チームラボって何? 「学ぶ!未来の遊園地」ってどんな展覧会?

「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」
え、一体どんな展覧会なの???
名前しか知らなかったので、取り敢えず運営側の説明を読んでみました。

『「チームラボ」とは、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジ集団。アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティの境界を超えて、集団的創造をコンセプトに活動している。』

ーふむふむ、要するにあらゆる分野の専門家が集まったデジタルのプロ集団ってことか。

『「学ぶ!未来の遊園地」とは、共同的で創造性(共創)な人間になるための教育的プロジェクトであり、実験的な場です。これまで、台湾、タイ、中国、アメリカ、インドネシア、南アフリカ等の海外各地や日本各地で開催され、常設展も日本、中国、ドバイで展開中。子どもから大人まで楽しめる展覧会で、2018年3月には国内・海外累計来場者数が600万人を達成しました。なお、チームラボとアートと「学ぶ!未来の遊園地」が融合した展覧会は2015年に東京・お台場で5ヶ月間開催され、約47万人が訪れました。2016年にアメリカで開催した際は、シリコンバレーで初めてアートが受け入れられたと評されています。2016年3月からは、シンガポールのマリーナベイ・サンズで常設展をオープン。同国の主要紙で第一面を飾るなど、世界各地で大絶賛されてきました。タイ、韓国、台湾、中国をはじめとする海外各地や、日本各地でも開催。』

ーで、そのプロ集団が各々の技術を駆使して創り世界各地で繰り広げた催しがどれも大絶賛の大盛況ってわけか〜。
その大人気のイベントがついに大阪上陸!
これはもう行くしかないですね!

子どもも大人も楽しめる!でも面白さを説明しにくい体験型デジタルアート

大人気ってことはわかったけれど、そもそも「学ぶ!未来の遊園地」って言葉だけではさっぱりイメージがわきませんよね。しかも教育プロジェクトって、何だかお堅いイメージ。

そこで実際に行って体験して参りました。

これが実に楽しい!
デジタルアートに体験を加えるとこうなるんだ!とこれまで持っていたデジタルへのイメージが大幅に覆されます。

これはハマります。

いやいや、何のことだかさっぱりわからない。
でしょうね。その楽しさを説明するのがこれほど難しいものもない。。。
ならば運営の説明を画像で補足しつつ拙い文章ながらできる限りお伝えしてみましょう。
構成は全部で7つ。
しばしお付き合いのほど。

花と共に生きる動物達

動物の体には、花々が生えている。花々は動物の体で生まれ、咲き、散って消えていく。人々が動物に触れると、花々は散っていく。花々が全部散ると、動物は消えていく。

teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

まず中に入ると長い通路があり、進行方向の左側を様々なカラフルな花を纏った動物たちがゆっくりと、道案内をしてくれるかのように行進しています。
もちろんその体は全身に花をまとっている為、動物の形以外は全くわかりません。

teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

入り口方向から次々と現れる動物たち。
動物の花に触ると、パーッと花びらが散っていき、動物たちの体や表情がチラチラ見えてきます。

teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

花が散って顔があらわになってきた動物たち。左から、チーター、牛、シマウマ。
みんな触っている人間をじーっと見つめています。

巨大!つながるブロックのまち

家やの形をした巨大なブロックを置いて、車や電車など、色々な乗り物を走らせ、運送を発展させることで、街を発展させていきます。同じ種類のブロックが近くに置かれると、それらは繋がって、乗り物が走り出します。ブロックをうまく繋げていくと、乗り物はどんどん進化していきます。ヘリコプターはビルから飛び、ヘリコプターから見た世界が、上部のスクリーンに映し出されます。
また、世界には川が流れていて、雨が降ると川が氾濫し、水が街に流れ込んでしまいます。しかし、池のブロックで、水路を遮り、水路を海につなげると、川の反乱が治ります。

説明に聞き入る大人たち。
足元には巨大なブロック群。
写真ではわからないけれど、足元の絵は絶えず動き続けています。

teamLab, 2017-, Interactive Digital Installation,
Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

壁には俯瞰した街が。天井のスクリーンには空中を飛んでいるヘリコプターからの街並みの画像が映し出され、常に変化しています。

teamLab, 2017-, Interactive Digital Installation,
Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

子どもたちは全身を使ってブロックを動かし始めました。するとどんどん街並みが変化します。

teamLab, 2017-, Interactive Digital Installation,
Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

小人が住まうテーブル

このテーブルは、小人たちが住んでいるテーブルです。
小人たちはテーブルの中で走り回っていて、こちらには気付きません。
しかし、テーブルの上に手を置いたり物を置いたりすると、小人達は気付いて、飛び乗ってきます。
置く物の形によって、小人たちはすべったり、ジャンプしたり、よじ登ったりします。

