6/30(土)にシネマハウス大塚でドキュメンタリー映画「アヒルの子」&「私の非情な家」の上映会が開催されることとなりました、
どちらも、DVD化とネット配信を行っておらず、今回の上映を逃すと当分観ることが出来ない幻の作品。両作品とも昨今世間を賑わせているハラスメント問題がテーマとなっており、昨今世間を賑わせているハラスメント問題について、映画を通してより深く考える貴重な機会となります。

『アヒルの子』(監督:小野さやか/2011年/92分)

画像: 『アヒルの子』(監督:小野さやか/2011年/92分)

<コメント>

●園子温(映画監督/詩人)
家族は荒野だ。この若く魅力的な女性作家は、この荒野を一人で、勇気を持って横断していく。愚直なままでの素晴らしい誠実さで描かれた、この驚異のドキュメンタリーは、女の子バージョンの「ゆきゆきて、神軍」である。傑作であるばかりか、行き着く先は神がかかってすらいる。誰もが感動しないわけにはいかないだろう。
●原一男(映画監督/大阪芸術大学映像学科教授)
なぜ人を傷つけることを恐れるのだろう?なぜ自分が傷つくことを避けるんだろう?傷つけ、傷つけられることで、はじめてお互いが理解できるし、共感と尊敬の念が起きてくる。コミュニケーションとは、戦いなのである。傷つけ、傷つけられることを避けたがる今時の若者たちの風潮に対して、小野さやかは果敢に宣戦布告した。「アヒルの子」は、その戦いの記録である。が、ここに勝者はいない。小野自身が傷つき、血を滴らせて呻いている。その姿が切なく、胸を打つ。

映画『アヒルの子』予告編

画像: 映画『アヒルの子』予告編 www.youtube.com

映画『アヒルの子』予告編

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<ストーリー>
「家族」の中での「いい子」の「私」。「私」は「わたし」を取り戻すために、「家族」を壊す決意をした。家族を離れ、東京で一人暮らしをしながら専門学校に通う小野さやかは、自らの内面に巣食う生きがたさに悶え苦しんでいた。自分は価値がない、誰にも愛されていない、必要とされていない、生きる意味がない・・・・。
その原因は彼女が5歳の時に家族の下を離れ、ヤマギシ会の幼年部に1年間預けられたことから端を発する。その一年間を彼女は家族から「捨てられた」と思い、2度と捨てられないために「いい子」を演じてきた。しかし、彼女は「いい子」であり続けてきたことが自分自身を苦しめていることを発見し、自らを解放するため自分の内面を縛り付けている「家族」一人一人と対峙する決意をする。怒り、憎しみ、悲しさ、寂しさー。全ての感情を家族にぶつけた彼女が行き着く先とは・・・。

『私の非情な家』(監督:アオリ/2013年/75分/韓国)

 ※山形国際ドキュメンタリー映画祭2015・日本映画監督協会賞受賞

画像: 『私の非情な家』(監督:アオリ/2013年/75分/韓国)

<コメント>

●滝田洋二郎(映画監督)
カメラの前で父を訴えた少女の内面を力強く、的確に捉えていた。自分の映画が他人の人生に介入し、かつ監督自身の人生も変わっていく。その姿に感動した。

『私の非情な家』海外予告

画像: My No-mercy Home (2013) English Trailer www.youtube.com

My No-mercy Home (2013) English Trailer

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<ストーリー>
自分の話を聞いてほしいと監督に声をかけたイルカは、中学時代に父親から性的暴行を受けていた。父親をかばう母親や親族たちに心が折れそうになりながらも、家族と一緒に住む二人の妹を守るため、また何より自分自身を取り戻すために父親を裁判にかけたイルカ。学業と生活を何とか両立させ、彼女を信じてともに闘う支援団体の人たちや監督に見守られながら、法廷の証言台に立つ。

日 程: 2018年6月30日(土)
時 間: 
「アヒルの子」11:00〜・15:45〜
「私の非情な家」13:30〜・19:00〜
会 場: シネマハウス大塚(JR山手線「大塚駅」北口から徒歩7分)
http://cinemahouseotsuka.com/access/
主 催: 東京サロンインディアン (https://www.facebook.com/tokyosalon/
作品提供: 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭、ノンデライコ

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