祝❗️入場者数20万人突破‼️

大阪市立美術館で9月22日よりロングランで開催中のルーヴル美術館展が、来る12月27日午前10時頃、ついに入場者数20万人を突破しました!おめでとうございます!これは快挙です!

20万人目の幸運な入場者は、茨木市からお越しの学生のお嬢様とお母様のお二人連れ。
記念品として大阪市立美術館館長より図録と複製原画と今回のルーヴル美術館展開催記念の為に作られた人気のお菓子ルーヴルッ子(クルミッ子のルーヴル版)の進呈がありました。
おめでとうございます!

ルーヴル美術館展 入場者数20万人突破記念セレモニー
大阪市立美術館
photo©︎cinefil

こちらがその「ルーヴルッ子」 ↓ 今だけ大阪市立美術館で購入できます。(お一人様3箱まで。でも売り切れてたらゴメンなさい。)
クルミが入った一口サイズの焼き菓子が5個入りです。病みつきになる美味しさ!

ルーヴル美術館展開催記念 ルーヴルッ子
photo©︎cinefil

大好評にお応えして、年明けの1月2日(水)の臨時開館も決定致しました。

20万人突破記念をお祝いして(便乗して)ちゃっかりcinefil 読者チケットプレゼントも拡大決定致しました。

cinefil 誌上においては既に今回の「ルーヴル美術館展」はご紹介済みですが、読者チケットプレゼント拡大に伴って、まだご覧になっておられない方のためにも記事を再掲載する運びとなりました。
せっかくなので加筆して画像を少々変えてお届けしてみます。

まだ足を運ばれていない方はどうかこの機会にルーヴル美術館の"顔"に会いに行かれませんか?
パリへのプチ旅行気分が味わえるかも?

ルーヴル美術館の全8部門が総力を結集!
古代から19世紀までの各部門を代表する肖像の傑作およそ110点が一堂に!

今回のルーヴル美術館展のテーマは「肖像芸術」。
『肖像』とは芸術の中でも最も長い歴史を持つジャンルなのです。

今回はルーヴル美術館の全8部門ー古代オリエント美術、古代エジプト美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、イスラム美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画ーが協力のもと、総力をあげて『肖像』に焦点を当てた特別企画です。

本家本元のパリのルーヴル美術館では、今回出品されている作品はどれも本来それぞれの8部門に分かれて展示されているので、このようなテーマで一箇所でまとめて展示され、観られるということは大変貴重な機会なのです。(そもそも本物のルーヴル美術館は簡単に行ける距離じゃありませんしね。)

同展は3000年以上遡る古代エジプトの棺用マスクにみる「記憶」のための肖像に始まり、フランス皇帝ナポレオン、王妃マリー=アントワネットらによる「権力の顕示」のための肖像、きらびやかな衣裳に身を包んだ男女や愛らしい子どもたちの人柄や個性を伝える肖像、そして16世紀の奇才アルチンボルドの人物画にみる多様なイメージを拡散する肖像まで、ルーヴル美術館の誇るコレクションおよそ110点ー絵画のみならず、彫像、墓碑、工芸品など多種多様ーを通して、肖像芸術の役割や表現上の様々な特質を中心に浮き彫りにするものです。

奥深い肖像芸術の世界を余すところなく紹介するかつてない展覧会をどうぞご堪能下さい。

展示以外のここにもご注目!

