徳川400年の歴史が幕を閉じ、明治維新の新しい風が吹きました。
政府主導のもと殖産興業や輸出振興政策が推し進められ、明治6年(1873)のウィーン万国博覧会へ日本が参加することになり、日本工芸品への関心が世界的に高まりました。
政府は国家戦略として工芸図案の指導に力を注ぐようになり全国の工芸家へ与える図案の政策などを積極的に行いました。

京都国立近代美術館では今年が明治元年から150年にあたることを記念して明治時代の工芸品や日本画など明治の美術品を集めた「明治150年展 明治の日本画と工芸」を3月20日(月)から5月20日(日)まで開催いたします。

本展では、工芸図案のもとになった京都の日本画家たちの作品をはじめ、『超絶技巧』と呼ばれている明治の工芸品や工芸図案を一堂に展示します。
近代化していく社会の中で生み出された明治時代の美術品を是非この機会にご覧ください。

日本画

東京遷都で人口が激減した京都では、地場産業の振興を目的の一つとして京都府画学校が設立されました。
絵画を教育の中心に据えていましたが職業画家として生活することは難しく地場産業である工芸品の下絵を描くことで生計を立てる者もいました。
日本画家による芸術的価値の高い下絵は工芸品の美術的価値を高めることになりました。

画像: 竹内栖鳳	《羅馬古城図》 明治34年(1901) 絹本墨画淡彩 京都国立近代美術館

竹内栖鳳 《羅馬古城図》 明治34年(1901) 絹本墨画淡彩 京都国立近代美術館

画像: 都路華香	《雪中鷲図》	明治34年(1901)	絹本着色

都路華香 《雪中鷲図》 明治34年(1901) 絹本着色

画像: 森寛斎 《鵞鳥》明治時代 絹本着色 京都国立近代美術館

森寛斎 《鵞鳥》明治時代 絹本着色 京都国立近代美術館

画像: 幸野楳嶺	《春秋蛙合戦図》	文久4年/元治元年頃(c.1864)	絹本着色	京都国立近代美術館

幸野楳嶺 《春秋蛙合戦図》 文久4年/元治元年頃(c.1864) 絹本着色 京都国立近代美術館

画像: 都路華香 	《水底游魚》	明治34年(1901)	絹本着色	京都国立近代美術館(右隻)

都路華香 《水底游魚》 明治34年(1901) 絹本着色 京都国立近代美術館(右隻)

画像: 都路華香 	《水底游魚》	明治34年(1901)	絹本着色	京都国立近代美術館(左隻)

都路華香 《水底游魚》 明治34年(1901) 絹本着色 京都国立近代美術館(左隻)

画像: ゴットフリート・ワグネル 《釉下彩鳥樹図陶板》 明治23~29年 (1890~1896) 陶器、釉下彩 信楽窯業技術試験場

ゴットフリート・ワグネル 《釉下彩鳥樹図陶板》 明治23~29年 (1890~1896) 陶器、釉下彩 信楽窯業技術試験場

工芸

明治時代以前から西洋の人々は日本の蒔絵や陶磁器など独特の『美術品』に興味を持ち、19世紀後半から万国博覧会において日本の」文物が紹介されることになると、その関心はさらに高まりました。
特に工芸品に対する関心が高く、数多くの工芸品が輸出されました。
このことにより、外貨と文化国家としての名声を獲得することができました。
また、帝室技芸員に代表される多くの名工が登場し、日本工芸史上、一つの頂点ともいえる作品が制作されました。

