かつて、本作の短縮版が日本で、未公開作品としてVHSとDVDが発売された際、そのすぐれた内容から「戦争映画の隠れた傑作」として熱狂的なファンを獲得しました。

この度、本国フィンランドのみで上映された197分オリジナルバージョンがデジタルリマスターされ、製作から28年の時を経て、ついに日本での初上映が実現しました。
ミリタリーファンを唸らせた壮絶な戦闘シーンが高画質・高音質で蘇ります。

© 1989 Finnkino

© 1989 Finnkino

フィンランド映画史上最高の製作費を投入し、兵器・装備・爆破は全て本物を使用。
あまり語られる機会の少ない“冬戦争”を描いただけに、従来のハリウッドやヨーロッパの戦争映画では見られないような兵器(ボフォース37mm対戦車砲、スオミKP31短機関銃など)が登場。

© 1989 Finnkino

© 1989 Finnkino

© 1989 Finnkino

© 1989 Finnkino

中でも劇中に登場するソ連軍戦車「T-26」は、フィンランドの博物館に保存されていた実機を借りだして稼働するなどリアリティを重視。『プライベート・ライアン』に先駆けること10年、銃撃・砲撃の着弾と、それによって四散する兵士など凄惨極まるリアルな戦闘描写を実現しました。
血と火薬の匂いが漂ってきそうなほど迫力のあるシーンの連続に見る者は圧倒されます。

私服の兵士もいるほど軍備に乏しいフィンランド軍が、圧倒的軍事力を誇るソ連軍相手に、いかに善戦したのかが大きな見どころになっており、小国の兵士たちのガッツに、胸を打たれること必至です。「兵隊目線」の戦争映画として超一級のクオリティを誇る、そんな隠れた傑作が劇場の大スクリーンで鑑賞できる希少な機会です。ミリタリーファンは勿論、全ての映画ファン必見の一作です。

© 1989 Finnkino

© 1989 Finnkino

© 1989 Finnkino

<上映スケジュール>
5月28日(日)12:50 新宿K’s cinema「彩プロ30周年記念特集上映」内、ジャパンプレミア上映
 ※上記の上映終了後、藤木TDCさん(フリーライター)を招いてのトークイベントを実施します
6月24(土)~30(金) 11:00~ 新宿K’s cinemaにて1週間限定のモーニングショー

『ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 オリジナル完全版』 原題:The Winter War(Talvisota)
監督:ペッカ・パリッカ
製作:マルコ・ロール『アフガン』
脚本:アンチ・トゥーリ、ペッカ・パリッカ、撮影:カリ・ソールバーグ、音楽:ジュハ・チッカ
出演: タネリ・マケラ『FCヴィーナス』、ヴェサ・ヴィエリッコ『マッチ工場の少女』、
チモ・トリッカ、ヘイッキ・パーヴィライネン、アンチ・ライヴィオ
1989年/フィンランド/フィンランド語/カラー/約197分
© 1989 Finnkino

6月24日(土)より劇場公開決定!!

This article is a sponsored article by
''.