今夏、鬼才たちの饗宴がはじまる!
封印された殺人事件が絡み合い、女と男の欲望が牙をむく!映画『クロス』

第9回沖縄国際映画祭の特別招待作品として、4/21(金)ワールドプレミア上映がされたー人間の欲望、嫉妬の渦、そして真の贖罪とは何かを問いかける映画『クロス』が7月1日(土)より、ユーロスペースにて公開することが決定致しました。

画像1: (C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

人間の欲望と狂気を抉り出す新鋭!原案・脚本 宍戸英紀
監督 時代を生み出す異才/奥山和由×日本アカデミー賞最優秀撮影賞/釘宮慎治

人間の欲望、嫉妬の渦、そして真の贖罪とは何かを問いかけるエロティックサスペンス『クロス』。

脚本は本作『クロス』で第39回城戸賞を受賞した宍戸英紀、残酷で人間の心の淵を描き出した本作は「映像化不可能」言われ映画化が難航していたが、宍戸自らが奥山和由プロデューサーに手紙と共に脚本を手渡し、映画化までこぎつけた執念の作品なっている。

本作の監督は2人。日本を代表する映画プロデューサー奥山和由が共同監督としてタッグを組んだのは、映画『蝉しぐれ』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞し、奥山が製作を務めた『真幸くあらば』、『ばかもの』等の撮影監督・釘宮慎治。釘宮にとっては初監督作品となる。映画プロデューサー、撮影監督の強力なタッグにより、「映像化不可能」とされた『クロス』が完成した。

画像3: (C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

キャスティング始動、実力派俳優が集結

まず愛憎劇を繰り広げる物語の主軸となる真理子役、孝史役、知佳役の3人の配役が決定した。

女と男、そして女―――  乱れ交わる肢体が月明かりに揺らめき、雷雨の夜を切り裂いていく
歯科医院の受付として働きながら贖罪の日々を送る美しい元美術教師・真理子役には長い間実力派と言われ地道ながらも映画『DRUG GARDEN』『帰れない二人』など多くの主演作があり、近年では中国映画『さらば復讐の狼たちよ』『甥の一生』など良作な作品への出演が続く女優・紺野千春が抜擢された。殺人という前科を抱えながらも、儚く一生懸命に生きる女性を美しく演じている。

妻・知佳の過去に戸惑い、真理子との間で揺れる孝史役に、TVドラマをはじめ映画『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』『恋人たち』など多くの作品に出演する演技派俳優・山中聡。家族を思うがゆえに苦悩し、また愛の中で揺れる男を魅力的に演じている。

さらに実力派俳優として活躍する2人とは対照的に、歌手や女優としてマルチに活躍する新進気鋭の女優Sharo。歌手、モデル活動の中で培った表現力を演技の中でも輝かせている。

3人の人生の過去と現在に深く関わってくるジャーナリスト柳田役に、斎藤工が圧倒的存在感で出演している。物語の展開を支える役者陣にちすん、那波隆史、秋本奈緒美が集結した。

静謐な感情表現と透明感あふれる美しさで魅了する、主演・紺野千春さんよりコメントが寄せられました。

◆紺野千春コメント◆
映画「クロス」が、沖縄国際映画祭という盛大で華やかな場に特別招待を受け、この作品に携わり多大なお力添えを頂いたスタッフキャストの皆様方、観て頂ける全ての方々に感謝申しあげます。十字架を背負った人間像を過剰に見せ過ぎず、日常に溶け込んでいて欲しいと言う監督の言葉を軸に撮影の間は主人公と重なり生きました。映画の中で流れる、木下航志さんの何処までも突き抜けていく美しい歌声に心癒されます。映画「クロス」を宜しく御願いいたします。

画像4: (C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

画像5: (C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

真の芸術は五感で感じ創造するもの――“和製スティービー・ワンダー”
盲目のピアニスト・木下航志が自身初となる映画音楽に挑む!

 主題歌「Just a Closer Walk with Thee~輝く明日へ僕は歩く~」は“和製スティービー・ワンダー” 盲目のピアニスト木下航志が担当。日本人で初めてニューヨーク国連本部でライブを行い、2020年東京パラリンピックへの向けパラスポーツの普及の為に開催された「パラフェス2016~UNLOCK YOURSELF~」ではパラアーティストとして熱唱し、透き通る力強い歌声で5000人の観客を魅了した。「映画は観るものではあるが、真の芸術は五感で感じ創造するもの」という奥山の言葉に見事に答え、自身初の映画音楽も担当した。エンディングテーマにもなった主題歌は、ポール・マッカートニーの「レットイットビー」の原曲とも言われている黒人霊歌を基調としおり、木下航志の澄み切った中にも哀しみを秘めた歌声が物語の絡み合った人間の欲望を浄化させていく。

◆木下航志コメント◆
『クロス』公開が決定してとても嬉しいです。
今回この話をいただいたとき、最初は全盲の私に映画音楽ができるのか不安でしたが、ストーリーを聞いた時から音楽が浮かんできました。この映画に音楽という形で携わる事ができ、新たな挑戦が出来たことは私にとって大きな財産になりました。
私は目で見る事は出来ませんが、残る感覚を研ぎ澄まして映画館で皆さんと一緒に映画『クロス』を観たいと思います!

■物語
罪を背負い、過去に囚われ、欲望の中でもがく人間たちに、再生の光は射すのか――
 あるジャーナリストによって白日の下に晒された、“集団リンチ殺人事件“加害者の現在。これをきっかけに、人間の欲望のマグマが燃え上がり、もうひとつの封印されていた忌まわしい殺人事件が呼び起こされる…。
 封印していた過去が解き放たれた時、男は、女は、何を掴み取ったのか――。

画像6: (C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

画像7: (C)2017「クロス」製作委員会

(C)2017「クロス」製作委員会

紺野千春 山中 聡 S h a r o 
原案・脚本:宍戸英紀
監督:奥山和由・釘宮慎治
撮影:釘宮慎治 
音楽:木下航志 主題歌「Just a Closer Walk with Thee」〜輝く明日へ僕は歩く〜
製作:吉本興業 チームオクヤマ
制作プロダクション:ノアド
2017年/Japan/カラー/89min/DCP
配給・宣伝:太秦
(C)2017「クロス」製作委員会

2017年7月1日よりユーロスペース他全国順次公開

This article is a sponsored article by
''.