第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝いた映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』が、4月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他にて全国順次公開されます。

画像1: © 2017 Plattform Produktion AB / Société Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS

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本作は衝撃のパルムドール受賞以降も、ヨーロッパ映画賞で6部門を受賞したほか、世界中の映画祭を席巻、アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされた注目作。

有名美術館のキュレーター・クリスティアンが発表した展示作品「ザ・スクエア」が、世間に思わぬ反響を呼びとんでもない大騒動へ発展していく様を痛烈な笑いたっぷりに描く、傑作社会派エンターテインメントです。

『猿の惑星』等ハリウッドを代表するモーション・キャプチャー俳優が演じる
“モンキーマン”とは一体何者なのか?特別映像が解禁!

このたび、思わず「自分だったらどうするだろう……」とゾクリとしつつ考えさせられる衝撃の本編映像が解禁になりました。
本作の舞台である美術館が主催する、華やかなパーティの場面。
正装したセレブリティたちがテーブルを囲むなか、1人の半裸の男がチンパンジーのように両腕を床について歩行しながら、威嚇するような鳴き声を出し、場内をうろつき始めます。

この謎の“モンキーマン”オレグは決して不気味な闖入者ではなく、れっきとしたパフォーマンス・アーティスト。劇中の別の場面では、チンパンジーになりきった彼をクローズアップで映したビデオ・アートが展示される館内の様子も映されており、パーティの出席者も、始めは1つのアート作品としてオレグのパフォーマンスを見守ります。

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オレグを演じたのは、シルク・ドゥ・ソレイユ出身で『猿の惑星』や『ホビット』シリーズ、『キングコング:髑髏島の巨神』などで知られるモーション・キャプチャーの名優、テリー・ノタリー。カンヌ国際映画祭では、ノタリーが猿になり切ってレッドカーペットを歩き、周囲の度肝を抜いたそうです。

奇妙な緊張感が張りつめたパーティ会場を彷徨うオレグは、自身と同じくアーティストであるジュリアン(ドミニク・ウェスト)の傍で立ち止まり、チンパンジーさながらの真に迫った仕草で彼にちょっかいを出します。ジュリアンは気まずそうにしながらも、頑張っておどけつつ対応。
オレグの行動は徐々に過激になり、人々は「これもアートの一貫なのかな?」という戸惑いの表情を浮かべ始めます。しかし、オレグの暴走は留まることなく、どんどんエスカレートし――。

一体、これはどこまでが“アート”なのか?
危機的状況がどのレベルに達した時、人々は行動に出るのか? そして、自分がこの場にいたら、果たしてどうするか? 無数の疑問を喚起するこの臨場感あふれるシーンは、リューベン・オストルンド監督が本作で最も描きたかったシーンでもあります。
『はじまりへの旅』のマット・ロス監督も、「美術館に集まったセレブたちがパフォーマンス・アートを鑑賞するシーンは、今年、私が観た中で最も興奮させられた!」とコメントしております。

果たしてオレグは、彼を冷や冷やしながら見守るセレブリティたちはどうなるのか?続きは劇場で観るしかないですね!

画像: 謎の“モンキーマンが登場!”社会派エンターテインメント『ザ・スクエア 思いやりの聖域』本編映像 youtu.be

謎の“モンキーマンが登場!”社会派エンターテインメント『ザ・スクエア 思いやりの聖域』本編映像

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◆リューベン・オストルンド監督の来日が決定!◆
オストルンド監督の初来日を記念し、監督が登壇する、先行上映付きジャパンプレミアを開催。

◆先行上映付き ジャパンプレミア詳細◆

日時:4月11日(水)18:45開場 19:00上映開始 21:35トーク開始 22:15終了予定
会場:ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1 
登壇者:リューベン・オストルンド監督、菊地成孔(音楽家・文筆家)
司会:森直人(映画評論家)

料金:2000円均一 ※各種招待、無料券の使用不可
詳細:https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2018/03301148_2794.html
チケットご購入方法
オンライン& 劇場窓口にて好評発売中!

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<STORY>
クリスティアンは現代美術館のキュレーター。洗練されたファッションに身を包み、バツイチだが2人の愛すべき娘を持ち、そのキャリアは順風満帆のように見えた。彼は次の展覧会で「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示とすると発表する。その中では「すべての人が公平に扱われる」という「思いやりの聖域」をテーマにした参加型アートで、現代社会に蔓延るエゴイズムや貧富の格差に一石を投じる狙いがあった。だが、ある日、携帯と財布を盗まれたことに対して彼がとった行動は、同僚や友人、果ては子供たちをも裏切るものだった―。

監督・脚本:リューベン・オストルンド『フレンチアルプスで起きたこと』 
出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー他
2017年 / スウェーデン、ドイツ、フランス、デンマーク合作 / 英語、スウェーデン語 / 151分 / DCP / カラー / ビスタ / 5.1ch /原題:THE SQUARE
/日本語字幕:石田泰子 後援:スウェーデン大使館、デンマーク大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
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ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他4/28(土)全国順次公開!

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