はじめての長編『父、帰る』(03)でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞し、センセーショナルなデ ビューを果たしたアンドレイ・ズビャギンツェフ。
以降作品を発表するごとに世界の注目を浴び、『裁かれるは善人のみ』(14)ではカンヌ国際映画祭・脚本賞、ゴールデン・グローブ賞・外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネート。
いまやロシアを代表する監督としてその地位を確固たるものにした彼の最新作「LOVELESS(原題)」は、第 70 回カンヌ国際映画祭で<審査員賞>を受賞。

そして11日に発表されたゴールデングローブ賞では 2 作連続となる外国語映画賞にノミネートされました。
ズビャギンツェフ最高傑作との呼び声も高い本作が、邦題『ラブレス』として 2018 年 4 月 7 日(土)より新宿バルト9ほか全国公開が決定いたしました。

画像: ©2017 NON-STOP PRODUCTIONS – WHY NOT PRODUCTIONS

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恨みや不満、相手への批判が飛び交う離婚協議の真っ只中の二人。両者ともすでに 別々のパートナーがおり、一刻も早く、この縁を立ち切って新しい生活をスタートさせたいと思っている。
たとえ、それが 12 歳の息子を見捨てることになったとしても。 息子の失踪をめぐるサスペンスを軸に、結婚生活が破綻した夫婦が失敗した過去をお互いに押し付け合い、新しい幸せを追い求める姿を、美しくも冷ややかな映像、ピアノの旋律、終始張り詰めたテンションで描き、観る者を深く揺さぶる、圧倒的なラストへと向かっていく―。

STORY
一流企業で働くボリスと美容院を経営するイニヤの夫婦。
二人はそれぞれ、別にパートナーがおり、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたいと思っている。問題は12歳の一人息子アレクセイのことだ。夫婦どちらも、新しい生活に息子を必要としていなかった。ある晩、二人は激しく罵り合い、お互いに息子を押し付け合い口論をする。
翌朝、学校に出かけた息子はそのまま行方不明に。彼らは必死で息子を探すがーー

監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:マルヤーナ・スピヴァク、アレクセイ・ロズィン
脚本:オレグ・ネギン
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
2017/ロシア、フランス、ドイツ、ベルギー/127 分
提供:クロックワークス、ニューセレクト、STAR CHANNEL /R15+
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIES
©2017 NON-STOP PRODUCTIONS – WHY NOT PRODUCTIONS

2018年4月7日(土)新宿バルト9 ほか全国ロードショー

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