ジョージア(グルジア)映画界の最長老エルダル・シェンゲラヤ監督が、21年ぶり85歳にして完成させた人生賛歌『葡萄畑に帰ろう』が、12月15日(土)より岩波ホールほか全国順次公開いたします。

画像1: 世界最古のワイン発祥の地ジョージア(グルジア)から届いたエルダル・シェンゲラヤ監督の21年ぶり最新作-辛口ワインのような人間賛歌『葡萄畑に帰ろう』予告!
画像2: 世界最古のワイン発祥の地ジョージア(グルジア)から届いたエルダル・シェンゲラヤ監督の21年ぶり最新作-辛口ワインのような人間賛歌『葡萄畑に帰ろう』予告!

かつてグルジアと呼ばれていたジョージアは、旧ソ連邦、コーカサス山脈 の南の歴史ある国。ジョージアはワイン発祥の地としても知られ、その
歴史はなんと 8000 年と言われています。周辺の国々に翻弄されてき たジョージアの人々は、独自の言語、宗教、そしてワインを守り続けてきました。ワインの大地・葡萄畑はまさにジョージアの魂であり、 本作『葡萄畑に帰ろう』は、そんなジョージアの魂=葡萄畑が広がる故郷への愛を謳いあげる人間賛歌です。ジョージア独自のクヴェブリという甕を使った伝統的なワイン製法は、2013年に世界無形文化遺産に登録されました。同年には和食も世界遺産に!
この度解禁となった予告編には、そんな目にも美味しいジョージアワインが登場します。

監督は「この映画をジョージアのワインにたとえるならば、有名な辛口の赤ワイン「ムクザニ」です。」というジョージア映画界の最長老、 名匠エルダル・シェンゲラヤ、85歳。故郷への愛を描きつつ、実際に政界に身を置いていたこともある監督自身の経験から生まれ た権力社会への痛烈な風刺を、名匠ならではの自由な想像力と大らかなユーモアで描いています。

画像3: 世界最古のワイン発祥の地ジョージア(グルジア)から届いたエルダル・シェンゲラヤ監督の21年ぶり最新作-辛口ワインのような人間賛歌『葡萄畑に帰ろう』予告!

この映画をジョージア(グルジア)のワインにたとえるならば、 有名な辛口の赤ワイン「ムクザニ」です。 ―――監督 エルダル・シェンゲラヤ

辛口ワインのような人間賛歌『葡萄畑に帰ろう』予告編

画像: ワイン発祥の地ジョージアから届いた人間賛歌『葡萄畑に帰ろう』予告編 youtu.be

ワイン発祥の地ジョージアから届いた人間賛歌『葡萄畑に帰ろう』予告編

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故郷に残した母のことはすっかり忘れ、政府の要職で大臣の椅子の座り 居心地を満喫しているギオルギ。妻を早くに亡くし、娘とは少し折り合いはわるいもの の、新しい恋まで手に入れた。それなのに、突然、大臣をクビに。ギオルギは災難に見 舞われるのだが...。

監督:エルダル・シェンゲラヤ 出演:ニカ・タヴァゼ、ニネリ・チャンクヴェタゼ、ナタリア・ジュゲリ、ズカ・ダルジャニア
2017 年|英題:The Chair|ジョージア(グルジア)|ジョージア語|99 分|カラー|DCP|
配給:クレストインターナショナル、ムヴィオラ

12 月 15 日(土)より岩波ホール他全国順次ロードショー

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