展示はエピローグ、プロローグを含めて全5章ですが、展示室の壁紙の色をそれぞれの展示に相応しい雰囲気の色合いに変えているので、その部屋ごとの世界観をどうぞお楽しみ下さい。

権力者の肖像の部屋の壁は赤。↓
中世のヨーロッパにおいて"赤"は富と権力の象徴だったとか。
戦隊もののヒーローもリーダーは赤ですものね。

画像: 手前:《トガをまとったティベリウス帝の彫像》 イタリア、カプリで発見(身体のみ) 40年ごろ(頭部); 50−60年(身体) 大理石 高さ 230cm 奥:《胴鎧をまとったカラカラ帝の胸像》 イタリア、ティヴォリで1769年(?)に発見 212−217年(頭部) 大理石 高さ 66cm photo©︎cinefil

手前:《トガをまとったティベリウス帝の彫像》
イタリア、カプリで発見(身体のみ)
40年ごろ(頭部); 50−60年(身体)
大理石 高さ 230cm
奥:《胴鎧をまとったカラカラ帝の胸像》
イタリア、ティヴォリで1769年(?)に発見
212−217年(頭部)
大理石 高さ 66cm
photo©︎cinefil

また、絵画の額装にもご注目を!
美術書や図録などでは普通は絵の紹介しかされませんが、実際の展示には当然ながら額が付いています。
それぞれの絵画に合わせて、時にはものすごく凝った額装がなされています。
これが実に美しい!
額装も絵画の一部としての素晴らしい芸術作品なのです。

左:《ヴィーナスとキューピッド》レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 1657年頃 
油彩/カンヴァス 118x90cm
右:《抒情詩のミューズ、エラとに扮したフランソワ・ジュヌヴィエーヴ・ド・ヴァランブラ・ド・ソンブルヴァルの肖像》ジャン=マルク・ナティエ 1746年 油彩/カンヴァス 138x105cm
photo©︎cinefil

左 ↑ の《ヴィーナスとキューピッド》は17世紀の巨匠・レンブラントによる肖像画。
レンブラント(1606-1669) は、神話画を使って最も身近な妻と娘の肖像制作をしました。

エピローグ
肖像の起源と言われる古代エジプトの2つの異なるマスク

死を受け入れようとする意識から肖像は生まれました。
古代エジプトでは、来世での生を死者に確約するために、亡骸をミイラにしました。
そして来世で生き永らえるという願いから、ミイラのためのマスクを製作しました。

しかし当初のマスク(写真右手前 ↓)は、故人に似せることよりも、来世での復活を願う理想化した美しい顔をかたどっていました。せっかく生まれ変われるのなら理想的な自分になりたいですものね。
立体的で整ったエキゾチックで美しい顔のマスクです。

もう一方の(左奥 ↓)2世紀後半の女性の肖像のマスクは、亡き人そっくりに似せた写実的な絵を平面な板に描き、棺に入れていました。(こちらの女性もなかなかのべっぴんさんです)
こちらの肖像画は、ミイラの顔につけて来世での永遠の生を約束しているのだそうです。

同じエジプトで制作されながら対極的な表現をなす2つのマスクは、あらゆる肖像作品に通じる「理想化・様式化」と「写実性・肖似性」という問題を象徴的に示しています。

左:《女性の肖像》2世紀後半 エジプト、テーベ(?)出土
右:《棺に由来するマスク》新王国時代、第18王朝、アメンへテプ 3世の治世(前1391-前1353年)エジプト出土
photo©︎cinefil

第1章 記憶のための肖像

第1章では、「人の存在を記憶する」という肖像の最も古い役割に焦点を当てながら、神々に捧げるため、あるいは子孫に残すために制作された、古代から19世紀までの様々な肖像を紹介します。

美術の教科書にも載っている有名な絵。↓
フランス革命期、急進的なジャコバン派の指導者として活躍したジャン=ポール・マラーは1793年7月、自宅で皮膚病の治療の為に湯に浸かっている時に対立する派の女性に刺殺されてしまいました。
この《マラーの死》は、その死の4ヶ月後に、同じくジャコバン派の一員であった画家ダヴィッド(1748-1825)が描いた肖像画が大好評だった為に数点作られたレプリカのうちの1点です。
死せるキリストの図像を取り入れたこの絵により、マラーは革命の「殉教者」に変容しました。

どこかで観たことがある作品を所有しているのは、さすが、世界三大美術館の一つ!

