8月4日(土)よりYEBISUGARDEN CINEMAほか全国順次公開で、『マルセルの夏』『マルセルのお城』が2作品同時公開で リバイバル上映されることが決定致しました。
本作はフランスの国民的作家・劇作家・映画人であるマルセル・パニョル(1895-1974)が
1957 年から 60 年にかけて発表した自伝的作品「少年時代」3 部作のうち「1 父の大手柄」
「2 母のお屋敷」に「3 秘め事の季節」の一部を加えて映画化された 2 作品です。

原作はフランスで教科書にも取り上げられ、大ベストセラーとなった新しき古典作品とも言えます。 映画は 1990 年に製作され 2 部作とも大ヒット、日本でも 91 年に劇場公開され人気を博しました。

20 世紀初頭の南フランスが舞台となるプロヴァンスの一家族の物語で、フランス人にとっては心の故郷そのものと言える景色や幼き日のエピソードが綴られています。

この度のリバイバル上映では、映像と音のデジタルリマスター4K 版で、さらには字幕も松浦美奈氏 により改訂し、日仏交流 160 年に際して世界初公開となります。

画像: ©gaumont-tf1 films production

©gaumont-tf1 films production

『マルセルの夏』
お針子と教師の間に生まれたマルセルは、幼いうちから読み 書きに秀でた少年。やがて弟、そして妹も誕生したパニョル一 家は、夏のヴァカンスを過ごすため、ローズ伯母とその夫ジュ ール伯父が借りている丘陵のヴィラに向かう。狩猟の名人で ある伯父は初心者の父ジョゼフを狩猟に誘う。マルセルが初 めて目にする頼りない父親だったが、しかし彼はついにヤマウ ズラの王バルタヴェルを仕留める。やはり父はヒーローだっ た。マルセルは大いに自慢に思うのだったが、それはまた、夏 休みの終わりを告げていた。マルセルは愛するこの丘と、ここ で知り合った無二の大親友のもとに留まる策を見つけなけれ ばならない...
■ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞 最優秀外国語映画賞
■シアトル映画祭 観客選出最優秀作品賞

『マルセルのお城』
再び休暇が訪れ、丘に戻ったマルセルは、そこで初めての恋と ほろ苦い別れを体験する。やがてパニョル一家は、母の計らい で毎週末をラ・トレーユ村の丘陵のヴィラで過ごし始める。ただ そこは、多くの荷物を抱えて歩いていくには駅からとてつもなく 遠く、父の教え子の助けもあって、いくつかの大きな邸宅の庭先 を抜けて近道をしていた。が、ある日、頑固で容赦ない邸宅の 管理人に見つかり、母は卒倒してしまう...。後年、大人になり成 功者となったマルセルはお城を買うのだが...

キャスト:フィリップ・コーベール/ナタリー・ルーセル/ディディエ・パン/テレーズ・リオタール/ジュリアン・シアマーカ/ ヴィクトリアン・ドラマール/ジョリ・モリナス/ジャン・ロシュフォール(『マルセルのお城』のみ)

スタッフ:
監督 イヴ・ロベール
原作 マルセル・パニョル
脚本 ジェローム・トネール/イヴ・ロベール/ ルイ・ニュスラ(『マルセルの夏』のみ)
音楽 ウラジミール・コスマ/撮影 ロベール・アラズラキ/編集 ピエール・ジレッド/ 美術 ジャック・デュジエ/録音 アラン・サンぺ/衣裳 アニエス・ネーグル/製作 アラン・ポワレ
『マルセルの夏』 1.85:1105分/『マルセルのお城』 1.85:198分

8 月 4 日(土)より YEBISU GARDEN CINEMA ほか、全国順次公開!

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