カルラ・シモン監督長編デビュー作『悲しみに、こんにちは』(『SUMMER1993』(英題))が 7 月下旬よりユーロスペースほか全国順次公開する運びとなりました。

スペインの新星、女性監督カルラ・シモンが描くのは少女の特別な“ひと夏”。

無邪気さと繊細さをあわせ持つ思春期前の少女の心の動きを、美しいカタルーニャの風景を舞台に丁寧に描写した本作は、ベルリン国際映画祭、ゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)などの新人賞を受賞。
ベルリン国際映画祭をはじめとして各国の映画祭でその名を轟かせ、2018 年アカデミー賞の スペイン代表にも選出される。さらに世界で最も辛口の映画批評サイト「ロッテン・トマト」で 100%Fresh の最高評価を獲得するなど世界中を魅了しました。

画像: 2018年カンヌ国際映画祭「ウーマン・イン・モーション・アワード」受賞! 世界の映画界で注目の新鋭女性監督 カルラ・シモン-長編デビュー作日本公開!

監督自身の幼少期の記憶や出来事を元に、誰もが記憶の片隅に持っている物語をフィルムに刻みつけた少女映画の名作が、遂に日本公開!

本作で長編デビューを飾る、カルラ・シモンは、是枝裕和監督の 『万引き家族』が最高賞を受賞したことで話題のカンヌ国際映画祭 にて「ウーマン・イン・モーション・アワード」を『ワンダーウー マン』(17)のパティ・ジェンキンスとともに受賞。

この賞は、ケリングとカンヌ国際映画祭が、映画界で活躍する女性を称え、業界における男女平等の必要性を訴えるためのもので、昨年はフランスの名女優イザベル・ユペールが受賞しました。
そんな話題のシモン監督が、自身の子供の時の体験や記憶を元に、少女の複雑で単純な心の動きを見事に描き出しました。

画像1: 監督自身の幼少期の記憶や出来事を元に、誰もが記憶の片隅に持っている物語をフィルムに刻みつけた少女映画の名作が、遂に日本公開!
画像2: 監督自身の幼少期の記憶や出来事を元に、誰もが記憶の片隅に持っている物語をフィルムに刻みつけた少女映画の名作が、遂に日本公開!
画像3: 監督自身の幼少期の記憶や出来事を元に、誰もが記憶の片隅に持っている物語をフィルムに刻みつけた少女映画の名作が、遂に日本公開!

実話から生まれた少女映画の名作誕生!!
小さな子どもから少女へと至る、人生でもっとも異質な時間。 幼き心がはじめて生と死に触れる“特別な夏”を瑞々しく描く、心揺さぶる記憶のフィルム。

ヒロインの少女・フリダの表情が印象的なメイン ビジュアルが解禁しました。
「かつて少女だった私たちへ―」という 鮮烈なキャッチコピーとともに、黄色の車から顔を出すフリダの可愛らしさが目を引くビジュアルです。

画像1: 実話から生まれた少女映画の名作誕生!! 小さな子どもから少女へと至る、人生でもっとも異質な時間。 幼き心がはじめて生と死に触れる“特別な夏”を瑞々しく描く、心揺さぶる記憶のフィルム。

また本作は、世界で最も辛口の批評サイト「ロッテン・トマト」で 100%FRESH の最高点を獲得すると同時に、すでに海外の批評家からは、
「絶対に見るべき才能」(THE HOLLYWOOD REPORTER)、
「忘れがたい名作」(SCREEN INTERNATIONAL)
などの高評価を得ております。

画像2: 実話から生まれた少女映画の名作誕生!! 小さな子どもから少女へと至る、人生でもっとも異質な時間。 幼き心がはじめて生と死に触れる“特別な夏”を瑞々しく描く、心揺さぶる記憶のフィルム。

詩人の谷川俊太郎さん、美術家の奈良美智さん、絵本「わたしのワンピース」の西巻 茅子さん、など日本公開に際し著名人の方々から絶賛のコメントが続々と到着しました。

少女フリダの愛くるしい顔と無言の行動にひそむ、苦しく悲しい孤独....涙はフリダを解放しただろうか?
ー谷川俊太郎 詩人

まるで三人称視点で撮られた POV(一人称)映画のようです。シモン監督の自伝的作品であり、私の自伝でも あり、あなたの自伝でもあります。夏休み、田舎、おじさんとおばさん、大人だけの会話、ひとり遊び、い とこ、お祭り、誰にとっても身に覚えのある映画。
ーいがらしみきお 漫画家

フリダの表情、仕ぐさの中に女の子の全てを感じることができる。最後に泣いているフリダを観て、あゝ彼 女は、いい夏を過したんだと思えた。泣けることは、素晴らしい。
ー西巻 茅子 絵本作家/『わたしのワンピース』著者

頑なで張り詰めた少女の心と、あたたかさを求める子どもの本能。ふたつが田舎の美しい光の中、拮抗して いる。「泣いたって、いいんだよ!」わたしたちも伸ばした手をもてあます大人達のひとりになるだろう。
ー今日マチ子 漫画家

主人公のひと夏の始まりは、僕の心を孤独感で揺さぶるが、小さき者はいつの間にか成長していく。それに 気付く時、彼女の生きる世界の何気ない美しさも見えてくるのだ。
ー奈良美智 美術家

画像3: 実話から生まれた少女映画の名作誕生!! 小さな子どもから少女へと至る、人生でもっとも異質な時間。 幼き心がはじめて生と死に触れる“特別な夏”を瑞々しく描く、心揺さぶる記憶のフィルム。

[STORY]
フリダは、荷物がダンボールに詰められるのを静かに見つめていた。
その姿は、まるで母親が最後に残していった置物のようだ。
両親を“ある病気”で亡くし一人になった彼女は、バルセロナからカタルーニャの田舎へ引っ越し、 若い叔父夫婦の元で暮らすことになる。叔父と叔母、そして幼いいとこのアナは、家族の一員としてフリダを温かく迎え入れるが、新しい家族として暮らすには互いに時間がかかり・・・。

脚本・監督:カルラ・シモン
製作:バレリー・デルピエール
出演:ライラ・アルティガス、パウラ・ロブレス、ブルーナ・クッシ、
ダビド・ヴェルダグエル、フェルミ・レイザック
撮影:サンディアゴ・ラカ 編集:ディダク・パロ、アナ・プファ
2017 年/スペイン/カタルーニャ語/100 分/英題:SUMMER1993/日本語字幕:手束紀子
配給・宣伝:太秦、ノーム

7 月下旬、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開!

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