《マラーの死》ジャック=ルイ・ダヴィッドと工房 1794年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) /
Martine Beck-Coppola /distributed by AMF-DNPartcom

2章 権力の顔
権力の誇示として歴史を彩った時の権力者たちの肖像

肖像芸術が最も古くから担ってきた役割の一つは支配階級による「権力の顕示」です。

王や皇帝など最高権力をふるった君主にとって、自らの似姿である肖像は権勢を広く知らしめる最も有効な手段でした。
例えば貨幣などの君主の似姿は、権力の威光を各地に浸透させるのにうってつけでした。
そこには、誰が見ても君主だと分かるように、各時代・地域・社会の文脈に応じて構築された表現コード(決まった表現の仕方・表現上のルール)が用いられています。
この様に持ち運ばれる肖像は、「幕間劇」と称された2つのコーナーでお楽しみ頂けます。

男性の権力者ー伝統の力

縁の折り返された被り物と、頬から顎を覆う髭は、前3千年紀末期以降のメソポタミアの君主像の典型的な表現。↓ 実物は男性の握りこぶしぐらいの小ぶりな像ですが、存在感があります。

《王の頭部》、通称《ハンムラビ王の頭部》バビロン第1王朝、前1840年頃イラン、スーサ出土
Photo © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Raphaël Chipault /distributed by AMF-DNPartcom

フランスの太陽王・ルイ14世

フランス王室で太陽王の異名を持つルイ14世。

右 ↓ は父の逝去により5歳でフランス国王に即位したルイ14世の胸像。
古代ローマ皇帝になぞらえてローマ風の胴鎧を着用し、月桂樹を被り、5歳のあどけなさを残しながらも君主の風格を漂わせています。

その5歳のルイ14世が、大人になって正装したルイ14世の肖像画(左↓)をじっと見つめているように配置されています。

この《聖別式の正装のルイ14世》の元の絵は、18世紀前半を代表するフランスの画家イアサント・リゴー(1659-1743)が1701年に描いたルイ14世の肖像画で、今日世界的にもよく知られる傑作です。
それを王自身が気に入ったので工房で複製画が多数制作されました。
こちらはその原作の1/2のサイズのものです。

左:《聖別式の正装のルイ14世》イアサント・リゴーの工房 1702-1710年頃
右:《5歳のフランス国王ルイ14世》ジャック・サラザン 1643年頃
photo©︎cinefil

見どころ①
フランス皇帝として名を馳せたナポレオンの肖像が5点も!

皇帝として最高権力を手にしながらも、追放先の孤島で孤独な最期を迎えたナポレオン。
その激動の人生を、血気盛んな将軍姿から、戴冠式で皇帝になった栄光の瞬間を描いた絵画と、同じく戴冠式の姿の実物大以上の彫像、そして凋落して亡くなった後に作られたデスマスクまで、5点の作品でたどります。

《戴冠式の正装のナポレオン1世》は、原寸大より大きく作られています。
伝統的な戴冠式の正装で、一目でナポレオンとわかるように制作されています。
ナポレオンは自らの肖像表現に古代ローマの皇帝像とフランスの国王像を巧みに取り入れ、君主としての正当性を強調するイメージ戦略を行いました。

大理石なのに、衣装の細部が本当に細かいんです。この下 ↓の肖像画の《戴冠式の正装のナポレオン1世の肖像》と全く同じ忠実な再現がなされていてただただ感嘆です!展示室で実物をじっくり見比べてみて下さい。

《戴冠式の正装のナポレオン1世》クロード・ラメ 1813年
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado /distributed by AMF-DNPartcom

左 ↓は躍動感あふれる凛々しい若かりし日のナポレオンを描いた《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》。
栄光への階段を駆け上っていく瞬間を捉えたような勢いのある絵です。

