東京国際映画祭によって2014年より生まれた比類なき感性で「サムライ」のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える SAMURAI 賞の2017年の受賞者が発表されました。

第 30 回となる記念すべき映画祭では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界で名を馳せる坂本龍一氏に贈られることとなります。

画像: <坂本龍一(さかもとりゅういち)プロフィール> 1952 年東京生まれ。1978 年「千のナイフ」でソロデビュー。同年「YMO」を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞 を、『ラ ストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラ ミー賞他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。環境や平和 問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発を表明、音楽を通じた東北地方太平洋 沖地震被災者支援活動も行っている。2013 年は山口情報芸術センター(YCAM)10 周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014 年は札幌国際芸術 祭 2014のゲストディレクターとしてアート界への越境も積極的に行っている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1年に渡る治療と療養を経て2015 年、山田洋次監督作品『母と暮せば』とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽制作で復帰を果たし、2016 年には李相日監督 作品『怒り』の音楽を担当した。2017 年 3 月には 8 年ぶりとなるソロアルバム「async」を発表。

<坂本龍一(さかもとりゅういち)プロフィール>
1952 年東京生まれ。1978 年「千のナイフ」でソロデビュー。同年「YMO」を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞 を、『ラ ストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラ ミー賞他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。環境や平和 問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発を表明、音楽を通じた東北地方太平洋 沖地震被災者支援活動も行っている。2013 年は山口情報芸術センター(YCAM)10 周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014 年は札幌国際芸術 祭 2014のゲストディレクターとしてアート界への越境も積極的に行っている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1年に渡る治療と療養を経て2015 年、山田洋次監督作品『母と暮せば』とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽制作で復帰を果たし、2016 年には李相日監督 作品『怒り』の音楽を担当した。2017 年 3 月には 8 年ぶりとなるソロアルバム「async」を発表。

<歴代 SAMURAI 賞受賞者>
第 27 回東京国際映画祭(2014) 北野武監督、ティム・バートン監督
第 28 回東京国際映画祭(2015) 山田洋次監督、ジョン・ウー監督
第 29 回東京国際映画祭(2016)マーティン・スコセッシ監督、黒沢清監督

また、「映画の未来の開拓」をビジョンの大きな柱の一つとしている東京国際映画祭では会期中、坂本龍一氏の SAMURAI 賞授賞を記念した特別クラスをはじめ、国際的に第一線で活躍されている、ブリランテ・メンドーサ監 督・河瀨直美監督・曽利文彦監督を迎えてのマスタークラスを実施されることも合わせて発表されました。

若い映画ファンや次世代を担う新たな若手映画作家に向けたセミナー形式のトークイベントです。

<TIFFマスタークラス>
会場:六本木アカデミーヒルズ49F タワーホール
入場:無料
申込方法:東京国際映画祭公式サイトにて9月28日(木)18時より申し込み開始(定員になり次第、締め切ります。)

■第4回“SAMURAI(サムライ)”賞授賞記念 
坂本龍一スペシャルトークイベント~映像と音の関係~
日時:11/01(水)14時開場/15時開演(予定)

東京国際映画祭でも上映される坂本龍一氏を5年に渡り、
取材し作られたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto CODA』予告

画像: 坂本龍一の"今"『Ryuichi Sakamoto CODA』予告 youtu.be

坂本龍一の"今"『Ryuichi Sakamoto CODA』予告

youtu.be

マスタークラスでは、米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする
音楽家の坂本龍一がこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論を展開する。

■ブリランテ・メンドーサ監督の演出論(仮)
日時:10/26(木)18時開場/19時開演(予定)

「第3黄金期」と呼ばれる隆盛の時代を迎えているフィリピン映画界
をリードしてきたブリランテ・メンドーサ監督が語る演出論。

<ブリランテ・メンドーサ プロフィール>
1960 年、フィリピン出身。2005 年インディペンデント映画プロダクション「センター・ステージ・プロダクションズ」を設立。 同年の監督デビュー作 『マニラ・デイドリーム』でロカルノ国際映画祭ビデオ部門金豹賞を受賞。2007 年『どん底』で ベルリン国際映画祭カリガリ賞を受賞。2009 年『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』でカンヌ国際映画祭監督賞を 受賞。2012 年『汝が子宮』(TIFF2015 上映)でヴェネチア国際映画祭 the La Navicella Venezia Cinema Award を受 賞。2015 年『罠(わな)~被災地に生きる』(TIFF2015 上映)が第 68 回カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門に出品されたのに続き、2016 年の第 69 回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門では最新作 『Ma’ Rosa』(原題)が女優賞(ジャクリン・ホセ)を受賞した。

■河瀨直美監督スペシャルトークイベント(仮)
日時:10/28(土)13時開場/14時開演(予定)

若手育成にも力を注いでいる河瀨直美監督のマスタークラス。
当日はエグゼクティブ・プロデューサーを務めた『東の狼』も特別
上映され主演の藤竜也との対談も予定。

<河瀨直美(かわせなおみ)プロフィール>
photographed by LESLIE KEE
映画作家。生まれ育った奈良で映画を創り続ける。大阪写真専門学校映画学科(現ビジュアルアーツ専門学校)卒業。『につつまれて』(92)『かたつもり』 (94)で、山形国際ドキュメンタリー映画祭国際批評家連盟賞等を受賞。『萌の朱雀』(97)でカンヌ映画祭カメラドールを最年少受賞し、『殯の森』 (07)でグランプリに輝く。その後も同映画祭で、数々の賞を受賞し、2017 年には『光』がエキュメニュカル審査員賞を受賞した。2017 年 9 月 3 日にはジ ュリエット・ビノシュさん、永瀬正敏さん主演の新作映画が地元奈良でクランクイン。日仏合同プロジェクトが本格始動。2018 年 11 月 23 日よりパリ・ポンピド ゥセンターにて「河瀨直美大回顧展展」が6週間にわたり開催される。映画監督の他、CM 演出、エッセイ執筆などジャンルにこだわらず表現活動を続け、故 郷の奈良において「なら国際映画祭」をオーガナイズしながら次世代の育成にも力を入れている。

■曽利文彦監督「ハガレン」トークイベント
日時:10/30(月)18時開場/19時開演(予定)

12/1『鋼(はがね)の錬金術師』公開記念イベント。全世界7000万部の国
民的人気コミック、映像化不可能と言われた原作の実写映画化へ
の道のり。「ハガレン」が到達する新たな映像世界と映画体験とは?

<曽利文彦(そりふみひこ)プロフィール>
1997 年 USC(南カリフォルニア大学大学院)映画学科在学中、ジェームズ・キャメロン監督『タイタニック』の VFX を担当。 帰国後、2002 年『ピンポン』で映画監督デビュー。同作で第 26 回日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀監督賞を受賞、 第 24 回ヨコハマ映画祭にて新人監督賞を受賞。04 年、3DCG アニメ映画『APPLESEED アップルシード』をプロデュース。 実写映画の監督作品に『ICHI』『あしたのジョー』などがある。

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