秋も深まり、紅葉が待ち遠しい季節になってまいりました。
紅葉見物は、是非、京都で。 世界遺産・二条城を舞台に、色鮮かな光の中、艶やかな8,000匹の金魚が舞い泳ぐ水族アートを鑑賞していただけます。
 
このたび、世界文化遺産の元離宮二条城(所在地:京都府京都市中京区、以下:二条城)にて、『大政奉還150周年記念アートアクアリウム城 ~金魚の舞~』が2017年10月25日(水)より12月11日(月)まで開催されています。 

画像: 大政奉還150周年記念
アートアクアリウム城 ~金魚の舞~

「アートアクアリウム」とは、アート、デザイン、エンターテイメントとアクアリウムが融合した日本が世界に誇る水族アート展覧会で、アーティストである木村英智氏が手掛けたものです。
昨年には誕生10 周年を迎え、現在までに、累計790万人の有料入場者を動員し、観る人に感動を与えています。
昨年度、水都・大阪、堂島リバーフォーラムにて開催された「アートアクアリウム~夏の艶~」も大盛況を博しました。
 
今回は、夏の大阪とは、趣を変え、大政奉還150周年を迎えた、世界遺産・京都二条城を舞台に日本の伝統の美と、アートアクアリウムの幻想的な美の融合をご鑑賞いただけます。
400年以上の歴史を持つ二条城の中でも通常は入場できない夜の時間帯に一般非公開エリアである二の丸御殿中庭・台所前庭・台所で開催される絢爛豪華な芸術の祭典です。
今回は、「アートアクアリウム」唯一の野外展示となっています。
光・音楽・映像など最新の演出技術を駆使しながら、美しい水槽の中に日本の美の象徴ともいえる約8,000匹の金魚や、錦鯉が舞い踊ります。
日本ならではの艶やかに彩られた和の美しさが、現代的なアートとなって独特の世界が創り出されています。
まさに、伝統の美と近未来の美の融合です。
 
1603年から江戸時代の象徴のひとつとして400年以上の歴史を持つ二条城は、今年大政奉還150周年記念という節目を迎え、武家社会に終わりを告げ、新しい歴史の舞台となりました。
大政奉還がもたらした芸術の世界への影響に着目し、その歴史を表現する新作、「大政奉還屏風絵図」が初披露されています。
「江戸末期」「明治初期」「近代文化」の3つの流れを象徴するアートアクアリウムの作品によって、大政奉還により開かれた日本美術史の変遷を表現する斬新な作品です。
 
また、屋外展示でしか実現できない大型新作、「水戯の舞台」では、毎夜、華麗な舞が繰り広げられます。
西日本初登場となる「超・花魁」は、巨大金魚鉢と、その周囲を取り囲む17のアクアリウムで構成され、煌びやかな7色の照明に彩られています。
江戸文化を象徴する美しいガラス器江戸切子で捜索した煌びやかな作品、江戸時代に誕生し、明治時代に発展した九谷焼など、史上最大規模のアートアクアリウム作品を満喫していただけます。
 
夜祭BARでは、京都の地酒や、おでん、お茶席では、京の老舗3ブランドがコラボレーションしたオリジナルのお茶、和菓子のセットも楽しんでいただけます。
レンタル着物もあります。
是非、この機会に京都の伝統と、豪華絢爛な芸術の宴をご堪能ください。

画像1: アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

画像2: アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

画像3: アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

画像4: アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

アートアクアリウム城(2014年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

画像: アートアクアリウム城(2015年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

アートアクアリウム城(2015年)※過去の展覧会の様子 写真提供:Art Aquarium

画像: 新作「大政奉還屏風絵図」※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

新作「大政奉還屏風絵図」※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

大政奉還150周年を記念した新作。
大政奉還は日本の歴史において大きな影響を与えましたが、芸術の世界も大きな転換期を迎えました。
そこで、アートアクアリウムでは、その激動の美術史を表現する新作を制作。
「ビョウブリウム」という屏風をモチーフにしたアクアリウムにプロジェクションマッピングによる動く屏風絵を投影し、その中を金魚が優雅に泳ぐという作品のマッピング映像を大政奉還の時期とその前後の時代というように、3つの時代のテーマで創り、そのテーマの違う3つのビョウブリウムを見ることで、大政奉還がもたらした日本の芸術への影響を理解できるという作品です。
「大政奉還屏風絵図(江戸初期~末期)」
江戸時代を表しており、狩野派の始祖とされている狩野探幽が陣頭指揮をとり、大政奉還が執り行われた二条城に描かれている「竹虎群虎図」と「松鷹」を取り入れています。
「大政奉還屏風絵図(江戸末期~明治初期)」
まさに大政奉還その日が描かれています。美術界にとっての激動期を表していて、狩野派最後の画家である狩野芳崖に焦点を当てて、洋画という新しい手法を取り入れた「仁王掟鬼図(におうそうきず)」と「悲母観音」を取り上げています。
「大政奉還屏風絵図(明治初期~近代へ)」
その後の近代日本画の発展をあらわしていて、伝統的な日本画の世界に様々な斬新な技法を導入し、近代日本画の発展に多大なる影響を与えた、菱田春草と横山大観に焦点を当て、彼らの合作である「飛泉」と、その後に菱田春草が、色彩点描技法、空気遠近法、琳派、洋画の長所を巧みに混在させた日本画の全く新しい画風の完成形である「落葉」を取り上げています。
「松鷹図」の飛び立つ鷹は時代の象徴であり、「落葉」の作品も無限の未来に向かって飛び立っていくという、日本の未来を表しています。
 
