10 月 26 日(木)、TOHO シネマズ六本木ヒルズにて開催中の第 30 回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門にて、内田英治監督作品『神と人との間』がワールドプレミア上映され、上映前には W 主演の 渋川清彦、戸次重幸、内田英治監督が登壇しました

◆日 時: 10月26日(木) 朝10:50の回 本編上映前
◆会 場: TOHO シネマズ 六本木ヒルズ SCREEN1
(港区六本木 6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)
◆登壇者: 渋川清彦、戸次重幸、内田英治監督

画像: ◆日 時: 10月26日(木) 朝10:50の回 本編上映前 ◆会 場: TOHO シネマズ 六本木ヒルズ SCREEN1 (港区六本木 6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内) ◆登壇者: 渋川清彦、戸次重幸、内田英治監督

本作は谷崎潤一郎の短編を現代劇としてよみがえらせる 3 作品連続企画『TANIZAKI TRIBUTE』の 1 作。膨大な谷崎作品の中から本作を選んだ理由について内田監督は「谷崎潤一郎本人の体験に基づいた話だということが大きかったです」と語った。
キャスティングのポイントとして、「本人の性格とは真逆の役を演じてもらうこと」と明かした。
渋川はクールでスタイリッシュなイメージから一転、ダサい風貌で添田に精神的に踏みにじられていく穂積を、戸次は穏やかなイメージとは真逆の、穂積や朝子を堕としていく添田を演じきっている。

役作りについて渋川は「内田さんが脚本に書かれたことをやってみるという形ですね。普段は自分のこと【俺】って言う んですけど、映画の中では【僕】とか【俺】。それが自分の中では違和感がありましたね。」と吐露。
国際映画祭参加が初めてとなる戸次は、日本語の質疑応答を細かく英訳していく映画祭のスタイルに目を白黒させ観客を沸かせながらも、「普段の僕と演じた添田は真逆のヒドイ人間ですが、それも役者の醍醐味。想像力を働かせながら役作りをしていきました」と語った。

谷崎潤一郎が親友の作家・佐藤春夫に妻を譲った『細君譲渡事件』。
本作では、倒錯していく三角関係が描かれるが、 【三角関係の体験談】について聞かれると、「俺は三角関係はしないなぁ...戸次さんはありそうですね?(笑)」(渋川) 「僕は勝てる勝負しかしないのでね(笑)二兎は追わない」(戸次)と、ゲス恋愛に関しては 2 人とも完全否定。

「ひとつ あげるなら・・・」と戸次は「息子を抱っこして可愛がってると猫もやってくるんですね、息子は赤ちゃんだから猫を撫でることができなくて掴んじゃうので、息子と猫と僕の三角関係になってる」とほのぼのエピソードを明かしたが、内田監督 は「こんな可愛い戸次さんは映画には出てこないのでね」と客席を笑わせていた。
本作の見どころについて『ブラックコメディなので笑ってほしいですね。カメラワークにも注目してください。』(渋川)『恋愛映画のつもりで撮ったんですが、イライラする人物しか出てこないのでキラキラではなくイライラしてほしいです。』 (内田)と語った。

TANIZAKI TRIBUTE-内田英治監督『神と人との間』予告

画像: TANIZAKI TRIBUTE-内田英治監督『神と人との間』予告 youtu.be

TANIZAKI TRIBUTE-内田英治監督『神と人との間』予告

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『神と人との間』
町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚す る。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけたりとサディスト化するのだった。 かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌す る...。
◆監督 内田英治
◆出演 渋川清彦 戸次重幸 内田 慈 山田キヌヲ 萬歳光恵 根矢涼香 ほか
原案:谷崎潤一郎
制作プロダクション:TBS サービス
配給:TBS サービス
C2018 Tanizaki Tribute 製作委員会

『神と人との間』はテアトル新宿にて2018年1月27日(土)に決定。
『TANIZAKI TRIBUTE』の他 2 作品
『富美子の足』と『悪魔』も 2018 年に順次公開予定。

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