ロカルノ映画祭で初上映された、英国のアーティストで写真家のリチャード・ビリンガムの初長編監督デビュー作『Ray & Liz』の海外予告が公開されました。
アーティストとしては、今までにも世界で権威ある美術家に贈られるターナー賞にもノミネートされたり、ヴィクトリア&アルバート美術館やテートギャラリーのコレクションに所蔵されるなど多くの実績を残してきておりますが、初の長編の映画の作品となっております。

画像: twitter.com
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写真家としての代表作としては自身の父親を撮った「RAY'S A LAUGH」が有名ですが、タイトルの『Ray & Liz』とは、リチャード・ビリンガムの実際の両親のことで、アルコール中毒の父Rayとチェーンスモーカーの母Liz、そして弟を含む生活を中心に、彼の記憶に基づいた家族の物語です。

サッチャー時代のイギリスの公営住宅に住む普通の生活の日々での様々な家族のもめごとや、自身の孤独そして愛と喪失といった内容で、彼の両親の関係を思い出すように描かれており映画は、3つの章に分かれ構成されています。
予告からも、独自のリアリティのある生活が伝わってくる映像となっています。

今作は、ニューヨーク映画祭でのメインスレートで北米プレミアとなります。

『Ray & Liz』海外予告

画像: Ray & Liz - first trailer (dir. Richard Billingham) youtu.be

Ray & Liz - first trailer (dir. Richard Billingham)

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