ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞・アカデミー賞外国語映画賞トルコ代表選出など全世界が絶賛した『シーヴァス〜王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語』のカアン・ミュジデジ監督が新作映画のプロローグとなるインスタレーションを発表することがわかった!

2014年のヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞を始め、翌2015年日本公開時にも高い評価を獲得し、早くも次回作への期待が高まるトルコ映画界の俊英カアン・ミュジデジ監督。

この度クリエイター・イン・レジデンス・プロジェクトの招きで訪日していたミュジデジ監督は、映画という表現手段とは違うフィールドで、その独自の世界観を表現することとなりました。

画像: カアン・ミュジデジ監督

カアン・ミュジデジ監督

モチーフとなるのは、日本が舞台の次回作『イグアナ東京』!

日本で暮らす異邦人家族の奇妙な生態を、シンボリックに登場する巨大なイグアナの目を通して、実写とアニメーション、可動式の美術装置を駆使して描き出すという異色作です。

画像: 「イグアナ東京」映画ポスター 2016 Image Copyright: Tenmyouya Hisashi

「イグアナ東京」映画ポスター 2016 
Image Copyright: Tenmyouya Hisashi

今回のエキビジションでは、『イグアナ東京』の風変わりな世界観を、TOKASの空間を借りて余すことなく表現します。

トーキョーアーツアンドスペース
レジデンス2018 成果発表展
「行為の編纂」
インスタレーション[イグアナ東京]発表!

会 期: 2018年04月14日(土) - 2018年07月01日(日)
休館日: 4/16・23、5/1・7・14~6/1、6/4・11・18・25
時間: 11:00 - 19:00
入場料: 無料

トークショー;
4月14日(土) 16:00〜18:00

※エキビジションは2018年7月1日(日)まで開催されています。

場所; トーキョーアーツアンドスペース
〒113-0033 東京都文京区本郷2-4-16
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/02/h0414.shtml

キアラ・マストロヤンニ主演
カアン・ミュジデジ監督 最新作『イグアナ東京(Iguana Tokyo)』とは?

画像: (左)キアラ・マストニヤンニ(右)ラース・アイディンガー

(左)キアラ・マストニヤンニ(右)ラース・アイディンガー

キアラ・マストニヤンニ(チャップリンからの贈り物)
ラース・アイディンガー(ブルーム・オブ・イエスタデー)
ドイツ・日本・トルコ合作
2018年8月クランクイン / 2019年5月リリース予定

ドイツ法人の東京支社に勤めるベルリン出身のマーティン(48歳)。
彼にはトルコ人の妻チセクと、東京で生まれ、東京以外の都市を知らない一人息子のトーキョーと、とても日本的な住環境の中で暮らしている。
映画はある日マーティンが、偶然知り合ったノルウェー人の旅行者リサを自宅に招き入れたことから、物語が動き始める。

映画は、マーティンの視点、チセクの視点、トーキョーの視点の、三つのパートで組み立てられる。
ユニークなのは、風変わりな登場人物の中心に、巨大なイグアナを設置していることだ。
家族は互いの行動に関心を持たない。
唯一全てを掌握しているのが、このイグアナだけなのである。

画像: キアラ・マストロヤンニ主演 カアン・ミュジデジ監督 最新作『イグアナ東京(Iguana Tokyo)』とは?

特筆すべきは、トーキョーのパートはアニメーションで表現されるということだ。
ただひとり、14歳の彼だけが、カラフルなファンタジーの中で物語を語ることとなる。

もう一点、監督が極めて日本的だと指摘するのが、彼らが生活をしている住空間だ。
襖で細かく区切られた各々の部屋は、襖を解放したり外したりすることで、その広さを自在に変えることができる。
すなわちそれは、住人たちの微妙なパワーバランスが影響しているのではと仮定する。

そのことが今回、彼が表現するインスタレーションの源ともなっている。

画像: イメージポスターと並ぶカアン・ミュジデジ監督

イメージポスターと並ぶカアン・ミュジデジ監督

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