カンヌ国際映画祭のパルムドールを争うコンペティション部門の出品作が続々と予告、ティーザーを発表し始めている。

シネフィルでは、ここ数日の新たに上がってきた海外予告をお伝えします。

カンヌコンペティション部門では、アジア勢からは河瀬直美監督『光』以外に韓国監督から2本の映画が選出されています。一本がポン・ジュノ監督の『オクジャ』そして、もう一本がこのホン・サンス監督の作品です。

61年生まれのホン・サンス監督。今年2月のベルリンで新作『夜の海辺で一人』で主演のキム・ミニが女優賞を受賞したばかりですが、今年カンヌでは、特別上映作品としてイザベラ・ユペールが出演している『クレールのカメラ(原題)』も上映されることとなっており、ダブルで出品となっておりすごい早いペースで作品を仕上げています。
今まで、コンペティション部門に04年の『女は男の未来だ』、05年『映画館の恋』、12年『3人のアンヌ』の3作が出品され、その他「ある視点」部門で10年『ハハハ』である視点賞受賞しています。

今回の作品コンペティション部門に選ばれた作品『Le Jour d'après 』は、モノクロで撮られており、予告だけ観るとホン・サンス独特の間合いがモノクロとあって奥行きを出しているのかもしれません。韓国監督初のパルムドールに王手をかけるのか、気になる作品です。

画像: thefilmstage.com
thefilmstage.com
画像: Le Jour d'après Teaser VOSTE youtu.be

Le Jour d'après Teaser VOSTE

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.