3つの屏風を回りながら楽しむという方法は、祇園祭の際に休暇の町家に屏風がかざられ、それを観て巡る屏風祭をヒントにしています。
 
 

画像: キリコリウム 写真提供:Art Aquarium

キリコリウム 写真提供:Art Aquarium

江戸時代から伝わる伝統工芸である江戸切子を用いた作品。
江戸切子の特徴であるカットグラス工法のよさを生かし、上から見ても横から見ても、金魚たちが不思議で美しく見えます。
下部は、現代の工芸でもあるアクリルで江戸切子を模して製作しており、日本が誇る新旧の工芸技術の競演による品のある美しさが感じられる作品です。
 
 

画像: 九谷金魚品評 写真提供:Art Aquarium

九谷金魚品評 写真提供:Art Aquarium

日本の伝統工芸である九谷焼で製作されたアートアクアリウム。
青九谷焼、赤九谷焼、花詰という九谷焼の3つの基本技法を用いた金魚の絵柄を施しています。品評会に倣った正しい金魚の見方である上見で金魚を鑑賞し、横からは九谷焼で描かれた金魚の華やかな世界を楽しむ、贅沢な作品。
 
 

画像1: 超・花魁 写真提供:Art Aquarium

超・花魁 写真提供:Art Aquarium

画像2: 超・花魁 写真提供:Art Aquarium

超・花魁 写真提供:Art Aquarium

西日本初登場の作品。巨大金魚鉢とその周囲を囲む17のアクアリウムで構成され、煌びやかな7色の照明や映像が、これらを彩ります。
流れ落ちる水が涼しげな水槽の中には、江戸時代の花街の女たちになぞらえた3,000匹もの金魚が舞い泳ぎ、艶やかながら、儚げな夢のような世界が演出されています。
金魚鉢の大きさは直径・高さ約2.5m。作品全体は最大直径5.6m/高さ3.5m 「花魁」の水量の約3倍以上にもなるアートアクアリウム史上最大の作品。
 
 

画像: 金魚の舞 ※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

金魚の舞 ※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

画像: お茶会セット ※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

お茶会セット ※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

画像: 夜祭BAR ※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

夜祭BAR ※イメージ画像 写真提供:Art Aquarium

開会式に広報大使の女優・上戸彩さんが登場

画像1: 開会式に広報大使の女優・上戸彩さんが登場
画像2: 開会式に広報大使の女優・上戸彩さんが登場

展覧会概要

期間:2017年10月25日(水)~12月11日(月) ※初日の一般入場は20:00~
時間:17:00~22:00(最終入場21:30)
会場:元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)
住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
入場料:一般1,500円(税込)、こども(4歳~小学生以下)1,000円(税込)、3歳以下無料
※小学生以下保護者要同伴。
 
■アートアクアリウム城 特別公演 “金魚の舞”
開催日程:2017年11月1日(水)〜12月11日(月) ※11月17日は休演
開催時間:
「二十四節気七十二候の舞」18:00〜、19:00〜、20:00〜(1回の公演時間は約10分間を予定)
「花魁の舞」21:00〜
 
主催:京都市、アートアクアリウム城実行委員会
企画制作運営:アクアリウムクリエイターズオフィス
総合プロデューサー:木村英智(アートアクアリウムアーティスト)
後援:世界文化遺産地域連携会議、歴史街道推進協議会、セイラーズフォーザシー
 
ハローダイヤル:050-5542-8600※開設期間9月1日(金)から12月12日(火) 8:00~22:00

大政奉還150周年記念
アートアクアリウム城~金魚の舞~ @ 京都 cinefil チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、大政奉還150周年記念 アートアクアリウム城~金魚の舞~ @ 京都 cinefilチケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上3組6名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2017年11月26日 24:00 日曜日

記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
  建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、
  当選無効となります。
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8、連載で、面白くないと思われるものの、筆者名か連載タイトルを、3つ以上ご記入下さい
 (複数回答可)
9、よくご利用になるWEBマガジン、WEBサイト、アプリを教えて下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。
   また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。

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