新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国で大ヒット公開中の映画『エンドレス・ポエトリー』。

公開直後からSNSでは「生きる喜びに満ちている!」「何度も泣いた」「生命力と希望を感じた!」「感動と衝撃で胸がいっぱい」などの熱い感想で溢れています。劇中で「生きろ!生きろ!生きろ!」というホドロフスキーの強いメッセ―ジに、前向きな気持ちになる人も続出。絶賛の感想が相次ぐ本作の特別映像が解禁なりました。

画像: アレハンドロ・ホドロフスキー監督

アレハンドロ・ホドロフスキー監督

「私はもう88歳で、死にかけている」というショッキングな語りから始まる
アレハンドロ・ホドロフスキー監督のメッセージは、本作を観る人々への覚醒を促し、「意識を開放すること」を説いています。

また、『エンドレス・ポエトリー』メイキング映像では、息子アダンに演技指導をしたり、撮影監督のクリストファー・ドイルに指示したり、これまでに決して見せることのなかったホドロフスキー監督の映画製作風景がご覧いただけます。

画像: アレハンドロ・ホドロフスキー監督撮影風景

アレハンドロ・ホドロフスキー監督撮影風景

<アレハンドロ・ホドロフスキー魂のメッセージ書き起こし>

私は もう88歳で、死にかけている。
間もなく肉体は滅びる。
100歳まで生きるとしてもわずか12年だ。
死が近いことを自覚しているよ。
おおげさには話さないし、真剣な話以外はしたくない。

私は多くの観客を惑わせるのではなく、
自覚させたい。
芸術を見ていると意識させたい。
芸術作品に触れる実感を持たせたい。
芸術が生み出すものをすべて与えたいんだ。
芸術は人に向かって扉を開き、その中に人は自己を見出す。
それは醜いものではない。

宇宙は人間という芸術作品を何百万年もかけ生み出した。
人間が醜いと言ったが、人間は崇高な存在だと思う。
それを表現するのは芸術だ。
これは芸術だと観客に感じとってほしい。
そのために事件や人物を語るのだ。

映画館のスクリーンの前では意識を覚醒してほしい。
芸術の言葉を受け取ってほしい。

私たちがしていること、それは自由になること。
私たちは限界を意識してしまう。
個人的な限界もあり、社会的な限界や先入観もある。
政治的な理想や断定、秩序や規制や恐れ、
私たちは檻にとらわれて多くの物に惑わされる。

人には名前があるが意識には ない。
意識には年齢もない。
人には国籍があるが、意識には ないんだ。
人には男女の違いがあるが、意識にはない。
意識に仕事はなく、どんな仕事もする。
自由な意識は素晴らしい。
自由を望めば自由になる。

映画作りを教えろと頼まれることがある。
注意力を磨くことだ。
どんな物にでもじっと注意を向けるんだ。
対象物から目をそらさず全身全霊で見れば、
無限が見つかる。

永遠もだよ。
ーアレハンドロ・ホドロフスキー

『エンドレス・ポエトリー』ホドロフスキー監督
特別インタビュー&メイキング映像

画像: 『エンドレス・ポエトリー』ホドロフスキー監督特別インタビュー&メイキング映像 youtu.be

『エンドレス・ポエトリー』ホドロフスキー監督特別インタビュー&メイキング映像

youtu.be

世界に潜むマジック・リアリズムを追い求め続ける。
88歳のホドロフスキー監督が観る者すべてに贈る、“真なる生”への招待状。

舞台は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ。父親との軋轢や自身の葛藤を抱えたホドロフスキーは、初めての恋や友情、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちとの出会いと交流を経て、囚われていた檻から解放され詩人としての自己を確立する。
撮影監督は『恋する惑星』(94年/ウォン・カーウァイ監督)など、手持ちカメラを使った独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。
自身の青年時代を虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で瑞々しく描き、「生きること」を全肯定する青春映画の傑作。

監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影:クリストファー・ドイル
出演:アダン・ホドロフスキー/パメラ・フローレス/ブロンティス・ホドロフスキー/レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ
配給:アップリンク
(2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語/1:1.85/5.1ch/DCP)

(C) 2016 SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS Y LE PACTE
photo:(C)Pascale Montandon-Jodorowsky

新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、
アップリンク渋谷ほか全国順次公開中

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