世界初。誰でも自分の映画館をつくれるサービスpopcorn4月22日スタート

株式会社ポップコーンシアターは、だれでも自分の映画館を つくることができるサービスpopcorn(ポップコーン)を4月22日よりリリース!それを記念して、全国複数ヵ所一斉「オープニング上映」を同日開催いたします。

■世界初。だれでも自分の映画館をつくれるpopcorn(ポップコーン)とは

画像: ■世界初。だれでも自分の映画館をつくれるpopcorn(ポップコーン)とは

popcornは、日本全国だれでも自分の映画館(マイクロシアター)をつくることができるサービスです。全国各地のカフェ、バー、本屋さん、会社のオフィス、映画のロケ地など、場所さえあればどこでも映画館になります。popcornにログインして観たい映画をストリーミングするだけで、初期費用ゼロで上映費用のリスクなく上映会を開催することができる、世界初のサービスです。

▼popocorn公式ページ

■popcornが解決する映画の課題

1、
上映会における高い壁の解消これまで、
上映会を開催することは難しいものでした。

個人での鑑賞と異なり、公の場で上映をするには、権利許諾が必要です。しかしながら、上映したい作品の権利をどこが持っているのか、権利が複雑で窓口がわからない作品も多くあります。権利をクリアした後も、上映費用の問題があります。通常上映には、1回の上映あたり数万円から数十万円の費用がかかります。仮に上映費用が10万円の場合、入場料を1,800円に設定しても60名近い集客ができないと赤字となり、個人での上映会はとても難しいものでした。

そこでpopcornでは、初期費用ゼロ、入場者数に応じて上映料が発生する形で、権利処理されている作品を、だれもが上映できる環境を創造します。これにより多くの場所で上映会の開催が可能となり、多様な映画との出会いが生まれることを期待しています。

また、権利元も作品データをpopcornに預けるだけで、その後の自主上映会ごとの問合せに対応、管理や作品のディスク発送などの手間なく上映機会を生むことができます。上映会参加はwebでの事前決済を前提としているため、観客数がリアルタイムでオープンになり、非劇場上映でも映画館のように何人の方に映画を観て頂けたのかがわかるようになりました。

2、
作品の“寿命”からの解放。現在、日本では映画は公開初週にどれだけ観られたかによって、上映期間が決まります。ジワジワと人から人へ感動が広がっていくような作品の場合、観たいと思ったときには終わっていることも多々ありました。

popcornでは、全国での劇場でのロードショーが終わった作品を永続的に、非劇場上映として上映していきます。また、各会場で、上映するだけでなく、上映後にみんなで感想をシェアしたり、食事会を開くなど、映画をより「ライブ」として楽しむことができます。 新作・旧作の垣根を超えた作品の価値をみんなで共感する場所にしていきます。

3、
MotionGalleryで資金調達との連動が可能に 作品をより多くの人にー

popcornの共同代表、大高健志は、2011年に日本で先駆けてクラウドファンディングサービスを立ち上げ、映画に関するクラウドファンディングだけでも、600件以上の案件を扱ってきました。
しかしながら、資金調達に成功し作品が完成しても、その作品が十分に観客に届きづらい環境にあることが映画制作者たちの大きな課題となっていました。
popcornがリリースされたことで、資金調達のフェーズだけでなく、作品を観る人を増やすという形でのサポートも可能になりました。MotionGalleryで資金調達を行い、制作された映画をはじめ、さまざまな良質な作品がpopcornで上映されてより多くの人に届きます。

MotionGallery(モーションギャラリー)とは
社会に新しい体験・価値観をもたらす創造的なプロジェクトを実現する国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームです。「創造的な社会を作り上げる活動全てがアートである」という芸術家ヨーゼフ・ボイスのビジョンを具現化するプラットフォームとして2011年7 月にスタートし、累計10億円の資金調達を行ってきました。映画、アート、音楽、ゲーム、出版、そしてまちづくり等のソーシャルグッドな 活動など、様々なクリエイティブ活動をスタートさせる新しい形として活用されています。日本で初めてクラウドファンディングを成功させ た映画の事例ともなった、アッバス・キアロスタミのカンヌ国際映画祭ノミネート作品『Like some one in Love』や、日本初の1000万円突破プロジェクトとなった映画『ハーブ&ドロシー』、約4000万円を集めて大きな話題となったフィリップ・スタルクがデザインしたIOT 『wistiki』など様々なプロジェクトが誕生しています。

