第75回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞受賞、第70回カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーが主演女優賞を受賞した、ドイツの名匠ファティ・アキン監督最新作『女は二度決断する』が、4月 14 日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、 YEBISU GARDEN CINEMA にて他にて全国公開致します。

突然の悲劇により最愛の家族を奪われた女。絶望の中、彼女がくだす決断とは――。
ドイツで実際に起こった連続テロ事件に着想を得て生まれた本作。突然のテロにより最愛の家族を失った女性、彼女を嘲笑うかのような犯人、
思うように進まぬ裁判…。深い絶望の中、やがて彼女はどんな決断を下すのか。その衝撃のラストは大きく胸を揺さぶり、世界中で議論が
巻き起こっている。人間の強さ脆さ、切なさに共感し、心に突き刺さる傑作サスペンスである!

画像1: ©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

本作で主演を演じるダイアン・クルーガーは『トロイ』『ナショナル・トレジャー』などのハリウッド大作で金髪美女のヒロインを数多く演じてきた所 謂美人女優。そんな彼女が、『女は二度決断する』でカンヌ主演女優賞を獲得、と演技派女優として世界に認められた。ダイアン・クルー ガーとはいったい何者なのか? 彼女の華麗なる遍歴をたどります。

★カール・ラガーフェルドは“人生の師”であり、義理の父。

1976 年 7 月 15 日、ドイツ、ハノーバー生まれ。英国ロイヤル・バレエ団でバレリーナを目指すが、怪我のため断念。
その後、パリでモデルとなり、16 歳の頃にデザイナーのカール・ラガーフェルドと出会う。パリで出会ったドイツ・ハンブルク出身のカ ールとダイアンはすぐに意気投合し、その後シャネルとダイアンの関係が続いている。
「女優になってからは、よくシャネルにドレスを借りたの。カンヌで『トロイ』がプレミア上映された時には、カールがオートクチュール・ドレスをデザインしてくれた。今でもそのスケッチを持っているのよ。私にとってカールは人生の良き師であり、義理の父のような存在なの」とダイアンは語っている。
また 2010 年にカールが「Fashion Visionary Award」の特別賞を受賞した際にはダイアンがプレゼンターとなり、カールに捧げる感動的なスピーチを行うなど、お互いにとって重要な存在であることが伺える。 日本では人気女優を起用することで有名なヘアケアブランド LUX のテレビ CM でも有名。スイスの老舗時計メイカー、ジャガー・ルクルトや ロレアルの世界的なアンバサダー、カルバンクラインのフレグランスラインの顔を務め、去年だけでもシャネルの他、アルマーニ、プラダ、イブサンローランなどのショーに姿を現し、ファッション界を賑わしている。
最近は若手デザイナーとして名を馳せるジェイソン・ウーとも深い交流があり、 ダイアンのインスタグラムにも頻繁に登場するなど、大御所から若手までデザイナーを魅了し続けている。

画像2: ©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

★ブラピ、ニコラスの相手役…
ハリウッドを代表するヒロインとなった 20~30 代

パリでモデルとして成功を収める傍ら、俳優学校で演技を学び、「ザ・ターゲット」(02/ジャン= ピエール・ルー監督)でスクリーンデビュー。2003 年、第 56 回カンヌ国際映画祭で将来有望な俳優や女優に贈られるショパール・トロフィーを受賞。
翌年、ブラッド・ピット主演、歴史スペクタ クル『トロイ』(04/ウォルフガング・ペーターゼン監督)に抜擢。人気俳優オーランド・ブルーム演じるトロイ王子と恋仲になるスパルタの王妃ヘレン役で、国際的にブレイクを果す。
その後、ニコラス・ケイジ主演、ジョン・タートルトーブ監督 の『ナショナル・トレジャー』(04)、『ナショナル・トレジャ ー リンカーン暗殺者の日記』(07)でヒロインを演じた。
ダイアンの転機はクエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』(09)で訪れる。全米映画俳優組合賞助演女優賞にノミネートされた。「『イングロリアス・バスターズ』の前は、私はただのヨーロッパ出身の若手女優に過ぎなかった。でも今は、面白いオファーがくるようになったの」とダイアンは述懐する。

★初めての母国語演技でカンヌ主演女優賞受賞! ノーメイクで喫煙シーンも!C・セロン、M・ジョボヴィッチ、J・チャステインに続く“強い女”!

