自覚的な小悪魔、無自覚な小悪魔

森下 今回は、悪女は自覚しているか?していないか?ってことから話そうかなとーー

睡蓮 そういえば「小悪魔」ってずいぶん前に流行ったけど、あれって女子にとっては都合のいい言葉でしたね。

森下 小悪魔、すでに懐かしい響き……。派手なだけのギャルが、少しずつ大人な外見になっていって、そこに「恋愛のコツを覚えてイイ女になろう」っていうメンタル強化な部分が加わった女の子が「小悪魔系」と呼ばれるようになったよね。2000年の初め頃かな。

睡蓮 女の子たちの分類と自覚の進化は凄まじいですからねぇ。そういう意味だと無自覚な小悪魔なんて絶滅危惧種なのかもしれないけれど。あくまでマイペースで、手のひらで転がしておいてさらっと酷いことしても可愛いから結局許されちゃうという天然の小悪魔がいるのかどうか。

森下 あくまで自分の価値を上げるための「可愛い」だけど、釣られる男の子も多いんじゃないかなあ。

睡蓮 モテたい男の子たちとモテたい女の子たちは同じ辺りに生息しているから、いっぱい釣れるんじゃないですかねー。まあそういう自覚的な小悪魔というよりも、本当に何考えているのかわからない最強の小悪魔的な悪女といえばわたしの中では『ティファニーで朝食を』をまず思い浮かべます。

森下 あ、オードリー。

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睡蓮 初っ端から大きなサングラスをかけてドレスで着飾って、ティファニーのショーウィンドウの前を歩く。これ相当ぶっとんでるよなって、びっくりして……。

『ティファニーで朝食を』あらすじ
ホリー(オードリー・ヘップバーン)はニューヨークのアパートに名前のない猫と住んでいる。ホリーの夢は“ティファニー”のようなところで暮らすことで、まだ人気のない早朝、パンとコーヒー片手に5番街にある高級店ティファニーのウインドーを眺めつつ朝食を取るのが趣味だった。ある日、ホリーのアパートにポール(ジョージ・ペパード)という青年が越してきた。自称作家の彼の部屋へ、金持ちそうな中年女が訪ねて来ては夜半に帰って行く。ポールは都会文化が生んだホリーの野性的な性格に興味がわく。ホリーもまた、ポールの都会の塵にまみれながらも純真さを失わない性格に惹かれていく。ある夜、ポールの部屋へ窓から入り込んだホリーは、“ティファニー”のことや、入隊中の兄のことを語る。そして「わたしたちはただの友達よ」とポールのベッドにもぐり込むのであった。

森下 オードリーが演じたホリーって、ヤバい女だよね(笑)今から18年くらい前かな、18、19歳頃にオードリー・ヘップバーンの出てる映画にプチはまりしたことがあって、続けざまに何作も観たのね。そのときは普通に「オードリー美人だなぁ、品があるし」なんてのん気に観てたんだけど。

睡蓮 いやぁ、ホント。わたしも初めて観たのはずいぶん前で、そのときの印象は「何も考えずに行動する可愛い子」でした。なぜあの危うさに気づかなかったのか……!

森下 2017年の今観返してみると、つくづく妙な映画だよなって思う。原作を読んで人物像を比べてみたわけじゃないけど、じゅうぶん狂気が見えてた。

睡蓮 狂気の域に完全に入っちゃってますよねぇ。会話を追いかけてストーリーだけ見ると、すごい嫌な女なの。

森下 厄介だし、何回も逮捕されるんじゃないかな。なにより女性に嫌われる要素てんこ盛りなの。

睡蓮 女友達いないタイプですね。でもヘップバーンみたいなすごく可愛い子が演じるとそこがいいなって。ファッションや美術もハイレベルで、ドレスはジバンシィ、バスタブを半分に切って改造したソファもセンスいいなと。あれは欲しい……。

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森下 映画の力は計り知れないよね。キッチンもコンパクトにまとまってるのが逆に可愛くて、ままごとしてるみたいな雰囲気が出てた。

睡蓮 会話のセンスがさすがだから、可愛さもあるけど知性も感じさせる。恋仲になるポールに「部屋から出て行って」とやりとりするところ、ただ「出てって」じゃなくて「普段なら4秒かかるところを2秒で出てって」とか好き。

ヘップバーンか、モンローか

森下 原作者のトールマン・カポーティは、マリリン・モンローが主演するのを希望してたっていうのは有名な話みたい。結局オファーは受けてもらえなくて、オードリーに決まってから脚本が書きかえられたらしく……。