画像: 3、 MotionGalleryで資金調達との連動が可能に 作品をより多くの人にー

主催者メッセージ

映画館が生まれて100年以上経ちました。その間にテクノロジーが発達して上映環境は進化しました。けれども決められた時間に訪れてチケットを購入し、知らない人たちと肩を並べて見たあとはそれぞれ帰る、という体験が大きく変化することはありませんでした。一方、インターネット配信などで、映画を見る方法は多様になりました。ただ、それはあくまでプライベートで鑑賞する選択肢が増えただけです。テクノロジーの進化で、もっと“みんな”で楽しむ新しい鑑賞体験が生まれてもいいのではと思っています。popcornの上映会では次のような感想がありました。
「家で観るのでも、映画館で観るのでもない経験でした。家なら自分しかいない。映画館だとほかの観客の存在を消すように意識する。けれどもpopcornの上映会ならほかの人の存在が気にならないし、一緒に観るもの。人の存在が感じられる温かい場だと思う」
popcornでは、マイクロシアターの数だけ、多様な映画体験が生まれることを願っています。
映画を見た者同士、上映後に話し合う。満月の夜にビルの屋上で映画を見る。プールサイドで上映する。バーのオーナーが月に1回お酒を飲 みながら鑑賞できる上映会を開催する。いろいろな鑑賞体験を発明することができると思います。ぜひ自分のマイクロシアターを発明してください。見つけてください。

画像: 主催者メッセージ

■4月22日、全国同時オープニング上映開催 これまで全国の様々な場所でテスト上映会を行ってきたpopcornが、4月22日、いよいよ本格オープンいたします。

それを記念して、全国数ヵ所同時にオープニング上映を開催いたます。
上映作品は、『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』。

『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』
(配給:アップリンク、パルコ)
2013年10月1日、謎のストリートアーティスト・バンクシーが、ニューヨークで告知もなく展示をスタート。
「都市や屋外や公共の場所こ そ、アートが存在するべき場所なんだ。アートは市民とともにあるべきだ」と語る彼が、ニューヨークをハックした1か月を追ったドキュメ ンタリーです。

〇本作をオープニング上映作品に選んだ理由 『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』で描かれる、
「ニューヨークという街が、アートによってポップアップに変わっていく、驚きとメッセージに満ちた空間に変えたその記録」は、これからpopcornが巻き起こす、みんなで起こす新しい体験や驚きを予感させるものだと思います。 アートや映画で街を彩っていく、そんなpopcornにしていきたいという想いを込めて、記念すべきオープニング上映での作品に選定いたしました。
(popcorn共同代表・大高健志)

popcornオープニング
上映開催日時:4月22日(土)18時30分~
開催場所:カフエマメヒコ宇田川町店他、全国数ヵ所で同時開催上映
作品:『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』

トークショーの様子は全国の会場にライブ配信され、各会場と ライブチャットでつながる予定です。

上映前にpopcornナカムラよりサービスを発表。上映後はカフエマメヒコ井川氏とpopcorn大高、 そしてオープニング上映に参加した全国の会場の観客を交えてのトークイベントを開催。

画像: 左よりナカムラケンタ、大高健志 両 代表

左よりナカムラケンタ、大高健志 両 代表

ナカムラケンタ(なかむら・けんた)
明治大学大学院建築学専攻卒業。生きるように働く人 の求人サイト「日本仕事百貨」代表。シゴトヒト文庫 ディレクター・シブヤ大学しごと課ディレクター・情 報番組コメンテーターなどを務め、2014年よりグッ ドデザイン賞審査員。そのほか「リトルトーキョー」 や「しごとバー」の企画・デザインを監修。著書「シ ゴトとヒトの間を考える」。

大高健志(おおたか・たけし) 早稲田大学政治経済学部卒業後、外資系コンサルティ ングファームに入社、戦略コンサルタントとして、主 に通信・メディア業界において、事業戦略立案、新規 事業立ち上げ支援等のプロジェクトに携わる。 その 後、東京藝術大学大学院に進学し映画製作を学ぶ中で、 クリエィティブと資金とのより良い関係性の構築の必 要性を感じ、2011年にMotionGalleryを立ち上げ。

今後の展開

現在は全国各地のカフェや本屋さんなど、約300件以上の問合せをいただき上映が予定されています。今後も映画でローカルを盛り上げてまいります。

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