『女は二度決断する』では、今までの“美しい”だけのヒロインイメージから完全脱却!
ノーメイクで、黒で揃えたハードボイルドな衣装に身を包み、突然の悲劇で息子と夫を亡くした悲しみを全身で演じきった。母国語であるドイツ語での演技で第 70 回カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。世界的な映画祭で初めて主演女優賞を獲得した。
本作には家族を失った悲しみを紛らわすために多くの喫煙シーンがある。近年、世相を反映してい喫煙シーンを避ける女優も多い中、その怪演ならぬ怪煙ぶりは見事だ。
強い意思を持ち、孤独に無言で行動し、 自分なりのけじめをつける次世代ヒロインの姿は、シャーリーズ・セロン(『マッド・マックス怒り のデス・ロード』『アトミック・ブロンド』)や、ミラ・ジョヴォヴィッチ(『バイオハザード』)、ジェシカ・チャステイン(『女神の見えざる手』『モリーズ・ゲーム』)を彷彿させる、「現代の闘う女性」 である。
40 歳を超えて初めて母国語で演じたダイアン。ドイツ語のほかに英語・フランス語を操る語学力にも後押しされ国際派女優と認められるようになった。

画像3: ©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

★自分の意思を貫く力強さはプライベートでも


2017年秋から始まった「#MeToo」「TimesUp」運動。ダイアンも、ゴールデングローブ賞の受賞式では黒のドレスを着用し、女性の権利を求める自らの意思を表明し、そのプラダのドレスをオークションにかけて、ハラスメントと戦う女性の裁判費用に充てる運動にも参加している。
一方『イングロリアス・バスターズ』の Q・タランティーノ監督の、当時の現場での過激な演出がパワハラなのではと問題視された際には、 「タランティーノ監督との仕事は純粋な喜びだった。彼は私に敬意を持って接してくれたし、権利を振りかざしたり私がイヤだと思うようなことを無理強いしなかった」と激化する報道に対し、自身のinstagramに弁護を投稿し、話題になった。

★ノーマン・リーダスとの 2 ショットも本作授賞で初披露!

現在、ダイアンのパートナーは世界中で大人気のTVシリーズ、「ウォーキング・デ ッド」の主演、ノーマン・リーダス!
2001年、フランス人俳優ギヨーム・カネと結婚したが、5年間の結婚生活に終止符を打ち離婚。
その後、2歳年下のカナダ人俳優ジョシュア・ジャクソンと 10 年間に及び交際するが、「結婚という関係を信じない」というダイアンはゴールインすることなく破局。
そして、15 年「Sky(原題)」で共演した 8 歳年上のノーマン・リーダスとの交際がスタート。
16 年には交際のうわさが立ち始め、同じポーズで全米オープンテニスを観戦する仲睦まじい様子がゴシップされていたが、公に2ショットを披露することのなかったふたり。
それが、本年の 1 月、ゴールデングローブ賞の授賞式でついにカップルとしてのレッドカーペットデビュー!
『女は二度決断する』が外国語映画賞を受賞すると、ダイアンはまず隣にいたノーマンと熱いキスを交わし、それからファティ・アキン監督とともにステージに上がった。その様子をテレビカメラがキャッチし、全世界のひとが「ダイアンっていまノーマンと付き合ってるのかよ!」と男女ともに興奮が SNS を駆け抜けた。最近も、 NY でノーマンと共に新居を探している様子がキャッチされるなど、大人の恋愛がはぐくまれている様子。
ちなみに「ウォーキング・デッド」でノー マン演じるダリル・ディクソンは元ドラッグディーラー。『女は二度決断する』でダイアン演じるカティヤの夫ヌーリも元ドラッグディーラーでロングヘ ア、と不思議な共通項が。『女は二度決断する』の熱演の裏にノーマン・リーダスの影の助力もあったのかも?!

★ダイアン・クルーガーのインタビューがカンヌから到着!!!

『女は二度決断する』の主人公・カティヤを演じるための覚悟、女優としての成長などを赤裸々に語るインタビュー!ファティ・アキン監督が彼女にとってどのような存在だったのかも話しています。

画像: ダイアン・クルーガー『女は二度決断する』特別インタビュー youtu.be

ダイアン・クルーガー『女は二度決断する』特別インタビュー

youtu.be

<STORY>
ドイツ、ハンブルク。カティヤはトルコからの移民であるヌーリと結婚し、幸せな家庭を築いていた。ある日、白昼に爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが
犠牲になる。トルコ人同士の抗争を警察は疑うが、人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明する。しかし、裁判は思うように進まない。
突然愛する家族を奪われたカティヤ。憎悪と絶望の中、カティヤの魂はどこへ向かうのか――。

監督:ファティ・アキン
出演:ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、ヌーマン・アチャル、ウルリッヒ・トゥクール
2017/ドイツ/106 分
提供:ビターズ・エンド、WOWOW、朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド
©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH

4月14日、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー!

This article is a sponsored article by
''.