睡蓮 モンローが演じたら全然違うテイストになりそう。ヘップバーンがもつファンシーさのおかげであくまでガーリーな感じになりましたけどね。

森下 わたしはマリリン・モンロー主演の方を観たかったな。オードリー版は全部良い方に転じてると思うよ。甘酸っぱさのあるガーリームービーで、ラブコメとしてもめちゃくちゃ楽しめるから。最初に「ホリーという役は狂人」って言ったけど、映画の全体を見ると驚異的なさわやかじゃない?さわやか悪女さんって成立するもんなんだね。

睡蓮 そのさわやかさゆえに余計に小悪魔に留まらない悪女性を感じますね。愛人稼業というか、娼婦すれすれのことをしながらも、悲壮感をまったく出さずに、周りの男たちをどんどん転してくのが爽快ですね。最初のほうでポールの部屋に窓から入って、彼が裸でいてもおかまいなしで、そのまま一緒にベッドに入っちゃうところとか笑っちゃったもん。

森下 そういうのサラッとやっちゃうから。窓から勝手に入ってきた女が、自分の話を延々としたあとベッドにもぐりこんでくるって、普通は迷惑だよね(笑)でも画面に映っているのがオードリーだから「迷い猫が窓から入ってきて、ニャーニャー鳴いてるうちに寝ちゃった」みたいな可愛いらしいシーンになってて、こういう浮世離れしたシーンこそ俳優の力が試されるなあって。オードリーの人間離れしたスター性がものを言ってるよ。

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睡蓮 そう、生々しくない。モンローだったらその時点でちがう展開になってしまいそう。ただ、ホリーの設定ってかなりディープで、すっかり忘れていたけど実は結婚してましたよね(笑)

森下 してた。既婚者なのに、都会の真ん中にあるアパートで優雅にひとり暮らしをして、知り合ったばかりの男の部屋に寝間着のまま遊びに行くの。

睡蓮 実兄に対して近親相姦レベルの慕い方をしてるのも衝撃だったんですが。

森下 兄への、「旦那かよ」っていう甘え方はハンパじゃなかった!

睡蓮 自分に地位がないからこそ、少しでもお金と権力のある人にくっついてのし上がっていこうとして「わたしはお金持ちと結婚するのよ」と大っぴらに宣言したわりに、あっさり失敗しちゃってぶーたれるあの可愛さったら。

森下 頭がいいのか馬鹿なのかが本当によくわからないけど、悪女に感じる危うい魅力はそういう部分にあるよね。

猫型悪女の象徴

睡蓮 他の男のと結婚宣言を懲りずにしても、ポールがホリーのことをずっと好きなのはわかる気がするんです。多分、他にはいないから、ああいう人。いや、多分じゃなくていない。

森下 確かに、窓辺でギターの弾き語りをするとこなんてグッときたなあ。寂し気に、儚そうに歌っていて。惚れるには最高のシチュエーションだよ。

睡蓮 ポールには彼女のピュアな部分がちゃんと見えているんですよね。あと、ホリーの飼い猫は彼女の分身みたいなもので、猫に名前がない=自分も何者か不明、匿名性の象徴ですよね。ヘップバーン自身が猫に似ていて、自由奔放だから、まさに。

森下 猫ねえ! あの不可解なくらいの名演技。だって、ドアベルが鳴ったタイミングで寝ているホリーを起こすんだよ。訓練された犬かと思った。

画像: Breakfast at Tiffany's trailer youtu.be

Breakfast at Tiffany's trailer

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睡蓮 タイミングよく肩に乗るとか、放り投げられてベタッと窓に張り付くとか、雨に濡れて寂しそうにするとか。何テイクも撮っているとはいえ、ねえ。猫といえば、100円ショップみたいなお店で万引きするシーン、盗んだお面も猫でしたね。ポールは犬(笑)

森下 ホリーは猫、ポールは犬、って演出の遊び心としては最高の皮肉。とはいえ、窃盗だよ、窃盗。オードリーだから可愛くて小洒落たシーンになってるけど。で、最後は何となく強引なハッピーエンドで……。

睡蓮 割とバッドエンドな作品を好んで観ることが多いせいか、たまにはこういう王道ラブロマンスを観るとほっとします(笑)何者でもない女の子がのし上がろうとするけどヒロインに嫌みがないというところでは『Wの悲劇』も近いものがあるなと。