大きなテーブルの端っこを小人たちがちょこまかと忙しそうに走り回っています。
雲からは雨が、雨の下からは植物がニョキニョキ。
牛はコップの周りをぐるぐる回り、ミルクを出しています。
テーブルの画像は常に動き続けています。

teamLab, 2013-, Interactive Digital Installation
photo©cinefil

試しに手を置くと、小人たちがわらわらと集まってきました。
わっ、いつの間にか梯子がまで掛けられている!

teamLab, 2013-, Interactive Digital Installation
photo©cinefil

小人は住まう奏でる壁

この壁は、小人たちが住んでいる撫でる壁です、
小人たちは壁の中を走り回っていて、こちらには気付きません。しかし壁にキノコやツリー、長い氷の棒などをくっつけると、小人たちは気付いて、飛び乗って来ます。壁にくっつけたキノコなどの種類によって、小人たちはすべったり、ジャンプしたり、よじ登ったりします。様々な模様をくっつけることで、小人たちは大喜びで遊びます。
それから、上の方からは、ニコニコの種が落ちてきています。ニコニコの種がキノコなどに当たると、種類によって、色々な音色を奏でます。そして壁にくっつてた高さによって、その音色は音色の高さを変えます。キノコなどを色々なところにくっつけることで、壁は音楽を奏ではじめます。

teamLab, 2017-
photo©cinefil

小人たちの住むテーブルと同じ空間の壁がこの小人の住んでいる壁。
こちらもテーブルと同じで人の干渉によって次々と絵が変わります。
音色は実際に聴いてみて下さい。

滑って育てる!フルーツ畑

様々なフルーツが育つすべり台です。
坂には、色々なフルーツが育っています。そしてボールが飛び回っています。人は、太陽の光になって坂をすべります。
体がボールにぶつかると、太陽の光のエネルギーをもらったボールは、勢いよく飛んでいきます。勢いよく飛んだボールがぶつかることで、フルーツは育っていきます。ボールは色によってそれぞれ役割を持っています。
例えば、水色の水のボールが当たると、種は、芽を出し、つぼみをつけ、花を咲かせます。黄色のミツバチのボールは、花に当たって受粉していきます。花は受粉されてフルーツになります。フルーツにボールが当たると、新たな種がまかれていき、次の命へと繋がっていきます。

安全に配慮して担当の係員が誘導し、一回に4人ずつしか滑れないようになっているので小さなお子さんでも安心。実際に滑ると絵がどんどん変わるのは見ているのは楽しい!

teamLab, 2016-, Interactive Digital Installation,
Sound:teamLab
photo©cinefil

子どもが触れると(滑ると)スイカが割れたり花が開いたりとカラフルに変化。
実際に滑る人にとっては絵の変化はわかりづらいかもしれないけれど、単純に滑っても見ていてもかなり楽しめます。

teamLab, 2016-, Interactive Digital Installation,
Sound:teamLab
photo©cinefil

もちろん大人も滑れます。
が、大人になって体重が乗った分、思った以上に勢いよく滑るからご注意を!

グラフィティネイチャー ー山と谷

この作品は、みんなが描いた様々な生きものたちによって創られる自然の世界です。そしてみんながいる空間の中でどんどん広がっていきます。あなたが描いた生きものもこの場所のどこかにいます。探してみて下さい。

生きものたちは、他の生きものを食べたり食べられたりしながら、共に同じ一つの生態系をつくっています。あなたが描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると増えていきます。そして蝶は花がある場所で増えます。生きものたちは、他の生きものに食べられたり、他の生きものを食べられなかったりすると死んでいなくなります。

ワニは人が踏みすぎると死んでしまいます。そして、花は、あなたがじっとしているとたくさん咲きます。逆に踏んで歩き回ると散ってしまいます。

描いて生まれた生きものを探したり、花を咲かせたりしながら、みんなで創っていくこの世界の中を探検してみて下さい。

起伏のある山と谷を表したスペース。足元が滑るので、滑りにくい靴がオススメです。
じっと立っていると足元から花が咲いてきます。ちょっと嬉しい。
動物たちがチョロチョロ動く姿は可愛らしいです。
この動いている絵が、その場で描いてスキャンしたものだとは不思議。

teamLab, 2016-, Interactive Digital Installation
photo©cinefil

同行スタッフが試しに大急ぎで彩色してくれたタカの絵 ↓ を、担当のお姉さんにスキャンしてもらうと

画像: 「グラフィティネイチャー ー山と谷」スキャン用備品用紙 photo©cinefil

「グラフィティネイチャー ー山と谷」スキャン用備品用紙
photo©cinefil

あっという間にこの山と谷の入り口部分の坂の下から同じデザインのタカ ↓ が誕生!

teamLab, 2016-, Interactive Digital Installation
photo©cinefil

すぐさま翼を広げ ↓ 子どもたちの足元をすり抜けて羽ばたいて行きました。
描いた絵が動くって楽しい!

