東京の三菱一号間美術館において「フィリップス・コレクション展」が2019年2月11日まで開催されています。
米国で最も優れた私立美術館の一つとして知られるワシントンのフィリップス・コレクションは、裕福な実業家の家庭に生まれ、高い見識を持つコレクターであったダンカン・フィリップス(1886-1966)の旧私邸であった場所に位置しています。2018年には設立100周年を迎えます。1921年にはニューヨーク近代美術館よりも早く、アメリカでは近代美術を扱う最初の美術館として開館しました。フィリップスの常に鋭い取捨選択によって、コレクションの中核をなす作品群はいずれも質の高いものばかりです。

画像: 展示風景:ハインリヒ・カンペンドンク《村の大通り》1919 年頃 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:ハインリヒ・カンペンドンク《村の大通り》1919 年頃 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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本展では、この世界有数の近代美術コレクションの中から、アングル、コロー、ドラクロワ等19世紀の巨匠から、クールベ、近代絵画の父マネ、印象派のドガ、モネ、印象派以降の絵画を牽引したセザンヌ、ゴーガン、クレー、ピカソ、ブラックらの秀作75点を展覧します。

画像: 展示風景:フィンセント・ファン・ゴッホ《道路工夫》1889年 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:フィンセント・ファン・ゴッホ《道路工夫》1889年 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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画像: 展示風景:エドガー・ドガ《稽古する踊り子》1880 年代はじめ – 1900 年頃 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:エドガー・ドガ《稽古する踊り子》1880 年代はじめ – 1900 年頃 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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《稽古する踊り子》では、画家が頻繁に訪れ素描したル・ペルティエ通りのスタジオでの踊り子たちが描かれています。より表現的な線と鮮やかな色彩をもちいるようになったドガの晩年の様式で描かれています。練習用のバー、踊り子の両脚、両腕の位置は幾度も修正が施されましたが、ドガはそれを隠そうとはせず、観者にわかるように残しています。
会場にはダンカン・フィリップスの言葉も記されていて、思い入れが感じられます。

画像: 展示風景 photo©cinefil

展示風景
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画像: 展示風景:アンリ・ルソー《ノートル・ダム》1909 年油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:アンリ・ルソー《ノートル・ダム》1909 年油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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画像: 展示風景:アンリ・マティス《サン=ミシェル河岸のアトリエ》1916 年油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:アンリ・マティス《サン=ミシェル河岸のアトリエ》1916 年油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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三菱一号間美術館の歴史ある空間と一緒に楽しめるのも魅力です。
フィリップス・コレクションの三菱一号間美術館の外観はともに赤レンガ造りで共通しています。

画像: 展示風景:ウジェーヌ・ドラクロワ《海からあがる馬》1860 年 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:ウジェーヌ・ドラクロワ《海からあがる馬》1860 年 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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画像: 展示風景:アメデオ・モディリアーニ《エレナ・パヴォロスキー》1917 年 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:アメデオ・モディリアーニ《エレナ・パヴォロスキー》1917 年 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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画像: 展示風景:ジョルジョ・モランディ《静物》1953 年 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:ジョルジョ・モランディ《静物》1953 年 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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フィリップス・コレクション館長のドロシー・コシンスキー氏の日本の鑑賞者へのメッセージがあります。

「ダンカン・フィリップスが最初に訪れた外国は日本でした。1910年のことです。その際フィリップスは強い感銘を受け、浮世絵が近代西洋の芸術家に大きな影響を与えたことを知りました。
フィリップスは、日本の浮世絵師たちがマネやモネ、モリゾ、ドガ、ゴーギャン、ファン・ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、マティスなどの先駆けになったと記しています。これらの巨匠はすべて、今回の展覧会でその作品をご覧いただけます。
フィリップス・コレクションが100周年を迎える本年、名高い三菱一号館美術館との初の共同プロジェクトによって、国境を超えて人々を結びつける芸術の力を示すことができ、胸躍る思いです。」

画像: 展示風景:ワシリー・カンディンスキー《連続》1935 年 油彩/カンヴァス フィリップス・コレクション蔵 photo©cinefil

展示風景:ワシリー・カンディンスキー《連続》1935 年 油彩/カンヴァス
フィリップス・コレクション蔵
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ぜひ、フィリップスと日本との深い関わり合いに思いを馳せながら、秋のひと時をお過ごし下さい。

開催概要

会期:2019年2月11日(月・祝)まで
場所:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合、会期最終週とトークフリーデー、11月26日、1月28日は開館)、2018年12月31日(月)、2019年1月1日(火)
主催:三菱一号館美術館、フィリップス・コレクション、読売新聞社、日本テレビ放送網
後援:駐日アメリカ合衆国大使館
協賛:大日本印刷
協力:全日本空輸、日本貨物航空
公式HP:https://mimt.jp/pc
【問い合わせ】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

観覧料:一般1,700円/高校・大学生1,000円/小・中学生500円
※障がい者手帳持参者と付添1名まで半額。
※アフター5女子割は第2水曜日の17:00以降。当日券一般(女性のみ)1,000円。他の割引との併用不可、利用時に「女子割」での当日券購入の旨申し出が必要。

■限定メニュー
・タイアップランチ「The Modern」(前菜+メイン+パン+コーヒー or 紅茶) 2,160円(税込) ※提供時間 11:00~14:00
・タイアップデザート「Duncan's Favorite」スフレ・オ・ショコラとホワイトショコラムース ~ソースシトロンを添えて~ 972円(税込) ※提供時間 14:00~17:00
提供期間:2019年2月11日(月・祝)まで ※展覧会会期中限定
場所:Café 1894(三菱一号館美術館1F)

cinefil 読者チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「フィリップス・コレクション展」プレゼント係宛てに
メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効のこの招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2018年12月2日 24:00 日曜日

記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
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