『Wの悲劇』あらすじ
三田静香(薬師丸ひろ子)は劇団「海」の研究生で、女優志望の20歳の女の子。ある夜、人のいない公園で芝居をしていた静香は、森口昭夫(世良公則)という元劇団員の男性に賞賛の言葉を浴び、友人以上の関係になる。後日、静香は劇団の次回公演『Wの悲劇』の主役選考オーディションに臨むが、同期のかおり(高木美保)が役を射止め、静香は物語の冒頭でひとことだけ台詞のある端役(兼プロンプター)を担当することになった。オーディションに落ちて落ち込む静香に、森口は俳優時代の心理的な苦悩を語り、静香がスターになれなかったらという条件で結婚を申し込み、反対に静香が役者として成功した場合はサヨナラの意味も込めて楽屋に大きな花束を贈ることを約束する。そして静香は『Wの悲劇』大阪公演の滞在中、看板女優である羽鳥翔(三田佳子)の部屋の前をたまたま通り、羽鳥のパトロンの堂原(仲谷昇)が腹上死してしまう事件に巻き込まれてしまう。このスキャンダルの身代わりになることを翔から頼まれた静香は、続く東京公演で主役へ起用すると持ち掛けられ……。

森下 いい映画だよね。

睡蓮 も〜大好きですよ。お正月に地元で角川映画特集やっていたから映画館で観てきました。主人公の静香は女優の卵で、役をつかむためなら何でもしちゃうんだけど、薬師丸ひろ子の童顔さと声の透明感もあって、ヘップバーンに通じるものを感じる。

森下 薬師丸さんの佇まいと芝居の空気はヘップバーンに似てる気がするよ。

www.azsiafilm.hu

薬師丸ひろ子という理想の小悪魔

睡蓮 ホリーに続いて私の理想の小悪魔ですよ。酷いことしてるって自覚がまったくないんですよね。嫌味なこと言っても許される、なにか特権的なものがありますね。

森下 選ばれた資質だろうなあ。センスというか。もちろん本質の部分はしらないし、静香という女性になるための役作りもしただろうけど、その役以上のものを掴んでいるよね。女優として不可能を可能にしてる。

睡蓮 「女優になるんだ」って一点が彼女をドロドロした世界の中に埋もれさせることなく輝かせてますよね。男よりも、結婚よりも、スターになるんだって。この映画のなかだと三田佳子さん演じる大女優もまた悪女としては語りがいがありますが、無自覚な小悪魔って枠には収まらないので今回は泣く泣く抑えます……。

森下 三田さんの大女優はほぼ完成形。じゃあ発展途上の静香はどうかというと、すっごい男に甘えるけど、やっぱり男のために生きてるわけじゃないっていう。

睡蓮 石神井公園で誰もいない明け方に、練習でチェーホフの「かもめ」のニーナの台詞を言うんですよ。昭夫が拍手をしながら登場する最初のシーン。あのニーナと自分を重ねる感覚、わかるなぁ。認められたい。でもそのためには地位がいる。今の自分とは違う境遇、例えばセレブや女優になることでこそ本当の自分になるんだ、みたいな。

www.japansociety.org

森下 自分を越えたいんだと思うよ。別の人物になるってことは、何者でもなくなるってことで、すなわち自分から解放されるってこと。そういう精神的なものと、あとはやっぱり自分が認められた証明というか、外からの評価も欲しい。シビアな世界だよなあ……。

睡蓮 女優という設定がより効いてきますね。あと静香の台詞の返しの冷たさが凄まじくって、そこが好きなんですけどね。例えば初めて昭夫の家に泊まったときも、昭夫からすると身体まで許してくれて、もう彼女なんだって気持ちなんだけど、翌朝「次はいつ会えるかな」って聞いたら、静香は指で歯磨きしながら「どうして?」って質問返しするんですよ。どうしてって、そりゃ会いたいからに決まってるじゃん!って(笑)雨が降ってるから「傘持ってけよ」って言われても、「いい、返すときないから」って。ないんだ!って(笑)

森下 たまらんね~(笑)自分本位な女だなって普通は思うけど、そこに昭夫は惹かれていくの、困った女だなぁなんて顔しながら。オードリーが演じたホリーと薬師丸さんが演じた静香は2人とも見栄っ張りの強がりで、コンプレックスがあるのも見え隠れしてて。

