世界中から喝采を浴びた『愛、アムール』から5年。
名匠ハネケ監督の新作は、壊れゆく、ヨーロッパのある裕福な家族の物語。

老いと死に向き合い“愛の終末”を描いた『愛、アムール』で、カンヌ国際映画祭パルムドール、そしてアカデミー賞外国語映画賞を受賞し世界中から絶賛されたミヒャエル・ハネケ監督。
彼が次に描いたのは、それぞれに秘密を抱えながら暮らす、ヨーロッパのある裕福な壊れゆく家族の物語。

「今回は“良い”映画を作ろう、とは思わなかった。“不快”な映画を作るときだ」とハネケが語る本作は、 2017年カンヌのコンペティション部門で上映されるやいなや、賛否両論が巻き起こった。
ジャン=ルイ・トランティニャンとイザベル・ユペールが前作に続いて父と娘を演じ、マチュー・カソヴィッツ、 トビー・ジョーンズら、豪華俳優たちが集結。
名匠ハネケ監督が、現代社会に生きる私たちに贈る新たな傑作が誕生した。

画像: © 2017 LES FILMS DU LOSANGE - X FILME CREATIVE POOL Entertainment GmbH – WEGA FILM – ARTE FRANCE CINEMA - FRANCE 3 CINEMA - WESTDEUTSCHER RUNDFUNK - BAYERISCHER RUNDFUNK – ARTE - ORF Tous droits réservés

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海外レビュー

ハネケならではの残酷さと鋭さ全開の家族の肖像 ーL‘OBS

まさに今の時代を映し出すブラック・コメディ ーTELERAMA

辛辣、不謹慎にして、小気味よく刺激的なコメディ ーCôté Ciné

ハネケの新作はユーモアにあふれている! ーPremière

堂々たる出来映え ーJeune Cinéma

★★★★★ 純粋な社会病質を描いたブラック・コメディ。
赤裸々で、見事で、容赦がない。 —THE GUARDIAN

★★★★★ 厄介で、捉えどころがない。そして素晴らしい。 —The Financial Times

★★★★ 氷のように冷たいホームドラマ。
—The Irish Times

脚本・監督:ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』『白いリボン』

イザベル・ユペール 『エル ELLE』『ピアニスト』 ジャン=ルイ・トランティニャン 『愛、アムール』『男と女』 マチュー・カソヴィッツ 『アメリ』 ファンティーヌ・アルドゥアン 『少女ファニーと運命の旅』 フランツ・ロゴフスキ 『ヴィクトリア』 ローラ・ファーリンデン 『神様メール』 トビー・ジョーンズ 『五日物語-3つの王国と3人の女』

2017年/フランス、ドイツ、オーストリア/ 仏語/107分/カラー/5.1ch/1.85/原題:HAPPY END/日本語字幕:寺尾次郎 提供:KADOKAWA、ロングライド
配給:ロングライド
後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、ユニフランス

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3月3日(土)角川シネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

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