2014年に撮影されたものの、数々のスキャンダルに巻き込まれていた『London Fields』の公開に向けての予告が、海外メディア「VALTURE 」で独占限定公開されました。

1989年に発表されたイギリスの小説家マーティン・エイミスの原作「London Fields」は、もともとデヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化券をとった作品ですが、その後二転三転し、最終的に数多くのMVやコマーシャルを手がけグラミー賞やエミー賞などを受賞しているマシュー・カレン監督の長編映画のデビュー作として製作が進められていました。

そして、2015年のトロント国際映画祭の特別プレゼンテーション部門で上映されるように決まっていましたが、アンバー・バードなどが出席を拒み、監督に編集権を与えるように訴え、突然の上映中止となる騒動にー。
最終の編集権(ファイナル・カット)を持っていない監督のマシュー・カレンが、勝手に編集されたというところで、映画のプロデューサーを訴えた後、今度は、逆に納期が守られなかったと訴えられ、またアンバー・バードの契約上のヌードシーンなどが撮影されていないという問題から、プロデューサー側がアンバー・バードに対しても1000万$を訴えるという大騒動になり、両者のあまりの意見の相違からもお蔵入りも危ぶまれていた作品です。

アンダー・バードのほかにも、ジム・スタージェス、テオ・ジェームズ、カーラ・デルヴィーニュ、ジェイミー・アレクサンダーそして、ビリー・ボブ・ソーントンや当時はアンダー・バードの夫だったジョニー・デップもカメオ出演しているという豪華な作品なんですが--。

アンバー・ハード自身、女優としては今作の撮影以降も『リリーのすべて』や『アクアマン』など順調ですが、私生活ではジョニー・デップとの結婚、離婚、DV疑惑、著名な実業家イーロン・マスクとの交際、破局などスキャンダラスな話題が多く--そんなところも逆にスターらしく気になる存在となっています。

では、予告をどうぞ。

画像: London Fields Trailer youtu.be

London Fields Trailer

youtu.be

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