teamLab, 2016-, Interactive Digital Installation
photo©cinefil

スタッフの描いた先ほどのタカがメインの広い谷に合流!
子どもたちはここで走り回ったり転がったりと大はしゃぎ。動物や花を踏むと絵がどんどん変化します。

teamLab, 2016-, Interactive Digital Installation
photo©cinefil

動物は、カエル、トカゲ、ワニ、タカ、蝶、とあり、あらかじめ輪郭だけが描いてあるので(蝶は胴体のみ)備え付けのクレヨンで好きに模様を描いたり彩色したりできます。
花もあります。

「缶バッジファクトリー」の説明の展示パネル
photo©cinefil

描いた絵を缶バッジにしてくれるコーナーもあります。

缶バッジファクトリーの機械
photo©cinefil

まだ かみさまが いたところにいたころの ものがたり

壁に映し出された象形文字(山、木、鳥など)に触れると、その文字が持つ世界が表れ、物語が生まれます。他の体験者が呼び出した世界と、お互いに影響を与えながら物語創っていきます。例えば木には鳥が止まり、羊は犬に気が付くと、びっくりして逃げていきます。また、物語には触れることができ、羊に近づくとダンスをし、馬に近づくと逃げていきます。

カラフルな絵の背景の中に色々な形の不思議な象形文字(黒字)が次から次へと降ってきます。

Sisyu + teamLab, 2013, Interactive Digital Installation,
Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

その象形文字に触れると周りの情景がどんどん変化!一人より複数の人で触ったほうがより面白い結果に。雨が降ったり、雪模様になったり、蛍が飛んできたり、とあらかじめプログラミングされているけれど、複数の象形文字を同時に触ればどんな変化が起こるかは制作者にも未知なんだそうです。

Sisyu + teamLab, 2013, Interactive Digital Installation,
Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi
photo©cinefil

子どもたちは元気いっぱい、助走をつけて思い切りジャンプしながらタッチ!
絵の変化も楽しんでいました。

狙いは共同的な創造、共創(きょうそう)を楽しむ体験

『人間は他者と共に創造的な活動によって、この世界を創ってきたので、チームラボのアートは「人々の関係性を変化させ、他者の存在をボジティブな存在に変える」可能性にフォーカスを当てることによって個人的になりがちな創造的な活動を、他者と互いに自由のまま、共創的な活動に変えることができるのではないかという思いからこのプロジェクトが生まれました』とのこと。

実際に今回の展示は「大勢の人と関わってこそ生み出される新しい世界」ばかり。
制作者たちのプログラミングしたアートに、人の手が複数加わることによって、予期せぬ結果が次々に生まれていきます。

写真撮影OK。動きやすい服装で。

展示パネル
photo©cinefil

中はフラッシュや三脚を用いなければ個人で楽しむ為の写真撮影、ビデオ撮影はOKです。
滑りやすい靴はNG。動きやすい服装がベスト。
入り口には荷物を預ける無料ロッカーもベビーカー置き場もあります。
子どもは大はしゃぎ!大人も楽しめる。喜ぶ我が子を見るのも楽しい!
遊びながら学べるというコンセプトでお得要素たっぷりです。

いやこれ、騙されたと思って是非親子で足を運んで下さい。

下手したら熱中症になる異常気象の炎天下に出かけるのなら、この体験型アート、チームラボでデジタルな体験をしながら親子で楽しく涼しく体を動かせます。

もちろん大人だけでも十分楽しめますよ。

開催概要

会場)あべのハルカス美術館
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-14-43

会期)2018年7月13日(金)〜9月2日(日)

開館時間)10:00〜20:00(入管は閉館30分前)✳︎会場の混雑状況により変更することがあります。

休館日)7月23日(金)、30日(月)、8月6日(月)

料金)大人 1400円、中高生 1000円、子ども(3歳以上)600円
✳︎2歳以下 無料
✳︎障害者手帳をお持ちの方は美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添いの方1名まで当日料金の半額(要証明)

主催)あべのハルカス美術館、MBS、読売新聞社、チームラボキッズ
共済)ぺんてる、キレイキレイ

公式サイト)https://futurepark.teamlab.art/event/abenoharukas
問い合わせ)06-4399-9055(あべのハルカス美術館)

cinefil 読者チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「チームラボ展」プレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2018年7月30日 24:00 月曜日

記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
  建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、
  当選無効となります。
4、ご連絡先メールアドレス、電話番号
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7、連載で、面白いと思われるもの、通読されているものの、筆者名か連載タイトルを、
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8、連載で、面白くないと思われるものの、筆者名か連載タイトルを、3つ以上ご記入下さい
 (複数回答可)
9、よくご利用になるWEBマガジン、WEBサイト、アプリを教えて下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。
   また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます

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