画像: 連載 森下くるみと睡蓮みどりの「聖なる悪女の覚え書き」
#2 悪女に目覚めるとき 後編

ストレートじゃないキム・ギドク作品

睡蓮 さて「悪女に目覚めるとき」後編です。これまで挙げてきた映画の主人公って、基本的にすごく優しい子が多いですよね。『サマリア』なんかも不思議な話で、2人の女の子も痛々しいほどピュアでした。

「サマリア」あらすじ
ヨジン(クァク・チミン)は、刑事をしている父のヨンギ(イ・オル)と2人暮らしの女子高生。彼女の親友である同級生チェヨン(ハン・ヨルム)は、卒業旅行の旅費を稼ぐために援助交際をしている。ヨジンはそれを嫌がりながらも、チェヨンが心配で見張り役として行動を共にする。そんな矢先、ヨジンが目を離した隙にチェヨンのいるホテルに警察の取り締まりが入り、中にいたチェヨンは逃げ場を失い窓から転落。病院に搬送されたが死亡してしまう。それ以来、ヨジンはチェヨンの罪滅ぼしとして、彼女の援助交際の客に会い、彼らに金を返す作業を始める。しかしある日、殺人現場に仕事でやってきた父・ヨンギは、ヨジンが向かいのホテルで男といるのを発見。ショックを受けつつも娘を尾行し、援助交際の事実を知る。しかし何も言うことのできないヨンギは、娘を買った男たちへの制裁を始める。

森下 援助交際で男性と寝る役・チェヨンの話、見張り役・ヨジンの話、最後にヨジンのお父さんの話、3つから成り立つ作品で、特にお父さんの娘への愛情は異常すれすれだったなあ。

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睡蓮 父親の行動は対娘というよりは、まるで自分の女が浮気したときのような嫉妬心と行動を取るんですよね。
 
森下 そう、憎しみ、哀しみ、苛立ち、怒り、細かい感情がごちゃ混ぜになってる。報復は娘を思ってやっていることなのに、キム・ギドク監督作だから単なる親子愛にはならないよね。
 
睡蓮 これでもかってくらいむちゃくちゃ歪んでますよね。ヨジンはチェヨンに関してもそうで、単なる親友というよりはちょっとレズ的な関係を匂わすようにも描かれていたし。誰もいない銭湯でチェヨンの身体を洗ってあげるところに象徴されますが。
 
森下 銭湯は「2人だけの世界」「聖域」ってイメージなのかなと思った。
 
睡蓮 あの場所の使い方は映画的でよかった。あそこは少女像の象徴的なシーンとして観ていたけど、キム・ギドクって基本マッチョなイメージはありますね。
 
森下 マッチョだよね。関係ないけど、お風呂で洗いっことかドラマ物のAVでよく見かけるシチュエーションなんだよ(笑)。
 
睡蓮 そうなんだ(笑)一緒にヨーロッパに行くためにお金を貯めてるのに、チェヨンの方は割り切ってて、ヨジンはどっかで嫌だと思っているのに手伝っているのが不思議だったな。
 
森下 援助交際に関わるのが嫌ならとっととやめてマックとかコンビニとかでバイトしたらいいんだけど、やめないじゃない?それはチェヨンが「大丈夫だってばぁ!」とか言ってるからで、ヨジンはそれにしぶしぶ従ってる。でも、知らない男たちがチェヨンの体を汚すのに嫌悪してる。これはさっきも言ったけど、キム・ギドク監督作だから単なる親友同士じゃない、男女関係に通ずる厄介な関係性だと思う。

睡蓮 父と娘も男女間にあるような感情だったけど、親友間も似たようなところありましたね。チェヨンはいつもニコニコしてて、いまいち心の中がつかめないんキャラクターですよね。彼女の素性って謎のままで。だからチェヨンが出てくるパートまではイメージシーンという印象でした。

自分を丸ごと受け容れてくれる天使

森下 あー、すごく無邪気に「インドの娼婦の名前でわたしを呼んで」とか言ってた……。
 
睡蓮 バスミルダ。娼婦なんだけど、天使の扱いもされる。娼婦に対する「聖なるもの」って印象が男の人にはあるんでしょうね。マグダラのマリアみたいな。射精には罪悪感みたいなもがつきまとうらしいじゃないですか。その自分を丸ごと受け容れてくれる相手を天使のように思うのは自然な発想というか、「そういう存在になりたい」と女子高生が思うのは、わりと最近っぽいなって思った。

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森下 なるほどね。

睡蓮 さほど罪悪感もなく援助交際していたチェヨンが死んで、その魂がヨジンに移って、今度はヨジンの毒が父親に移って……毒のリレー。
 
森下 いくら友達が死んだとはいえ、今までの援助交際相手ひとりひとりに連絡を取って、会ってホテルに行って、セックスした後にお金を返すって、だいぶ狂気な描写だなと思う。
 
睡蓮 巡礼の旅だから。
 
森下 ヨジンにとっては重要なことなんだよね。
 
睡蓮 ある種のロードムービーなんですよ。
 
森下 贖罪の旅かあ。友人の魂を鎮めるための。悪女性はどこに一番感じるかな?
 
