【第 70 回カンヌ国際映画祭グランプリ&国際映画批評家連盟賞受賞!】

素晴らしかった!! 最初から最後まで心を打たれた。——ペドロ・アルモドバル監督

この度、第 70 回カンヌ国際映画祭においてグランプリを受賞し話題となっている、ロバン・カンピヨ監督最新作『BPM ビート・パー・ミニット』(英題:『BPM (Beats Per Minute)』)が、3 月 24 日(土)より公開致します。

画像: 切なくセンセーショナルな予告!カンヌでグランプリ『BPM ビート・パー・ミニット』90年代、愛と叫びを武器に世界を変えようとした若者たちー

第 90 回アカデミー賞外国語映画部門のフランス代表にも選出され、ヨーロッパ映画賞作品賞をはじめ、サテライト賞およびインディペンデント・スピリット賞の外国語映画賞ノミネートなど世界中の映画祭で旋風を巻き起こし、この度、“フランスのゴールデングローブ賞” と称されるリュミエール賞に作品賞、監督賞(ロバン・カンピヨ)男優賞(ナウエル・ペ レーズ・ビスカヤート)、脚本賞(ロバン・カンピヨ、フィリップ・マンジョ)、新人男優賞(アルノー・ヴァロワ)、音楽賞(アルノー・レボティーニ)と計5部門最多ノミネートの快挙を達成。受賞結果は 1 月末に発表となります。

そのほか、
アトランタ映画批評家協会賞外国語映画賞、
サンフランシスコ映画批評家協会賞外国語映画賞、
ロサンゼルス映画批評家協会賞外国語映画賞、
ニューヨーク映画批評家 協会賞外国語映画賞、
セントラルオハイオ映画批評家協会賞外国語映画賞を受賞するなど、今後の賞レースでもますます期待がかかります。

エイズを患いながらも改革に挑む主人公・ショーンが駆け抜けた 26 年間の人生を、熱くエモーショナルに切り取った日本版予告編が完成!

予告編では、血液に見立てた赤い液体を製薬会社に投げつけるデモシーンや、高校の教室へゲリラ的に乗り込みコン ドームを配布するなどの衝撃的でセンセーショナルなシーンと、ナタンが恋人のショーンを献身的に介護する切ないシーンが映し出され、生と死の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの姿が描かれる。
さらに、劇中でも印象的に挿入されるジミー・ ソマーヴィルの「スモール・タウン・ボーイ」とスタイリッシュな映像が重なり合い、まさに“ビート(鼓動)”が鳴り響く予告編 に仕上がっています。

90 年代、パリ。愛と叫びを武器にショーンは世界を変えようとした。
生きたいと強く願い、社会と闘った若者たちの生命の鼓動は今も激しく鳴り響く。

第 61 回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『パリ 20 区、僕たちのクラス』の脚本・編集を担当し、監督作『イースタン・ボーイズ』では第 70 回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ部門の最高賞を受賞したロバン・カンピヨ監督の長編第3作。

『BPM ビート・パー・ミニット』予告

画像: カンヌ国際映画祭グランプリ作『BPM ビート・パー・ミニット』予告 youtu.be

カンヌ国際映画祭グランプリ作『BPM ビート・パー・ミニット』予告

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舞台は1990年代初めのパリ。エイズの治療はまだ発展途上で、誤った知識や偏見をもたれていた。「ACT UP Paris」のメンバーたちは、新薬の研究成果を出し渋る製薬会社への襲撃や高校の教室に侵入し、コンドームの使用を訴えたり、ゲイ・ プライド・パレードへ参加するなどの活動を通し、エイズ患者やHIV 感染者への差別や不当な扱いに対して抗議活動を行っていた。
行動派のメンバーであるショーンは、 HIV 陰性だが活動に参加し始めたナタンと恋に落ちる。
しかし、徐々にショーンはエイズの症状が顕在化し、次第に ACT UP のリーダー・チボーやメンバーたちに対して批判的な態度を取り始めていく。そんなショーンをナタンは献身的に介護するが...。生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの生き生きと した表情や行動、濃厚で鮮烈な彼らの人生に、観る者の鼓動は高鳴り、激しく心を揺さぶられる。

※ACT UP とは?
⇒正式名称:the AIDS Coalition to Unleash Power =力を解き放つためのエイズ連合
アクトアップ・ニューヨークは 1987 年 3 月にニューヨークで発足したエイズ・アクティビストの団体。エイズ政策に感染者の声を反映させることに力を入れ、差別や不当な扱いに抗議して、政府、製薬会社などに対しデモなどの直接行動に訴えることもしばしばある。
現在は全米各地やフランス、 インド、ネパールなどにもアクトアップが作られている。
※3 月 24 日は NY の ACT UP が初めてデモを行った日

脚本・監督:ロバン・カンピヨ(『パリ 20 区、僕たちのクラス』脚本・編集)、『イースタン・ボーイズ』監督)
出演:ナウエル・ペレーズ・ビス カヤート、アルノー・ヴァロワ、アデル・エネル
©CélineNieszawer
2017年/フランス/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/143分 映倫区分:R15+ 原題:120 battements par minute/英題:BPM (Beats Per Minute)

3/24(土)より
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペース他にて全国ロードショー

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