1980年代のニュヨーク。
グラフィティと言われた落書きアートが、メインストリームのアートシーンから注目され次々とスターを生み出していった時代。その頂点にはキース・ヘリング、ジャン・ミッシェル・バスキア--そしてこの影のような「Shadowman」と評される絵を描くアーティストにも注目が集まっていった。
その名は、リチャード・ハンブルトン(Richard Hambleton)。
彼の作品は、アートとして評価されベニスビエンナーレなどでも発表。
一躍ファッション界からも注目され、ヴィヴィアン・ウェストウッドとマルコム・マクラレンのファッションデザインに協力し、ベルリンの壁に絵を描きそれがスカートにプリントされたりもした。
しかし、その後80年代後半には彼は、ドラッグにはまっていき栄光は消えホームレスのような状況になってしまうー。

2009年彼は再び彼は脚光を浴び、レジェンドとして復活する。
華やかな復活のパーティは仏「ヴォーグ(VOGUE)」のカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)編集長の息子ウラジミール・レストワン・ ロワトフェルドなどが仕掛け、会場には俳優ジョシュ・ハートネットや女優のリンジー・ローハン、メアリー・ケイト・オルセン、歌手のシアラ(Ciara)などが現れ、スポンサーはジョルジュ・アルマーニ。しかし、その時点で彼は皮膚ガンに侵されていた--
http://www.afpbb.com/articles/-/2643466?pid=4616605)

そして、2017年。そんな波乱万丈な伝説の芸術家リチャード・ハンブルトンを追ったドキュメンタリー『Shadowman』がトライベッカ映画祭などで上映され大きな話題を呼び、ついにアメリカで公開されることとなりました。

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何と言っても海外予告を見た限りですが、80年代のストリートアートの全盛期を見れそうなので、気になります。
以下はニューヨークタイムズの彼の記事。

画像1: Review: ‘Shadowman’ Traces the Rise and Fall of an ’80s Artist www.nytimes.com

Review: ‘Shadowman’ Traces the Rise and Fall of an ’80s Artist

www.nytimes.com

日本では公開されるのでしょうか--?興味あり!

『Shadowman』海外予告

画像: Shadowman Trailer #1 (2017) | Movieclips Indie youtu.be

Shadowman Trailer #1 (2017) | Movieclips Indie

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