睡蓮 最初は持っていた罪悪感を持たなくなっていく様と、ピークは父親が狂っていったとき。そこでヨジンは悪女になったんだなって思います。
 
森下 確かに、父も娘も普通の人間をこえた、そういう境界線はあったね。
 
睡蓮 父親を異常にさせてしまう力を持ってしまったんですよ。ヨジンは男と寝ることでそうなっていった。あの変貌ぶりは正しく悪女っぽいかなと。 

画像: サマリア youtu.be

サマリア

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森下 で、死んでしまったチェヨンを供養しながら、同化していく……というか彼女がヨジンの中に宿っていく。
 
睡蓮 普通の愛情、友情以上のものですね。
 
森下 その辺はもう寓話や神話の域だなと思う。キム・ギドク監督の作風のひとつだよね。

目的を持たない女の闇

睡蓮 あと、現代版『昼顔』でもあり、援助交際の話といえば外せないのはフランソワ・オゾンの『17歳』でしょうか。

「17歳」あらすじ
夏。パリの名門アンリ4世高校に通うイザベル(マリーヌ・ヴァクト)は、医師の母シルヴィ(ジェラルディン・ペラス)とその再婚相手の義父パトリック(フレデリック・ピエロ)、弟のヴィクトルと共に、リゾート地でバカンスを過ごしている。ある夜、こっそり外出した彼女は、ドイツ人青年フェリックスとあっけなく初体験をすませるが、バカンスが終わると同時に別れてしまう。秋のパリ。イザベルは、SNSを通じて知り合った不特定多数の男たちと年齢や身分を偽り密会を重ねていた。男たちから受け取った300ユーロは帰宅後にクローゼットへ隠す。そんな中、彼女の若さと美しさに心を奪われ、たびたび連絡してくるジョルジュという初老の男がいた。彼は既婚者で娘もいるが、彼の紳士的な態度を気に入ったイザベルは定期的に会い続けることになり……。

森下 主人公はアンニュイな空気をまとった、またしても桁違いの美人。
 
睡蓮 マリーヌ・ヴァクトっていうモデル出身の人なんですけど、本当にはまり役だった。彼女が演じるイザベラは売春に理由がないのが、若いアンバランスさを出していました。
 
森下 お金目当てでも、欲求不満でもなく、ヤケになってるわけでもない。物憂げで退屈しているようには見えたけど、女の闇だなあ……。闇は闇でも真っ白な闇。

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睡蓮 ひたすら若さと美しさを持て余している感じはしたけど、「なぜ」については明確に発言してないですね。
 
森下 うん、表情にも出ない。行動があるだけ。ただ、後半で思わぬトラブルに見舞われるあたりは本当に『昼顔』パターン。
 
睡蓮 ちゃんとお金を払わない相手がいたり、相手が死んでしまったり、やめるきっかけははっきりしているんだけど、売春を始めたきっかけは「好奇心」というぼんやりしたもので。
 
森下 「好奇心」は動機でよく挙がるけど、さっきも言ったように、彼女の場合なにが目的なのかは非常にあいまい。でもさ、怖くない?ネットを介して簡単に客が取れるとはいえ、相手の正体ってわかんないじゃない。援助交際って風俗よりも守られてないのに。
 
睡蓮 めちゃめちゃ怖いですよー。イザベラは実際に危険な目に遭ってるし、その怖さに対してイザベラはズレてるし麻痺している。それが特別なことに思えなかったことがすごかった。
 
森下 ほんとに。人並みの自尊心があったら、怖い経験をした時点で止めるから。イザベラは底なし沼みたいな人なんだよ。
 
睡蓮 「後で思い返すとまたしたくなる、別の男たちと」って言ってるんだけど、それは罪悪感が気持ちいい、自傷癖みたいなものなのかな。
 
森下 自傷癖に近い……いかにも女性っぽい。現代では男性も弱くていい、という概念が浸透し始めているけど、男子が手首切ったりとかあんまり聞かないもんなあ。
 
睡蓮 聞かないですね。いても手首切るのは見た目もフェミニンな男子な気がする。イザベル自体は女の子っぽさは希薄で、初体験の男の子に飽きるのが早いし、恋仲になった同級生を家族に紹介してもどこか白けてる。