画像: 並河靖之	《花鳥図蓋付飾壺》 明治~大正時代	有線七宝	京都国立近代美術館

並河靖之 《花鳥図蓋付飾壺》 明治~大正時代 有線七宝 京都国立近代美術館

画像: トーマス・B・ブロー 《花蝶図輪花皿》 明治~大正時代 陶、色絵金彩 京都国立近代美術館

トーマス・B・ブロー 《花蝶図輪花皿》 明治~大正時代 陶、色絵金彩 京都国立近代美術館

画像: 武蔵屋大関 《金蒔絵芝山花鳥図飾器》 明治時代 芝山細工、銀、朧銀、金、赤銅象嵌 京都国立近代美術館

武蔵屋大関 《金蒔絵芝山花鳥図飾器》 明治時代 芝山細工、銀、朧銀、金、赤銅象嵌 京都国立近代美術館

画像: 加藤杢左衛門	《染付花唐草文大燈籠》	明治時代前期~中期 磁器、染付 個人蔵(瀬戸蔵ミュージアム寄託)

加藤杢左衛門 《染付花唐草文大燈籠》 明治時代前期~中期 磁器、染付 個人蔵(瀬戸蔵ミュージアム寄託)

画像: 安藤緑山	《仏手柑》 大正~昭和時代 象牙着色 京都国立近代美術館

安藤緑山 《仏手柑》 大正~昭和時代 象牙着色 京都国立近代美術館

画像: 『温知図録』第4輯 陶磁器部8 明治時代 紙本着色 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives

『温知図録』第4輯 陶磁器部8 明治時代 紙本着色 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives

画像: 川本桝吉(初代) 《釉下彩切子形花瓶》 明治14年(1881) 磁器、釉下彩 瀬戸蔵ミュージアム

川本桝吉(初代) 《釉下彩切子形花瓶》 明治14年(1881) 磁器、釉下彩 瀬戸蔵ミュージアム

時代を超えて受け継がれる日本の芸術。その『超絶技巧』の作品の数々を是非、春の京都でご堪能ください。

展覧会概要

会期:2018年3月20日(火)~ 5月20日(日)
 
開館時間:午前9時30分~午後5時
*ただし金曜、土曜は午後8時まで開館
*入館は閉館の30分前まで
 
休館日:月曜日(ただし、4月30日(月・休)は開館)
 
観覧料:当日 前売り 団体 夜間割引(金/土曜 午後5時以降)
一 般 1,000 800  800  800
大学生 500  400  400  400
* 高校生・18歳未満は無料
*団体割引は20名様から
* 心身に障がいのある方と付添者1名は無料
(入館の際に証明できるものをご提示下さい)
* 本料金でコレクション展もご覧いただけます
* 前売券は、2018年1月22日から3月19日までの期間限定発売。
* チケット販売所:ローソンチケット(Lコード:53457)ほか、
主要プレイガイド、コンビニエンスストアなど
(チケット購入時に手数料がかかる場合があります)
 
主催:京都国立近代美術館、京都新聞
 
特別協力:東京国立博物館

関連イベント

講演会「明治の日本画家」
日時:4月7日(土)午後2時~3時
講師:上村淳之(日本芸術院会員・日本画家)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
 
講演会「明治工芸に魅せられて」
日時:4月28日(土)午後2時~3時30分
講師:村田理如(清水三年坂美術館長)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
 
感覚をひらくワークショップ「てくてく、くんくん in 岡崎」
琵琶湖疏水の建設で大きく変貌をとげた岡崎地域。
耳で、鼻で、「明治」を感じてみませんか?
日時:5月13日(日)午前・午後の2回開催
*事前申込制
*詳細、申込方法は決まり次第本サイトでお知らせいたします。

明治150年展 明治の日本画と工芸 @京都 cinefil チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、明治150年展 明治の日本画と工芸 @京都 cinefil チケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2018年4月22日 24:00 日曜日

記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
  建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、
  当選無効となります。
4、ご連絡先メールアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名、アーティスト名
6、読んでみたい執筆者
7、連載で、面白いと思われるもの、通読されているものの、筆者名か連載タイトルを、
  5つ以上ご記入下さい(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるものの、筆者名か連載タイトルを、3つ以上ご記入下さい
 (複数回答可)
9、よくご利用になるWEBマガジン、WEBサイト、アプリを教えて下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。
   また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。

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