ドイツ・ベルリンで開催されていたベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、HIKARI監督の長編作品『37 Second』が、同部門の観客賞と国際アートシアター連盟賞(CICAE ART CINEMA AWARD)をW受賞しました。

CICAEは、1956年に創立され、世界3000のARTCINEMAの映画館をネットワークし、映画の多様性を守るため組織で、ドイツ、フランス、オランダ、スイスなどで組織化されております。
映画評論家を中心として、世界の映画祭で授与されるFIPRESCI賞と同じく、CICAEの提供する賞はベルリン国際映画祭を始め世界の映画祭10以上で賞を設けています。
優れた作品の、配給を促進し支援する国際的な団体です。

HIKARI監督の作品は、脳性麻痺に苦しんでいる貴田夢馬という23歳の日本人女性の物語。彼女は漫画家になることを目指して、自己発見のために様々な経験をし、成長していくというストーリー。

主人公には全国の応募から選ばれた佳山明さん。他に神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、石橋静河などが出演している。

HIKARI監督
大阪市出身。脚本家、映画監督、撮影監督、プロデューサー。幼少の頃から合唱団を通じてミュージカルやオペラ、EXPOなどで舞台に立つ。南ユタ州立大学にて舞台芸術・ダンス・美術学部を学び、学士号を取得後、ロサンゼルスに移住。女優、カメラマン、アーティストとして活躍後、南カリフォルニア大学院(USC)映画芸術学部にて映画・テレビ制作を学ぶ。 卒業制作映画 『Tsuyako』(2011) で監督デビュー。DGA・米国監督協会で最優秀女学生監督賞を含む、合計47賞を受賞。第1回Lexus Short Filmでは日本人代表としてファンタジーアドベンチャー短編映画『A Better Tomorrow』 (2013)を制作、UULA配給ショートフィルム『キャンとスロチャン』(コメディー, 2014)、スバル・ドラマチックシネマシリーズなどを制作。ダンス短編映画『Where We Begin』 (2015) はトライベッカ映画祭でプレミア上映し最優秀短編映画ノミネーションを含む合計8賞を受賞。最近では初長編脚本作品『Cantering』がNHK・Sundance脚本ワークショップとFilm Independent Screenwriting Labに選出され、現在は来年の撮影に向け企画を進行中。
ロサンゼルスと東京を起点に活動し、Paradigm Talent Agencyに監督/脚本家として所属。

『37 Seconds』予告

画像: 37 Seconds (2019 Drama, Japan, 115 min) Teaser youtu.be

37 Seconds (2019 Drama, Japan, 115 min) Teaser

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