がけ、抽象映像場面をBjork とのコラボレーションや、 Perfume の映像演出他で活躍する異色の映像作家・TAKCOM が担当。

撮影は、三宅唱監督『きみの鳥はうたえる』ほか、多岐に渡り活躍中の邦画界屈指の若手撮影監督、四宮秀俊が担当。

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公演当日は、渡邊琢磨の指揮による13 名の弦楽アンサンブル(徳澤青弦、鈴木正人、梶谷裕子、千葉広樹、波多野敦子ほか)が、サウンドトラックを生演奏し、映画内/外にある音を同化させる実験・試みをおこなう。

【作品】

虚構と現実の狭間にあるスペキュレイティブな” 冥界” では、目的不詳のビデオゲームのように人物と風景は並置され、不条理な事物が点在している。 霊体の台詞として引用される、ヴァルター・ベンヤミンや、カストン・バシュラールの言葉は空転し、弦楽のドローンや映画内環境音はデジタル加工され変容していく。

監督、脚本、編集、音楽: 渡邊琢磨

■渡邊琢磨(音楽家)
1975 年宮城県仙台市生まれ。高校卒業後、米バークリー音楽大学へ留学。大学中退後、ニューヨークに渡り、キップ・ハンラハンとの共同制作でアルバムをリリース。
以降、国内外のアーティストと多岐に渡り活動。 2004 年、内田也哉子、鈴木正人らとバンド'sigh boat’を結成。2007 年、デヴィッド・シルヴィアンからの要請で18 カ国30 公演のワールドツアーにバンドメンバーとして参加。同年、デヴィッド・シルヴィアンと’ World Is Everything' を共作(sleep walkers 収蔵)。
2014 年、徳澤青弦、梶谷裕子、須原杏、千葉広樹らと弦楽アンサンブルを結成。自身の活動と並行して映画音楽、舞台音楽など手がける。近年では、冨永昌敬監督『ローリング』(15)、熊切和嘉監督『DIRTY YELLOW BOYS』(16)、吉田大八監督『美しい星』(17)、染谷将太監督『ブランク』(18)、等々を担当。
20 年、弦楽アンサンブルとライブエレクトロニクスによる作品集成をリリース予定(Bjork、David Sylvian とのコラボレーション等で著名な米国の音響作家、Akira Rabelais との共作含)。

抽象場面監督: TAKCOM

■TAKCOM(映像作家)
CM、MV など広告映像を手がける傍ら、実験的なショートフィルム、映像インスタレーションなどを手掛ける。
近年の作品として、21_21 DESIGN SIGHT『写真都市展』においてウィリアム・クラインとのインスタレーション作品、ショートフィルム「Pessim」Top shorts にてBest experimental 他。「Noah flaw」はNowness にてフィーチャー、SIGGRAPH Asia、オーバーハウゼン国際短編映画祭他、十カ国以上の映画祭で選出他。Nosaj Thing「Cold Stares」(映像演出担当)Prix Ars Electronica 2016 にてAward of Distinction 受賞、Vienna Independent Shorts にてthe best international music video 受賞他。「森ビル 六本木ヒルズ -TOKYO CITY SYMPHONY」(映像演出担当)カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルCyber 部門 SILVER 受賞、ADFEST PROMO LOTUS/GOLD 賞、D&AD AWARD Yellow Pencil 受賞等。

*水戸芸術館での初回公演時には、染谷将太監督『清澄』の上映会ほか、ワークショップ、出演者によるトークイベントも同時開催。

■映画「清澄」(2015 年 10min カラー 16mm)
俳優・染谷将太の監督二作目。東京の東側に位置する川沿い地区。取り留めのない会話。存在と時間は虚構と現実の狭間でゆるやかにブレながら、やがて歪みと共に消失する。青く澄みきった空の下、隅田川は、きょうも静かに流れゆく。漂流する男たちによって繰り広げられる短編ファンタジー。
出演:染谷将太、川瀬陽太/
監督・脚本:染谷将太/撮影:佐々木靖之/撮影助手:下川龍一/録音:高田伸也/音楽:渡邊琢磨/編集:横山昌吾/プロデューサー:金林剛

水戸芸術館ACM 劇場プロデュース/ アフター・ザ・シアトリカル・デイズ

『 ECTO 』
ACM THEATRE PRODUCE / AFTER THE THEATRICAL DAYS
“ECTO” directed by Takuma Watanabe, featuring TAKCOM

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『ECTO』© MITO ARTS FOUNDATION

監督、脚本、編集、音楽: 渡邊琢磨

抽象場面監督: TAKCOM

出演:染谷将太 川瀬陽太/佐津川愛美

演奏:梶谷裕子、鈴木絵由子、吉田篤貴、高橋暁、帆足彩、波多野敦子、角谷奈緒子、大嶋世菜、橋本歩、徳澤青弦、千葉広樹、鈴木正人ほか

撮影:四宮秀俊
照明:秋山恵二郎
衣装:エドストローム淑子
録音:山口宜大
音響:中村督
助監督:上野修平
ヘアメイク:岩橋奈都子
小道具:高橋基史
特殊効果:伊東篤宏
音楽制作進行:濱野睦美

現場応援:冨永昌敬
美術作画・宣伝美術:鈴木聖
監督助手:平島悠三
制作:三好保洋
プロデューサー:西ヶ谷寿一
エグゼクティブ・プロデューサー:櫻井琢郎

【公演日】

2019年
5月25(土)13:00/17:00
5月26(日)14:00
※各回の冒頭に短編映画「清澄」(監督:染谷将太)が上映されます。

【料金】一般=3,000円/U-25(25 歳以下)=1,500円(全席指定・消費税込)
【会場】水戸芸術館ACM 劇場

【チケット取り扱い】

■水戸芸術館(9:30 ~ 18:00、月曜休館)
◎エントランスホール内チケットカウンター
◎チケット予約センター TEL 029-225-3555
◎ウェブ予約 https://www.arttowermito.or.jp/ticket/

■チケットぴあ
◎電話予約 0570-02-9999(Pコード:559-630)
◎ウェブ予約 http://t.pia.jp

【お問い合わせ】

水戸芸術館ACM 劇場(10:00 ~ 18:00、月曜休館)
TEL 029-227-8123 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8

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