右 ↓の《戴冠式の正装のナポレオン1世の肖像》は、伝統的な戴冠式の正装ー頭に金色の月桂樹の冠、白貂のマント、胸にレジオン・ドヌール勲章ーで描かれています。

左:《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》
アントワーヌ=ジャン・グロ 1796年 油彩/カンヴァス 73x59cm
右:《戴冠式の正装のナポレオン1世の肖像》アンヌ・ルイ・ジロデ・ド・ルシー=トリオゾンの工房 
1812年以降 油彩/カンヴァス 82x62cm
photo©︎cinefil

権威ある女性ーフランス王妃マリー=アントワネットの胸像も登場

フランスの権威ある女性と言ったらやはりこの人、断頭台の露と消えたフランス王妃マリー=アントワネット。

マリー=アントワネットを表したこのビスキュイの胸像は、目鼻をやや小ぶりにし、柔らかな表情に仕上げています。高く結い上げた髪はフランス王家のユリの紋章のついたリボンで飾られ、王妃の身分と権威を示しています。

作品自体は実物大の半分ぐらいのやや小さめのものですが、一目見てマリー=アントワネットだとわかります。
会ったこともない人なのに、いつの間にか現代に生きる私たちにも彼女のイメージが定着しているなんて、肖像の及ぼす影響力は計り知れませんね。

《フランス王妃 マリー=アントワネットの胸像》
セーヴル王立磁器製作所 ルイ=シモン・ボワゾの原作に基づく  1782年
Photo © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Peter Harholdt /distributed by AMF-DNPartcom

幕間劇 Ⅱ 持ち運ばれ、拡散する肖像
ーフランス国王類18世のミニチュアール・コレクション

《国王の嗅ぎタバコ入れの小箱》セーヴル王立磁器製作所 1819-1820年
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) /
Droits réservés /distributed by AMF-DNPartcom

画像: 《「国王の嗅ぎタバコ入れ」のためのミニアチュール48点》 マリー=ヴィクトワール・ジャコト 1796年 photo©︎cinefil

《「国王の嗅ぎタバコ入れ」のためのミニアチュール48点》
マリー=ヴィクトワール・ジャコト 1796年
photo©︎cinefil

第3章
コードとモード ー絵画の民主化に関わる肖像画たち

ルネサンス以降のヨーロッパでは、社会の近代化にともなってブルジョワ階級が次第に台頭し、有力な商人や銀行家から、さらに下の階層まで、肖像のモデルの裾野が広がっていきます。

こうした肖像は、古代より培われた上流階級の肖像表現のコード(決まった表現の仕方・表現上のルール)を踏襲しつつ、一方では各時代・地域・社会に特有のモード(流行)を反映しながら、実に多様な展開を遂げました。

男性の肖像ー伝統と刷新

ルネサンス期には胸像形式の肖像画が誕生していました。
当初は古代の硬貨やメダルを倣った完全な横顔の人物でしたが、次第に正面や斜めの肖像画が描かれるようになってきました。

この《赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像》はフィレンツェで活躍したボッティチェリ(1445年頃-1510)とその工房の作品。
やや斜めの涼しげな眼差しの青年は、当時のフィレンツェの上流市民の男性のコードである縁なし帽と長い髪の特有の装いをしています。

《赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像》サンドロ・ボッティチェリと工房 1480-1490年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado /distributed by AMF-DNPartcom

女性の肖像ー伝統と刷新

左 ↓の《エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像》を描いたのは、右の彫像 ↓のフランス王妃マリー=アントワネットのお気に入りの女流画家、エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン(1755-1842) 。
当時の世界的有名な女流画家で、王立絵画アカデミーのメンバーに4人しか存在しなかった女性の一人。

絵のモデルは伯爵夫人なので、従来ならば当時の貴族社会での流行の大きなスカートや高く結い上げたヘアースタイルでの絵画になるところ、古代ギリシアのようなシンプルでゆったりした服装に自然な髪型で描いているところが、肖像画に新しい風を持ち込んだと言われています。
画家とモデルが同性だからなのか、モデルのリラックスした自然な表情がいい感じです。

