今年の日本の映画館で一番熱い外国映画は、間違いなくボリウッドの「バーフバリ」だ。

その「バーフバリ」を日本に最初に紹介したのが、何を隠そう2年前の『京都ヒストリカ国際映画祭』である。

画像: 「バーフバリ伝説誕生」 ©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.

「バーフバリ伝説誕生」
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そこからじわじわと人気に火がつき、ぶっ飛んだトンデモ映像の連続と、ボリウッドではお馴染みの歌って踊るゴージャスな演出は、これまでインド映画を全く知らなかった人たちをがっちり取り込ん
で瞬く間に虜にしてしまい、噂が噂を呼び、ご存知のように今年に入って大ブレイク!
上映館は連日満員御礼、絶叫上映でさえコスプレ、鳴り物を持った老若男女がひしめき合い、「バーフバリ!ジャイホー!(バーフバリ万歳!)」を一斉に連呼した。

画像: 『バーフバリ 王の凱旋 <完全版>』 ©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.

『バーフバリ 王の凱旋 <完全版>』
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今年の京都ヒストリカ国際映画祭の前夜祭はその「バーフバリ伝説誕生」と「バーフバリ王の凱旋」の完全版の2本立てでスタート!もちろん絶叫上映。入り口で主催者がタンバリンを配る念の入りようで、満席なのに立ち見まで出る大盛況ぶりだった。

S・S・ラージャマウリ
1973年生まれ。テレビドラマの監督からスタートし、デビューして間もないNTRジュニアを主役にすえた初長編作品『Student No.1』(01)で興行的成功を収める。以降、メジャー俳優を主役にした大型娯楽作品を発表。ハエに転生した青年が、愛する人を守るため戦うアクションコメディー『マッキー』(12)や南インド映画らしい庶民の視点で生きる喜びや苦悩を歌い上げ、音楽、踊りなどが楽しめるラブマサラムービー『あなたがいてこそ』(10)が日本で公開されている。集大成として臨んだ『バーフバリ』2部作は、世界興収ですでに約418億円をあげており、まさにテルグ映画界きってのヒットメーカーにしてスター監督。

『バーフバリ 伝説誕生 <完全版>』予告

画像: 『BAAHUBALI: THE BEGINNING(原題)』 youtu.be

『BAAHUBALI: THE BEGINNING(原題)』

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『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』予告

画像: 「バーフバリの魅力」満載 待望の<完全版>『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』予告 youtu.be

「バーフバリの魅力」満載 待望の<完全版>『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』予告

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かくして10周年を迎えた京都ヒストリカ国際映画祭の幕は開け、続いて何が飛び出すか、まだまだ目が離せない。

京都ヒストリカ国際映画祭
会期 2018年10月27日(土)ー11月4日(日)

主催:京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会
(京都府、京都文化博物館、東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、巌本金属株式会社、株式会社ディレクターズ・ユニブ、立命館大学)
共催:KYOTO CMEX実行委員会
協賛:株式会社テスパック/三井ガーデンホテル京都四条/TSUKUMO
協力:京都クロスメディア推進戦略拠点/ヴェネチア国際映画祭/イタリア文化会館‐大阪/国際交流基金京都支部/国立映画アーカイブ/KYOTO V-REX実行委員会/出町座
後援:一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人外国映画輸入配給協会/一般社団法人日本映画テレビ技術協会
助成:芸術文化振興基金

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