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美人は残酷にならざるを得ない

森下 でも、美しい女の子にはそういう残酷さがあって、優しい男性はその気まぐれに付き合っていかなきゃいけないから……。
 
睡蓮 美人はどこかで残酷にならざるを得ないと思いますよ。黙ってても男たちが寄ってくるけど、いいひととか、優しいだけじゃだめなんだよね。「つまんない」って大敵だもん。
 
森下 色んな男たちを目の前に、イザベルは大いに自分を持て余してたよね。
 
睡蓮 男好きには見えないのになぜか男たちを受け容れようとする。唯一そんな彼女のことを察していたのがジョルジュという男性だったんでしょうけど。

画像: 『17歳』予告編 youtu.be

『17歳』予告編

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森下 タイトルの『17歳』が示すように、まだ「自分って何者?」って時期だもん、自分のことをフラットに見てくれる人間に特別な感情を抱く気持ちはわかる。それにしても、美しい女の子が退屈していたら、それはなにか起きる予兆だなって。ひょっとすると不幸の始まりかもしれない。
 
睡蓮 『反撥』のセヴリーヌもそう。そして外せないのが、最後に颯爽と登場するジョルジュの妻を演じるシャーロット・ランプリング。何もかも察した目をしたシャーロットの登場で、イザベルは初めて自分の外にある美しさを知った。あの敗北に似た目は凄まじかった。
 
森下 若さや外見の美しさでは到底たちうちできない圧倒的なものに触れたというか……。うん、あれはラスボスだったし、もしかしたらイザベルの未来を象徴してたのかも、深読みすればね。
『愛の地獄』でネリーという人妻を演じたエマニュエル・ベアールの場合も、あれは典型的な悪女だよね。主導権握りまくっていて。

「愛の地獄」あらすじ
ポール(フランソワ・クリュゼ)は湖畔のリゾートホテルの新しい主人になり、美しいネリー(エマニュエル・ベアール)と結婚、男の子も生まれて幸せそのものであった。しかしポールの仕事が忙しくなるにつれ、妻のネリーが親しげに話す相手がことごとく恋敵のように見え始める。特に目障りなのは近所の青年マルティノ(マルク・ラヴォワース)だ。ポールは疑うあまり、街に母に会いに行くネリーを尾行する。彼女は「嫉妬されるほど愛されている」と逆に喜ぶが、ある日、彼は湖の上でネリーがマルティノの運転するボートで水上スキーを楽しんでいるのを目撃する。休憩のため湖の島に停まるボートが”不倫の決定的証”であると、ポールの目には映ったが……。

睡蓮 綺麗だから当然のように夫は嫉妬する。夫の被害妄想と現実の部分がどんどん曖昧になっていきますよね。ネリーも最初は普通のいい奥さんだったと思うんですよ。
 
森下 うん、でも、夫の妄想の中で妻はすっかり悪女になるわけで、あれこそ無意識にある願望なのかも。女性に清純さと娼婦性、二つの面を求めてしまうっていう。世の中悪い女ばっかじゃないのにね。
 
睡蓮 童貞時代は少年漫画に出てくるような清純ヒロインタイプを求め、もうちょっと大人の男になってくると求める女性像は貞淑とエロスの二面性を持つようになる傾向があると思うんですが、この夫が結構子供っぽくて、二面性な妻を求めつつ、超純粋なヒロインでもいて欲しいっていうわがままさがひねくれて狂気じみていくんでしょうね。それにネリーの方も疲れてきちゃって、どうでもいいや、みたいな。
 
森下 絶対的に安心したかったり、翻弄されたかったり。男の悲しい性……。

だれが一番悪女になるのか

睡蓮 今回は悪女の目覚めというテーマでもあって、作品を並べたら比較的若い悪女が多いけど、なんでも言うことを聞きそうな人ではなく、自分の思い通りにならない女性に魅力を感じている、というか。

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森下 従順な女性は可愛らしいけど、やっぱり「つまんないなぁ」ってなるかも。それは女子も男子も変わらないんじゃない?思い通りにならない人は生意気で、自分のものにならない感じがあるからつい追いかけてしまう。 

睡蓮 挙げてきた作品の中では将来的にだれが一番悪女になると思いますか?『赤い教室』の名美はあっち側から戻る気配もなく、『反撥』のキャロルはほぼ死んじゃってる。『昼顔』のラスト、あのセヴリーヌはかなり状況を楽しんでる上級者感があった。『17歳』もシャーロットと対峙することでより一層悪女になっていく予感はあったけど。
 
森下 悪女度合の高いのはセヴリーヌかな。意図したわけなじゃないけど、自分のせいで他人の人生が狂うって、蜜の味以上のものだなって思う。優越感なんてもんじゃない、最高の不幸が最高の快楽になって、けっこうカオスだった。

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睡蓮 不幸を通り越して幸福な関係になっているかのようなのが怖いですね。観ていてこっちも錯覚しちゃうくらい。優越感まではわかるけどなぁ。……優越感とかあるんですか?
 
