第30回東京国際映画祭を締めくくるクロージングセレモニーを11月3日(金・祝)
に執り行い​ました。​
クロージングセレモニー内で各賞の発表とともに、ドキュメンタリー作品として
本映画祭初のクロージング作品に選出された『不都合な真実2:放置された地球』
(11月17日(金)より全国公開)​で地球環境問題に献身的に取り組む姿が
描かれた​アル・ゴア氏(アメリカ元副大統領)​が​舞台挨拶を行いました。

2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴びたことを皮切りに、
第79回アカデミー賞で2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)受賞、
映画史上に残る記録的大ヒットとなった、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー
『不都合な真実』 後、10年の時を経た地球の「現実」を映し出していく続編。

画像: ノーベル平和賞を受賞のアル・ゴア氏が壇上に登場

ノーベル平和賞を受賞のアル・ゴア氏が壇上に登場

クロージング舞台挨拶には、2007年に地球環境問題の啓発に貢献したとして
ノーベル平和賞を授与された、アル・ゴア氏(アメリカ元副大統領)が登壇。
ハーバード大学時代のルームメイトであった、旧知の仲である審査員長
トミー・リー・ジョーンズと舞台上で再会を果たしました。

小池百合子都知事からは「地球を守る伝道師」と称えられたゴア。
互いのコメントから、情熱を持って世界を変えようとする、
二人の思いは同じだということが証明された形となりました。

<クロージングセレモニー(クロージング上映作品の舞台挨拶含む)>
【実施日時】11月3日(金・祝)
【会場】EX シアター六本木   
【登壇(予定)】
 アル・ゴア氏 (アメリカ元副大統領)、
 コンペティション国際審査員長:トミー・リー・ジョーンズ ほか


今年も魅力溢れる作品が世界中から多数出品された第30回東京国際映画祭。
クロージングセレモニーでは、グランプリをはじめとする各賞が発表され、
会場が大いに盛り上がる中、東京グランプリ発表の為、審査委員長を務める、
トミー・リー・ジョーンズと小池百合子東京都知事が登場。

ジョーンズからは<東京グランプリ>の講評、受賞者へのトロフィー授与、
東京国際映画祭の総評、小池都知事からは表彰状と麒麟像授与が行われ、
更なる盛り上がりをみせる中、いよいよクロージング作品ゲストの紹介へ。

ジョーンズから「53年間もの友情を築いてきた方であり、​
映画​界でも様々な賞を受賞された製作者であり、
思慮深い方でもあります。そして今回多くの製作者のように続編をつくられました。
ゴアさんに映画を語ってもらえたらと思います。​カモン、アル!​」という紹介があった後、
アル・ゴアが登場!ジョーンズとゴアは、顔を合わすなり熱いハグと握手を交わすと
会場は大きな拍手に包まれました。

画像: 右よりアル・ゴア氏 (アメリカ元副大統領)とコンペティション国際審査員長:トミー・リー・ジョーンズ

右よりアル・ゴア氏 (アメリカ元副大統領)とコンペティション国際審査員長:トミー・リー・ジョーンズ

画像1: <クロージングセレモニー(クロージング上映作品の舞台挨拶含む)> 【実施日時】11月3日(金・祝) 【会場】EX シアター六本木 【登壇(予定)】 アル・ゴア氏 (アメリカ元副大統領)、 コンペティション国際審査員長:トミー・リー・ジョーンズ ほか

ゴアははじめに「どうもありがとう」と日本語で挨拶。
続けて「今回、東京国際映画祭に招待していただき、
私の作品をクロージング作品として選んでいただき光栄です」
と改めて感謝を述べたゴア。
続けてジョーンズについて「旧友のトミーに会えるなんて、
夢にも思わなかったのでとても驚きました(笑)彼とは長い付き合いなんです。
このような形で会えて嬉しいです」とコメント。
また、映画については「この映画を観て、感じて、この映画をきっかけとして
チャレンジできることを考えてほしい」と語りました。

画像: アル・ゴア氏

アル・ゴア氏

画像: アル・ゴア氏と小池都知事

アル・ゴア氏と小池都知事

次に、小池都知事が再登場。
10年前、『不都合な真実』1作目公開当時、環境大臣も歴任し、クール・ビズ運動を
推進、現在、東京国際映画祭に共催などの文化支援と共に、世界をリードする
”スマートエネルギー都市”に向けた環境政策を東京都で進めている小池都知事から
地球温暖化に取り組み、10年後に再び、そのメッセージを、映画をとおして表現した
ゴアについて「10年を経て、また新たに作品を完成されたことに対して、
おめでとうございますと申し上げます。この10年間でますます地球の状況は酷くなっていると
みなさんお考えの方は多くいらっしゃっているのではないでしょうか。
私は、ゴアさんは”地球を守る伝道師”だと思っております。
映画を通じて多くの方に啓発、これからも地球を守っていただきたいと思っております。
現在、2020年の東京オリンピックの開催を迎えるにあたって、様々な準備をしていますが、
世界初の都市型キャップ・アンド・トレード制度を導入し、大きな成果も生んでいます。
ゴアさんのますますのご活躍お祈りしております。」とコメント。

画像2: <クロージングセレモニー(クロージング上映作品の舞台挨拶含む)> 【実施日時】11月3日(金・祝) 【会場】EX シアター六本木 【登壇(予定)】 アル・ゴア氏 (アメリカ元副大統領)、 コンペティション国際審査員長:トミー・リー・ジョーンズ ほか

小池都知事からの話を受け、ゴアは「小池さんとも長い付き合いになりますが、
感謝を述べさせていただきます。オリンピックに向けて、努力され、
問題に対して解決策を生み出し続ける姿勢にとても心強く感じました」と語りました。

以上。

地球温暖化の現実(いま)ー『不都合な真実2 放置された地球』予告

画像: 地球温暖化の現実(いま)ーアル・ゴアが語りかける『不都合な真実2 放置された地球』 youtu.be

地球温暖化の現実(いま)ーアル・ゴアが語りかける『不都合な真実2 放置された地球』

youtu.be

<作品概要>
地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』は2006年に公開され、
第79回アカデミー賞で2部門受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなった。
また翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴア(アメリカ元副大統領)は
ノーベル平和賞を授与された。あれから10年、地球は今頃、美しく生まれ変わっているはずだった。
しかし地球はかつてないほどの危機に瀕している。この10年間に果たして何が起こったのか?
前作では見られなかった、必死の形相で声を荒げて使命を全うしようとするゴアは、
この時代に私たちにどんな「真実」を突き付けるのか?
今、最もタイムリーな作品として、世界中で大きな話題を呼んでいる。  

■監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク『南の島の大統領 沈みゆくモルディブ』

■製作総指揮:ジェフ・スコール『スポットライト』『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』、
 デイヴィス・グッゲンハイム『不都合な真実』(監督)
 ローレンス・ベンダー『パルプ・フィクション』『グッド・ウィル・ハンティング』、ローリー・デイヴィッド、
 スコット・Z・バーンズ『不都合な真実』、レスリー・チルコット『不都合な真実』

■製作:リチャード・バージ、ダイアン・ワイアーマン『不都合な真実』

■全米公開: 2017年7月28日 
■日本公開: 2017年11月17日 

■コピーライト:(C) 2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

11月17日(金) TOHOシネマズ みゆき座 他ロードショー

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