<あなたの死のオプション(選択肢)は何ですか?>

認知症の母との暮らしを、たくさんの笑いとほんの少しの涙を交えて赤裸々に綴り、「認知症の見方を変えた!」と言われている超人気ドキュメンタリー・シリーズ『毎日がアルツハイマー』の最新作にして、完結編となる『毎日がアルツハイマーザ・ファイナル 〜最期に死ぬ時。』が7月24日より公開されます。

画像: <あなたの死のオプション(選択肢)は何ですか?>

過去2作で認知症とそのケアについて描いてきた関口監督が最後のテーマに選んだのは、誰しもの人生に待ち受ける「死」です。
母が認知症になって8年。自身も母も共に老い、「ケアの終わり」と「母の死」を意識しはじめた関口監督が死の選択肢(オプション)を求めて、最後の旅に出ます。国内外の医療・ケア施設を訪れ、緩和ケアに始まり、安楽死や自死幇助を含めた多様な死のあり方を考察します。
超高齢多死社会を迎える日本で、<自分らしい「死に方」とは何か?><「死」に選択肢があるのか?><「命の責任」は誰が、どのように負うのか?>と映画は真正面から問いかけます。

画像1: ©2018 NY GALS FILMS

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画像3: ©2018 NY GALS FILMS

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映画の完成、公開決定を受け、関口祐加監督は次のようなコメントを寄せています。

■関口祐加監督コメント
映画のタイトルにある「ザ・ファイナル」には、このシリーズを一旦終わらせようという気持ちと共に、人生のフィナーレという意味を込めました。これまで描いてきた<認知症ケア>のみならず、最期の死に方について、<安楽死>や<自死幇助>も含めて考察するという、かなり深く踏み込んだ内容になったと思います。
えっ?深刻すぎる?どうぞご安心ください。ユーモアもたっぷりです。映画監督として一番やりたかったユーモアと悲劇が絶妙にミックスされた作品になっていると思います。

『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 〜最期に死ぬ時』特報

画像: 『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 〜最期に死ぬ時』特報 youtu.be

『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 〜最期に死ぬ時』特報

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あらすじ
認知症の母との自宅介護生活が5年目に突入した2014年、関口監督の両股関節の痛みが悪化し、手術を受けることに。半年の内に2回、リハビリも含め7週間の入院生活を送り、自身も「要支援」がつく身となった関口監督は、介護「される人」と「する人」は同時に老いていくこと、時を重ねるごとにその線引きがあやふやになっていくことを実感します。
時を同じくして、母が脳の虚血性発作を4回起こし、意識不明で緊急搬送されました。幸い大事には至りませんでしたが、何も覚えていない母の様子に、関口監督は「この先どのくらい母を支えていけるのだろう?」と不安を覚え、「母の“命”の責任を負うこと」について考えはじめます。

自身の老いと、母の看取りからスタートした関口監督の新たな旅でしたが、ある女性との出会いをきっかけに大きな転換期を迎えます。
入院中に出会い、「病棟の母」と慕っていた女性を見舞うために訪れた緩和ケア病院で、関口監督は「緩和ケア」と、そこでの最期に強い興味を持ちます。母だけでなく、自分にもいつかは訪れる「死」。「自分はどうやって死んでいきたいのか?」「死にはどのような選択肢があるのか?」関口監督はイギリスとスイスの医師の元を訪れ、<安楽死>や<自死幇助>など、多様な死のあり方について話し合い、考えを深めていきます。


■作品クレジット
2018年|72分|HD|日本|ドキュメンタリー
企画・製作・監督:関口祐加
撮影:森谷 博 | 編集:デニース・ハスレム | 音楽:ガイ・グロス |
追加撮影:エリカ・アディス、関口祐加 |
編集/プロダクション助手:藤井遼介 | イラスト:三田玲子 |
宣伝デザイン:宮坂 淳 |医学監修:新井平伊 | 協賛:第一三共株式会社
| 製作:NY GALS FILMS | 製作協力:リガード
配給:「毎アル」友の会/リガード
©2018 NY GALS FILMS

2018年7月14日(土)より、
ポレポレ東中野とシネマ・チュプキ・タバタほか全国順次ロードショー

※シネマ・チュプキ・タバタでの上映は全回、日本語音声ガイドと日本語字幕ガイド付きのバリアフリー上映となります。

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