国民が立ち上がり、国と闘った韓国民主化闘争の衝撃の実話を描いた『1987、ある闘いの真実』(原題:1987 When the Day Comes)が、9月8日(土)にシネマート新宿ほかにて全国公開することが決定!
この度、先日発表された韓国の権威ある映画賞のひとつ、第54回百想芸術大賞の映画部門にて最高賞の「大賞」、脚本賞、最優秀男優賞(キム・ユンソク)、助演男優賞(パク・ヒスン)の最多4部門受賞を果たした話題作の日本オリジナルポスターが解禁となりました!

画像: ©2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED

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今回解禁となった日本オリジナルポスターには、北分子の徹底排除に信念を燃やす南営洞警察のパク所長を演じたキム・ユンソク、学生の死を隠ぺいしようとする警察に対峙するチェ検事役のハ・ジョンウという、韓国映画界をけん引する人気実力派俳優二人の姿を中心に、危険を顧みず運動家に手紙を運ぶ看守役のユ・ヘジン、拷問死の真相を隠蔽するために逮捕されるチョ刑事役のパク・ヒスン、『お嬢さん』で注目され、本作では看守の姪を演じるキム・テリなど、この事件にかかわる中心的な人物が配され、争乱の中、骨太の人間ドラマが展開されることを予感させるビジュアルとなっている。 

特にパク所長を演じたキム・ユンソクは実在の人物に最大限に似せるため、額の前髪の生え際をあげ、権威と頑固さを表現するためマウスピースをつけるなどのこだわりをみせ、その風貌の変化はポスターからも感じ取れるだろう。

その時、歴史を変えたのは、普通の人々の信念だったー。

1987年、日本がバブルに入ったばかりで国中が浮かれていた時代、飛行機でたった3時間の隣の国、軍事政権下の韓国では真の民主化からほど遠い日常があったー。

ソウルオリンピックを翌年に控えたこの年は、今日の韓国社会の礎となった最も劇的な年であり、人々の良心や行動がそれぞれの人生と国家を変えた1年となった。一人の大学生の死を発端に、国民の国への不信と怒りはやがて韓国全土を巻き込む民主化闘争のうねりとなって広がっていく。 『1987、ある闘いの真実』は国の歴史を変えた勇気ある普通の人々の物語であると同時に、我々自身と向き合う機会となる作品である。

監督は『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013)で狂気の境界線にいる登場人物たちを描き出したチャン・ジュナン。本作でも民主化闘争に関わった人々がどのようにして正義のために闘ったのか、それぞれのキャラクターを明確に描きつつ、まるでサスペンス映画を見ているような畳み掛ける展開で観る者を一気にひきこんでいく。

さらに、劇中で描かれた「1987年」という激動の時代を生きた人々を演じ切った豪華なキャストからも目が離せない!

このほか、学生デモに立ち上がる大学生をカン・ドンウォン、警察にマークされている運動家をソル・ギョングが演じていることも見逃せない。
「誰もが驚愕する。これは、わずか31年前の事件―」というコピーが示すように、近くて遠いと言われてきた隣国・韓国に起こった1987年の衝撃の出来事を、我々はスクリーンで新たに目撃することになる。

 一人の大学生の死が国民の心に火をつけた! 1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。徹底的に北分子を排除したい南営洞警察のパク所長(キム・ユンソク)が指揮する取り調べは、日に日に激化していた。そんな中、ソウル大学の学生が行き過ぎた取り調べ中に死亡する。隠ぺいのために警察は親にも遺体を見せず火葬を申請するが、何かおかしいと感じたチェ検事(ハ・ジョンウ)は検死解剖を命じる。解剖により学生は拷問致死であったことが判明するが、政府は取り調べをした刑事二人を逮捕することで事件を終わらせようと画策する。
これに気付いた新聞記者、刑務所看守らは、事実を白日のもとにさらそうと奔走するが、警察による妨害もエスカレートしていく。また、拷問で仲間を失った大学生たち(カン・ドンウォン)も立ち上がろうとしていたー。
一人の大学生の死から始まった、韓国全土を巻き込む民主化闘争を描く衝撃の実話。

監督:チャン・ジュナン(『ファイ 悪魔に育てられた少年』、『カメリア』)
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、ソル・ギョング、カン・ドンウォン、パク・ヒスン、イ・ヒジュン、ヨ・ジング
原題:1987 When the Day Comes /2017年/韓国/カラー/129分  
©2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED
提供:ツイン Hulu
配給:ツイン   
宣伝協力:ブレイントラスト

9月8日(土)シネマート新宿ほか、全国順次ロードショー      

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