2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞など、数多くの賞を受賞している人気作家・伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集「アイネクライネナハトムジーク」が、映画やドラマ、舞台と幅広く活躍中の人気実力派俳優・三浦春馬主演で映画化されることが決定!!
監督を務めるのは、緻密な構成と巧みな演出で、リアルで新しい恋愛群像を描いてきた“ダメ恋愛映画の旗手”とも称される、今注目の新鋭監督・今泉力哉。

画像: 伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集『アイネクライネナハトムジーク』主演:三浦春馬 × 監督:今泉力哉 映画化決定!!

今回は、原作者の伊坂幸太郎から「映像化できるのは今泉監督しかいない!」とラブコールを受け快諾!撮影前から気合が入る。
原作「アイネクライネナハトムジーク」は、2014年に単行本が発売され、2017年に文庫化、現在に至るまでに42万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラーだ。

それは、【⻫藤和義】と【伊坂幸太郎】との出会いから始まった―

「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる6章の短編から成る一冊の本となるが、実はこの本が生まれるきっかけとなったのはアーティストの斉藤和義だった。
元々伊坂が会社勤めをしていた頃、斉藤の「幸福な朝食 退屈な夕食」を聞いて退職を決意し、執筆活動に専念することを決めたという逸話がある。

2人の交流は、斉藤が伊坂に “出会い”をテーマに作詞を依頼したところから始まる。この依頼を受け、斉藤の大ファンである伊坂は、苦手な恋愛モノでも「作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆。これが第1章の「アイネクライネ」だ。これを受けて斉藤は、伊坂の「アイネクライネ」の文章から楽曲『ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜』を制作。
この曲がシングルカットされるにあたり、初回限定盤に付属される特典用小説として、さらに伊坂が書き下ろしたのが「アイネクライネナハトムジーク」の第2章となる「ライトヘビー」だった。
この6章の短編の中には、登場人物それぞれに伏線が敷かれ、最終章でそれが回収されるという伊坂ならではの仕掛けがあるのだが、映画でもそれが三浦春馬演じる佐藤という男を中心に展開していく。
クランクインは4月。オール仙台ロケで撮影を敢行する予定だ。公開は、ギャガ配給で今冬を予定している。

Eine kleine Nachtmusik
【アイネ・クライネ・ナハトムジーク】
ドイツ語で、【小さな夜の曲】の意味。モーツァルトの有名な楽曲のタイトル。
原作情報 「アイネクライネナハトムジーク」 (幻冬舎文庫)
6つの短編 アイネクライネ/ライトヘビー/ドクメンタ/ルックスライク/メイクアップ/ナハトムジーク から成る。
2014年9月26日 単行本発売 
2017年8月 4日 文庫版発売
2018年2月現在  累計売り上げ 42万部 (電子書籍を除く)  

三浦春馬さんコメント
「アイネクライネナハトムジーク」という作品に関われること、とても光栄に思います。
この作品に登場するキャラクターが過ごす一瞬や、大切な人との言葉のやりとりが
人生の音符となり、柔らかな応援歌になるよう、監督をはじめ、スタッフ、キャスト一丸と
なって撮影に臨みたいと思います!

伊坂幸太郎さんコメント
『こっぴどい猫』がとても味わいのある群像劇だったので
今泉監督なら、この小説を面白い映画にしてくれるのではないかとお願いしました。
自分の小説世界が、今泉さん風に変換されるのが今から楽しみです。
三浦春馬さんは僕の別作品『チルドレン』のドラマにも出てくれたことがあります。
また出演してもらえてうれしいです。

最新プロフィール
1971年千葉県出身。2000年「オーデュボンの祈り」で、第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。
04年「アヒルと鴨のコインロッカー」で第二十五回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第五十七回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。08年「ゴールデンスランバー」で第五回本屋大賞と第二十一回山本周五郎賞を受賞する。他の著書に「火星に住むつもりかい?」「AX アックス」「ホワイトラビット」などがある。

今泉力哉監督コメント
この映画は "出会い" について、そして "特別ではない人々" の愛や関係性についての物語です。
斉藤和義さん、伊坂幸太郎さん、三浦春馬さん、というさまざまな世代の "特別な人" ととともに、
どこにでもあるような悩みや、平凡だけど美しい日常を描けたらな、と思っています。
楽しみます!

最新プロフィール
1981年福島出身。音楽ドキュメンタリー『たまの映画』(10)で商業監督デビュー。『こっぴどい猫』(12)が数々の海外映画祭で上映。山下敦弘監督とともに共同監督したドラマ「午前3時の無法地帯」や乃木坂46の個人PVなど、映画以外にもその活動の場を広げている。 『サッドティー』(14)では男女の一筋縄ではいかない恋愛模様を描き注目された。長編映画作品には『知らない、ふたり』(15)『退屈な日々にさようならを』(16)などがある。最新作は2月に公開した『パンとバスと2度目のハツコイ』。

物語 
ギターの弾き語りが心地よく響く仙台駅前。大型ビジョンからは、ボクシング世界戦のタイトルマッチに沸く声。「劇的な出会い」を待つだけのボク・佐藤(三浦春馬)は、街頭アンケートを実施中だ。今時なかなか相手にしてもらえない中、珍しく快く応えてくれたのはリクルートスーツの女性。手には「シャンプー」の文字。これって運命?そういえば居酒屋で雇われ店長をやってる親友が言ってたっけ「出会いなんてどうだっていい、後で自分の幸運に感謝できるのが一番だ」って。確かに、そんな彼には分不相応なほど美人の奥さんと可愛い娘がいて、幸せそうにやってる。運命って、奇跡って、幸せって?音と音がつながってメロディが生まれるように、誰かと誰かがつながって物語が生まれる――それは、恋とか愛にまつわる物語。新しい恋愛映画、誕生!

今冬、全国ロードショー

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