本日閉幕する中国最大の映画祭「第21 回上海国際映画祭」。
コンペティションのひとつアジアの新人監督、俳優を対象とした「Asian New Talent Award」部門で、『わたしたちの家』の清原 惟監督が最優秀監督賞を獲得しました。

画像: トロフィーを持つ清原 惟監督

トロフィーを持つ清原 惟監督

「Asian New Talent Award」5名の審査員からは
「独自の映画話法を用い、緻密かつシンプルな映画表現で、人と人との関係、そして「家」というものを捉えなおす、独創的な作品」と評されました。

審査員長:施南生(映画プロデューサー・香港)
審査員:Rayan Martin(映画監督・フィリピン)、宋佳(女優・中国)、Midi Z(映画監督・ミャンマー)、曾剑(撮影監督・中国)

画像: ©東京藝術大学大学院映像研究科

©東京藝術大学大学院映像研究科

清原監督からの喜びのコメント

「このような賞をいただけて本当にに光栄です。
この映画を一緒に作ってくれたスタッフ、キャストの皆さん、観客の皆さん、関わってくださった全ての方に感謝いたします。
大学院の修了制作として作った小さな映画が、たくさんの方に観ていただける機会をくださった上海国際映画祭に感謝いたします。
新しい映画の形を探求したいという気持ちを持って作り始めた映画ですが、撮影の時は困難なことがたくさんありました。
新しいことに挑戦するということは常に困難がつきまといます。
どこに向かっていくのかわからなく不安な時があっても、最後まで作り続けることができたのは、スタッフ・キャストの皆さんがこの映画を信じてくれていたからだと思います。
そして、たくさんの観客の皆さんが観てくださるという機会を経て、この映画はさらに豊かに成長したと思います。
素晴らしい機会を与えてくださり本当にありがとうございます。」

画像: 壇上に立つ清原 惟監督

壇上に立つ清原 惟監督


昨年の第39回ぴあフィルムフェスティバルにて「PFFアワード2017」グランプリに輝き、その後、PFFが海外窓口となりベルリン国際映画祭、香港国際映画祭、ニューヨーク・New Directors/New Filmsなど世界への紹介を続けている『わたしたちの家』。

先日はブラジルのクリチバ国際映画祭でもグランプリを受賞し、今後も台北映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭、メルボルン国際映画祭など続々と上映が決定する人気作となりました。

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