画像: Wの悲劇 youtu.be

Wの悲劇

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睡蓮 だからこそ頑張って大人ぶって、虚勢を張るんですよねぇ。一方で、強がりなのに酔っぱらうと「え〜ん」って泣いちゃうギャップとかたまらない。壁ドンとか比にならない胸キュンシーン。

森下 彼女はただ演じてるのが好きなだけだから、笑って許せるよね。

睡蓮 わたしも20代前半の頃はもっと生意気だった。薬師丸さんやヘップバーンはアイドル的なピュアを感じさせるという人物造形で作品を成立させてるんですが、その逆パターンとして『樹氷のよろめき』の岡田茉莉子さんを挙げてみます。

『樹氷のよろめき』あらすじ
札幌で美容院を経営する百合子は、愛人の高校教師・杉野と冬の旅に出た。彼女はこの旅を最後に杉野と別れるつもりだった。理由を問いつめられた百合子は妊娠していること、それが杉野への愛の終着点であることを述べたが、杉野は逆に百合子への愛をつのらせていく。支笏湖畔で朝を迎えた百合子は、杉野の目覚める前に旅館を出て、室蘭に向った。そこにはかつての恋人、今井が待っていたが彼はすでに別の女性と結婚していた。百合子は今井と病院を訪ねるが、妊娠していないことが判明する。そこへ杉野が現れ、今井を対立。百合子は単身ニセコ温泉に向った。杉野と今井も彼女の後を追いやがて雪の温泉町に着いた。百合子は、そこで初めて杉野に、今井をかつて愛したことがあるが、今井が不能だったため別れたこと、そして今井が三年後に男性を取戻したことを打明けた。翌朝、今井と言い争いになった杉野は雪山に飛び出し……。

森下 岡田さん、すごく美人なんだけど、ちょっと顔が怖いんだよなあ。顔面に迫力があるなあっていつも思うんだけど。

睡蓮 すごみがありますよね。昭和の時代ってああいうきりっとした、どっちかっていうと西洋的な顔立ちのスター女優さんが人気ありましたね。

森下 目鼻立ちがはっきりした意思の強そうな顔ね。他に思いつくのは京マチ子さん、山本富士子さん、浅丘ルリ子さん、加賀まりこさんとかかなあ。

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映画的な三角関係

睡蓮 監督が吉田喜重だからっていうのもあるけど、この作品、かなりモダンなテイストだなと思いました。

森下 引き画が多くてヨーロッパ映画を観てるみたいだった。あまりに引いてるから俳優が景色の一部になってて、「うひゃー、百メートルくらい離れてるよなあこれ」ってびっくりしながら観たけど。

睡蓮 見事に綺麗な雪山でしたよね。モノクロが際立っていた。全体としてどう感じました?

森下 月並みな感想だけど、シンプルな映画。愛すれば愛するほど堕ちていく三角関係の中で、映画のテーマとリンクするかのように杉野(蜷川幸雄)が雪山で滑落死して、ラストは登場人物を置き去りにするかのように終わったじゃない、あれには「監督、潔いなー」って衝撃が走ったよ。

睡蓮 また昔の映画ってエンドロールなしにいきなり「終」って文字が出てくるの多いじゃないですか。「おおっ」ってなることありますね(笑)この人間関係は哲学的な、というかすごく映画的な三角関係ですよね。こんなにドロドロ感のない三角関係を描けるのはすごい。あと、岡田茉莉子演じる百合子、想像妊娠しちゃうってくだりが時代を感じましたね。

森下 もう死語だよ。想像で妊娠するって、そんな強い念を出せる女はもういないもん。想像妊娠ってサラッと言うけど、強烈な思い込みのおかげで身体に妊娠の症状が出てたはずなのね。生理が止まって吐き気がするとか、強烈に眠いとか、胃が痛いとか。もしかしたら食べ物の好みも変わってたかもしれないし、ちょっとくらい腹が膨らみ始める人もいたと思うよ。思い込みって怖いんだよ。

睡蓮 今なら想像膨らませてる暇があったら、薬局に行って検査薬を買ってすぐ調べますね。

森下 うん、1分かからずに結果が出るから。悪女ってそういう部分では病的に素直なんだと思う。なのに、妊娠したと言いながらも杉野に抱かれたときの台詞が、「もっと強く抱いて。私が流産するくらい」だよ。悪魔かと。

睡蓮 クールを通りこして怖い。

森下 ……毒女?