森下 もちろんあるよ。
 
睡蓮 へえ、なんか意外……。
 
森下 え、そういうもんじゃない?人に使われるより、人を使いたいよ。少しでも自分の願望通りにしたいし、人の人生を左右するようなものを書きたいし、良いふうにも悪いふうにも影響を与えたい、って言うだけなら誰でもできるよ(笑)実際は難しい。
 
睡蓮 なんかね、くるみさんは不思議と無欲なイメージがあるんですよ。私のなかで。ちょっと安心した(笑)「人に影響を与えたい」って、言葉にしちゃうと本当におこがましいんだけど、根源的な欲求としてやっぱりあります。

森下 『昼顔』にしろ『17歳』にしろ、平坦な生活に埋もれて漫然と生き続けて、何者でもないままで人生が終わるのは嫌、そういう毒気が腹の底にはあったはず。

睡蓮 ここに出てくる人は、最初はお人形さんぽくてあんまり目が光がないけど、後半では生気を取り戻しつつ芽生えてくるんです。そういうところにはやっぱり感動しちゃうな。

森下 そうそう、ギラギラして人間臭くなっていくの。

画像: 「愛の地獄」予告編 L'Enfer - Trailer youtu.be

「愛の地獄」予告編 L'Enfer - Trailer

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睡蓮 理由はそれぞれだけど、目覚めの最初は性的なこととの結びつきと、男性の影響が大きい気がしたな。
 
森下 皮肉なもので、性による罪や欲によって生命力が溢れてくる。性の目覚めは悪女の目覚め。それでもまだ悪女としては初期段階なんだよねえ。怖い怖い……。

今回とりあげた3本

『サマリア』
監督 キム・ギドク/脚本 キム・ギドク/EP キム・ドンジュ 、 キム・ユンホ/製作 ベ・ジョンミン/撮影 ソン・サンジェ/美術 キム・ギドク/音楽 パク・ジウン/編集 キム・ギドク
原題 Samaritan Girl/製作年 2004年/製作国 韓国/配給 東芝エンタテインメント/上映時間 95分
キャスト イ・オル、クァク・チミン、ハン・ヨルム他

『17歳』
監督 フランソワ・オゾン/脚本 フランソワ・オゾン/製作 エリック・アルトメイヤー 、 ニコラ・アルトメイヤー/撮影 パスカル・マルティ/美術 カティア・ワイスコフ/音楽 フィリップ・ロンビ/編集 ロール・ガルデット
原題 Jeune & Jolie/製作年 2013年/製作国 フランス/配給 キノフィルムズ(提供 キノフィルムズ=KADOKAWA)/上映時間 94分
キャスト マリーヌ・ヴァクト/ジェラルディン・ペラス/フレデリック・ピエロ/ファンタン・ラヴァ/ヨハン・レイセン/シャーロット・ランプリング他

『愛の地獄』
監督 クロード・シャブロル/脚色 クロード・シャブロル/原案 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー/製作 マラン・カルミッツ/撮影 ベルナール・ジツェルマン/美術 エミール・ジゴ/音楽 マチュー・シャブロル
原題 L'enfer/製作年 1994年/製作国 フランス/配給 コムストック
キャスト エマニュエル・ベアール、フランソワ・クリュゼ、アンドレ・ウィルムス、マルク・ラヴォワース他

森下くるみ(もりした・くるみ)
1980年生まれ。秋田県秋田市出身。文筆家。「小説現代」2008年2月号に短編小説「硫化水銀」(のちに電子書籍化)を発表。著作に『すべては「裸になる」から始まって』(講談社文庫)、『らふ』(青志社)、『36 書く女×撮る男』(ポンプラボ)、『虫食いの家』(kindle singles)など。季刊誌『東京荒野』に旅エッセイ「回遊録」を、ポエジィとアートを連絡する叢書『未明』に「食べびと。」を連載中。

睡蓮みどり(すいれん・みどり)
1987年生まれ。神奈川県横浜市出身。早稲田大学第二文学部中退。在学中より映画を中心に女優として活動を開始。主な出演作は『恋の罪』(園子温監督)、『青春群青色の夏』(田中佑和監督)、『断食芸人』(足立正生監督)、『第九条』(宮本正樹監督)など。その他、「月刊デジタルファクトリー」で写真モデルを務める。文學界にエッセイ「失恋の醍醐味」を発表。図書新聞に「シネマの吐息」連載中。著作には『溺れた女 渇愛的偏愛映画論』(彩流社)。

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