モデルの美しさを最大限に引き出すヴィジェ・ル・ブランの肖像画は、上流階級の女性たちの間で国際的に人気を博しました。

左:《エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像》
エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン 1796年
右:《エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン》オーギュスタン・バジュー 1783年 
photo©︎cinefil

見どころ②
ルーヴルが誇る肖像画の至宝《美しきナーニ》27年ぶりの来日

16世紀ヴェネツィア派の巨匠ヴェロネーゼによる《美しきナーニ》は、ルーヴル美術館が所蔵する数々のルネサンスの肖像画のなかでも、最高傑作の一つとして名高い作品です。
この至高の肖像画が、このたび27年ぶりに来日を果たします。

作者のヴェロネーゼ(1528-1588) は、ティツィアーノ(1488/90-1576) 、ティントレット(1519-1594) と並 んで、16世紀ヴェネツィア・ルネサンスの三大巨匠の一人に数えられます。

こちらの絵もコードが踏襲されています。
当時のヴェネツィアでは金髪は美人の条件だったそうで、日光に髪を晒して人工的に金髪にした貴族や娼婦もいたのだとか。
美しい金の宝飾品は彼女が裕福である証。
胸元が広く開いたドレスは、当時の既婚の女性にのみ許される服装。
胸に手を添えた仕草は夫への忠誠を表しています。
この神秘的な絵のモデルは不明で、それ故に、美しく慎み深い理想の女性像を描いたとも言われています。

《女性の肖像》、通称《美しきナーニ 》
ヴェロネーゼ(本名パオロ・カリアーリ)1560年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado /distributed by AMF-DNPartcom

子どもと家族

18世紀に入るまで子どもは小さな大人と考えられていて、絵の中でも堅苦しく人形のようでしたが、哲学者ルソーの思想により、子どもらしさが認められるようになりました。

下 ↓の子どもの肖像画は、18世紀のスペインの巨匠ゴヤ(1746-1828)が描いたスペイン王家に重用された貴族の一門ルイス・マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネスが2歳8ヶ月の時のもの。絵の中に、モデルの名前や銘文を示しています。

犬は忠誠を表し、貴族の嗜みの狩りの象徴とされていたので、ルネサンス以来犬を従えた全身像は貴族の肖像画の伝統的な形式でした。

この絵は、貴族であるということを示すとともに、小さな犬が子どもの遊び相手という、肖像画の形式の表現を踏襲しながらも絶妙なバランスであどけない子どもらしさを表しています。

《第2代メングラーナ男爵、ルイス・マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネスの肖像》
フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス 1791年
Photo © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Philippe Fuzeau /distributed by AMF-DNPartcom

エピローグ
奇怪な肖像は遊びと変容ーアルチンボルドの傑作が登場

16世紀後半に活躍した奇才の画家、ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593)の「四季」連作に属する2点の傑作《春》と《秋》が登場します。

《春》は季節の花々を、《秋》は季節の野菜で描かれた、人の横顔と理解できる紛れもない肖像画です。

横顔の肖像は古代のメダルから続く君主像の形式で、古代的な継承を示唆しつつ、きわめて洗練された政治的メッセージも隠しているんだとか。
単なる遊び心満点の絵かと思ったら、意味深な肖像画なのですね。

左:《春》ジュゼッペ・アルチンボルド 1573年
右:《秋》ジュゼッペ・アルチンボルド 1573年
photo©︎cinefil

「音声ガイド」ナビゲーターはオフィシャルサポーターの高橋一生さん

同展のオフィシャルサポーターで俳優の高橋一生さんが、モデルや芸術家にまつわるエピソードをたっぷり紹介。肖像に込められた様々な人の思いを紐解きます。
ポーズや装いにもご注目!その意味や、肖像の見方を分かりやすく解説します。

また、BGMは16世紀ヴェネツィアのリュート曲や、ルイ14世に仕えたリュリの音楽、 そしてベートーヴェンがナポレオンに捧げようとした交響曲第3番「英雄」など、作品と同時代、またゆかりの深い名曲もともにお楽しみいただけます。

【所要時間】 約35分(21点+ボーナストラック2点)
【当日貸出価格】550円(税込)

フォトスポットであなたもルーヴルの顔に仲間入り!

