ロサンゼルスの郊外にある空の産業倉庫をアートスペースとして活用した企画が話題を集めています。

この企画は、香港で長く活動をしていた英国のアーティストSimon Birch(サイモン・バーチ)を中心に計画されたもので古い工場を「The 14th Factory」(14番工場)と名付けて新たなアートスペーストして活用し、ここでの体験をそのままドキュメンタリー映画にしていこうという試みです。

ここは3エーカー(3600坪)の巨大な工場跡地で、発表される作品はビデオ、インスタレーション、彫刻、絵画、パフォーマンスと様々なアートにまたがり、14の相互のアートスペースが繋がっていきます。

そして、そのコンセプトは訪問者がその空間を訪れた際に、様々な体験が感じられるように世界各地のアーティストとグローバルなコミュニティによって結集され組織されています。

今、ここの1つの部屋が多くのメディアに取り上げられて話題になっています。
スタンレー・キューブリックの1968年製作された『2001年 宇宙の旅』のラストシーンに登場するあの衝撃的な寝室が見事に再現されているからです。
バーチ氏によると、セットの再現するために香港をベースにする建築とデザイン会社KplusKの建築家Paul Kemberの協力を得て完成させることができたそうで、”2001年”のラストシーンに登場するあの部屋が体験できるスペースとなっています。
真っ白な空間の中には、ルネッサンス風の絵画や彫刻が置かれ、床には発行したタイルが敷き詰められあの空間をそのまま再現しています。

画像1: www.designboom.com
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現在、このスペースは予約をした限られた人だけに体験できるように展示されているようです。
このスペース自体が、アートスペースとしての認可ではなくこの実験自体をドキュメンタリー映画にするという企画の元で認可されており、訪問者は、ここでの体験自体が一つのドキュメンタリーとなるという相互の実験的なアート体験となることになっています。
(ですので、入場にはサインが必要とか--)

この企画は、4月30日まで開催されているようです。
ご興味のある方は、下記サイトから申し込みくださいね。

画像2: www.designboom.com
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『2001年宇宙の旅』のラストシーン

画像: 2001: A Space Odyssey #1 Movie CLIP - Beyond the Infinite (1968) HD youtu.be

2001: A Space Odyssey #1 Movie CLIP - Beyond the Infinite (1968) HD

youtu.be

公式サイト

参照サイト

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