細見美術館と貴重なコレクション

京都の細見美術館は、細見家三代のコレクションから成り立っています。
大阪を基盤に毛織物で財を成した初代細見古香庵こと細見良(1901~79)。初代の薫陶を受けながら、父と競うように新たな蒐集を行った二代目古香庵こと細見実(1922~2007)、いつかは美術館をという祖父の意志を継ぎ、それらの美術品の公開に踏み切った細見良行(1954~)。
美術館が京都・岡崎の地に開館したのは1997年3月のことでした。

今回、細見美術館は、そのコレクションから「若冲と祈りの美」と題して、伊藤若冲と宗教美術を掘り下げて展覧しています。

伊藤若冲と宗教美術

伊藤若冲(1716~1800)は、精緻な彩色表現や自由闊達な水墨画風で生きとし生けるものの姿を独自の視点で捉え、瑞々しい絵画世界を創り上げ、現代においても多くのファンを持つ江戸時代絵画を代表する絵師です。

若冲コレクションは、二代目古香庵が半世紀も前に若冲に開眼し集めたものでした。

初期の代表作「糸瓜群虫図」「雪中雄鶏図」をはじめ、館蔵の若冲作品の数々にその魅力を探ります。

画像: 伊藤若冲 海老図 江戸中期

伊藤若冲 海老図 江戸中期

画像: 伊藤若冲 糸瓜群虫図 江戸中期

伊藤若冲 糸瓜群虫図 江戸中期

対して初代古香庵は、特に仏画・仏像・和鏡といった平安・鎌倉の宗教美術をこよなく愛しました。
彼は神や仏に捧げられた美の造形の中にこそ真の尊さがあると信じ、その蒐集に心血を注ぎました。
重要文化財「刺繍大日如来像」、同「線刻十二尊鏡像」などいずれも小品ながら、穏やかな仏の笑みは今もなお、人々に美しく生きる心の在りようを示すかのようです。

画像: 重要文化財 金銅透彫尾長鳥唐草文華鬘 鎌倉前期

重要文化財 金銅透彫尾長鳥唐草文華鬘 鎌倉前期

画像: 重要文化財 線刻十二尊鏡像 平安後期

重要文化財 線刻十二尊鏡像 平安後期

「若冲と宗教美術」の共通点は、表現対象に真摯に向き合い、作り手の崇高な精神により美に昇華させたことでしょう。

自然や神仏への敬意を見事に造形化した日本美術の豊かさをいち早く見極め、蒐集した細見コレクションの真髄をお確かめに、是非足を運び、心ゆくまでご堪能ください。

若冲と祈りの美
開催概要

会場)細見美術館
京都市左京区岡崎最勝寺町6-3

会期)開催中〜2019年6月16日(日)

開館時間)午前10時 〜午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日)月曜日(4月29日、5月6日は開館、5月7日は休館)

入館料)一般 1,300円(1,200円)、学生 1,000円(900円)
※ ( )内は20名以上の団体料金
※ 障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示で団体料金にご優待

主催)細見美術館、京都新聞

お問合せ)075-752-5555

cinefil 読者チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「 若冲と祈りの美」展プレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上2組4名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効のこの招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2019年5月29日 24:00 木曜日

【記載内容】
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、当選無効となります。
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