今回は洒落た写真スポットが登場!
真ん中があなたの指定席。顔を出したらたちまちあなたもルーブルの顔の一員に!

       《フォトスポット》大阪市立美術館 ルーヴル展の展示物
       photo©︎cinefil

「あなたの顔がルーヴルの肖像芸術に!」ーこんな楽しいお遊びも!

画像: 《あなたの顔がルーヴルの肖像芸術に!》 大阪市立美術館  ルーヴル展の展示物 photo©︎cinefil

《あなたの顔がルーヴルの肖像芸術に!》
大阪市立美術館  ルーヴル展の展示物
photo©︎cinefil

このナポレオン、目線がちょっと違う!
はい、実はこれ、私です。
ニセモノってわかりやすいように、流し目(?)でペコちゃんみたいに舌も出してみました。
最新の機械で、ほんの10数秒でこんな合成絵画の出来上がり!(左下の枠内が本物です)
機械が適当に絵画風の加工をしてくれるので、あ〜ら不思議、チョチョイのチョイであっという間に英雄ナポレオンのそっくりさんの出来上がり!
その後20秒間出来上がった合成写真を展示してくれるので、その間に写真撮影もOK!
絵柄は4種類から選べます。(絵柄は変わる場合があります)
私のように男性の肖像画に女性が合成するのもアリ!もちろんその逆も。
メガネもひげも味のある絵画に早がわり!
ただ、小さいお子さんが参加する時はカメラの高さまでちょっと補助してあげて下さいね。
加工は無料ですが写真はセルフでどうぞ。
面白いので行列はご覚悟あれ。

《あなたの顔がルーヴルの肖像芸術に!》
大阪市立美術館  ルーヴル展の展示物
photo©︎cin

「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ー 人は人をどう表現してきたか」
開催概要

会 場)大阪市立美術館
大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内))

会 期)2018年9月22日(土)〜 2019年1月14日(月・祝)95日間

開館時間) 午前9時30分〜午後5時(入場は閉館の30分前まで)

休 館 日 )月曜日(祝休日の場合は開館、翌火曜日休館。)、12月28日(金)〜 1月1日(火)

観覧料)一般:1600円(1400円)
    高大生:1200円(1000円)
※( )は団体料金で団体は20名以上。
※ 大阪市在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
※ 中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。(要証明)
※ 高校生は土曜日無料(要証明)

主 催)大阪市立美術館、ルーヴル美術館、読売テレビ、読売新聞社
後 援)在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
特別協賛)野村證券
協賛 )大成建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
協力) エールフランス航空/KLMオランダ航空、日本通運
企画協力)NTVヨーロッパ

公式WEBサイト)http://www.ytv.co.jp/louvre2018/

お問い合わせ)06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)

cinefil 読者チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「ルーヴル美術館展 肖像芸術」プレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効のこの招待券は非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2019年12月31日 24:00 火曜日

記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、当選無効となります。
4、ご連絡先メールアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名、アーティスト名
6、読んでみたい執筆者
7、連載で、面白いと思われるもの、通読されているものの、筆者名か連載タイトルを、5つ以上ご記入下さい(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるものの、筆者名か連載タイトルを、3つ以上ご記入下さい(複数回答可)
9、よくご利用になるWEBマガジン、WEBサイト、アプリを教えて下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。

抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。

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