画像: Affair in the Snow TRAILER youtu.be

Affair in the Snow TRAILER

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睡蓮 この映画68年なんですけど、世の中で女性像が変わり始めた頃なのかな。百合子の年齢設定は35歳で、結婚もしてない。というか結婚したいとは思ってなくて、何にも囚われてない。一応、「肉体は杉野で、心は今井」っていうのはあるけど。3人でいることが自然で、三角関係の中にいることによって自分が存在できると思ってたのかな、百合子の心情ってあんまり吐露されてないから想像するしかないんですけど。

森下 『17歳』(フランソワ・オゾン監督)の子と同じく、なにを目的としているのかが不明瞭な沼タイプだった。傾向としては普通の幸せを求めてなくて、必ずと言っていいほど周りで男が死ぬ。

睡蓮 沼ねぇ。

森下 常に寂しそうな空気を出してるんだけど、人に依存しないんだよ。己の欲望が動機じゃない。むしろ男性に執着され始めると、無表情で逃げる(笑)

睡蓮 そう、自分のペースでしか行動しなくて、ベタベタもしてこない。ポーカーフェイスで何考えているのか謎めいている。だからこそ二人が執着したくなるのかなと思う。

森下 百合子に感じるのは「無常観」だなあ。深くて濃くて、抗えない「何か」。その何かに思いを巡らせる映画。

睡蓮 子供の映画じゃないですよね、本当に大人の物語です。

今回とり上げた3本

『ティファニーで朝食を』
監督 ブレイク・エドワーズ/脚色 ジョージ・アクセルロッド/原作 トルーマン・カポーティ/製作 マーティン・ジュロー 、 リチャード・シェファード/撮影 フランツ・プラナー/音楽 ヘンリー・マンシーニ/歌 ジョニー・マーサー/編集 ハワード・スミス
原題 Breakfast at Tiffany's/製作年 1961年/製作国 アメリカ/配給 パラマウント映画/上映時間 115分
キャスト オードリー・ヘップバーン、ジョージ・ペパード、パトリシア・ニール、バディー・エブセン、ホセ・ルイ・ド・ビラロンガ、ドロシー・ウィットニー、パットニー(猫)、ミッキー・ルーニー他

『Wの悲劇』
監督 澤井信一郎/脚本 荒井晴彦 、 澤井信一郎/原作 夏樹静子/製作 角川春樹/プロデューサー 黒澤満 、 伊藤亮爾 、 瀬戸恒雄/撮影 仙元誠三/美術 桑名忠之/音楽 久石譲
原題 The Tragedy of "W"/製作年 1984年/製作国 日本/配給 東映/上映時間 108分
キャスト 薬師丸ひろ子、世良公則、高木美保、蜷川幸雄、三田村邦彦、三田佳子 他

『樹氷のよろめき』
監督 吉田喜重/脚本 石堂淑朗 、 吉田喜重/製作 織田明/撮影 奥村祐治/美術 佐藤公信
/録音 加藤一郎/照明 海野義雄/編集 太田和夫/スチル 長谷川元吉
原題 Affair in the Snow/製作年 1968年/製作国 日本/配給 松竹/上映時間 97分
キャスト 岡田茉莉子、木村功、蜷川幸雄、赤座美代子、藤原祐子他

前回の対談はこちら

森下くるみ(もりした・くるみ)
1980年生まれ。秋田県秋田市出身。文筆家。「小説現代」2008年2月号に短編小説「硫化水銀」(のちに電子書籍化)を発表。著作に『すべては「裸になる」から始まって』(講談社文庫)、『らふ』(青志社)、『36 書く女×撮る男』(ポンプラボ)、『虫食いの家』(kindle singles)など。季刊誌『東京荒野』に旅エッセイ「回遊録」を、ポエジィとアートを連絡する叢書『未明』に「食べびと。」を連載中。

睡蓮みどり(すいれん・みどり)
1987年生まれ。神奈川県横浜市出身。早稲田大学第二文学部中退。在学中より映画を中心に女優として活動を開始。主な出演作は『恋の罪』(園子温監督)、『青春群青色の夏』(田中佑和監督)、『断食芸人』(足立正生監督)、『第九条』(宮本正樹監督)など。その他、「月刊デジタルファクトリー」で写真モデルを務める。文學界にエッセイ「失恋の醍醐味」を発表。図書新聞に「シネマの吐息」連載中。著作には『溺れた女 渇愛的偏愛映画論』(彩流社)。

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