カンヌ国際映画祭で2度のパルムドール大賞のほか、数多くの賞を獲得している世界的な巨匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督。

先日の来日でも、話題になりましたが、異例の7作品連続カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品となった彼らの最新作『午後8時の訪問者』が 4月8日(土) より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります。

本作は、謎の死を遂げた“名もなき少女”に何が起こったのかを探るサスペンス。
「もしかして何かが変わったのではないか」と思わせる人生の転機はどこにでもある。
その転機を探るうちに意外な真相にたどり着く…。
これまでにない極上のヒューマン・サスペンスが誕生しました。

画像1: © LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)

© LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)

本作の公開を記念し、アンスティチュ・フランセ東京にて特集上映が開催決定!

『午後8時の訪問者』公開を記念して、今までのダルデンヌ兄弟の代表作はもとより、日本で初上映となるダルデンヌ兄弟に迫ったドキュメンタリー作品や、現在のフランスきっての実力派女優アデル・エネルの日本劇場未公開作品など、見逃せないラインナップとなる特集上映がアンスティチュ・フランセ東京で4月3日から5日まで開催されることとなりました。

上映作品

ダルデンヌ兄弟に迫ったドキュメンタリーを初上映!

ダルデンヌ兄弟についての2本のドキュメンタリー作品を日本初上映!
※フランス語、英語字幕の上映となります。

「壁と水 Le Mur et L’Eau」(アリス・ファルジエ監督)

スイス/2014/25min ©ElefantFilms2014

画像: ©ElefantFilms2014

©ElefantFilms2014

2011年夏、ダルデンヌ兄弟は里親のもとで暮らす少年・ブラッドリーと出会う。彼の 目に『少年と自転車』のシリルはどのように映るのか。ブラッドリーとリュック・ダルデンヌの ビデオレターのやりとりが映画となった作品。

「理性の時代-ダルデンヌ兄弟の映画
-L‘ÂGE DE RAISON – LE CINÉMA DES FRÊRES DARDENNE」
(リュック・ジャボン監督、アラン・マルコアン監督)

ベルギー/2014/61min © Novak Prod 2017

画像: © Novak Prod 2017

© Novak Prod 2017

ダルデンヌ兄弟作を長年にわたり撮影監督しているアラン・マルコアンが監督のひと りを務めるダルデンヌ兄弟についてのドキュメンタリー。スタッフやキャストなど周辺の 人々へのインタビューを中心に彼らが我々に示す倫理の問題について考える。

仏女優の現在を体現するアデル・エネルを知るために外せない2本!

近作は女性の主人公たちがスクリーンで力強く生きる姿を見せてくれます。
アデル・エネルもまた、少女時代から女優として活躍し、その成長をスクリーン上に残してきました。

『午後8時の訪問者』の中で若い女医ジェニーが自分の中に生まれる感情に向き合いながら真相を追う姿は、ダルデンヌ兄弟と女優アデル・エネルの交差点として、深く記憶に刻まれるでしょう。
『午後8時の訪問者』の公開前に監督と女優の道程を振り返ります。

アデル・エネルの演技力を世に知らしめた作品とセザール賞受賞作2本を上映!

『水の中のつぼみ』(セリーヌ・シアマ監督)

フランス/2007/85min ※DVD上映

画像: 『水の中のつぼみ』(セリーヌ・シアマ監督)

アデル・エネルが18歳のとき出演し、性に揺れる思春期の少女の機微を見事に表現。
セザ ール賞有望女優賞にもノミネートされ、世界的に知られることとなったきっかけとなった作品。2007年カンヌ映画祭ある部門視点正式出品もされた。本作のセリーヌ・シアマ監督 とはその後私的なパートナーになった。

「スザンヌ」(カテル・キレヴェレ監督)

フランス/2013/94min

画像: 「スザンヌ」(カテル・キレヴェレ監督)

自由奔放に生きる姉・スザンヌ。対照的な妹マリアはスザンヌと強い絆で結ばれ、家族を つなぎとめていた。
アデルはマリアを演じ、本作で見事、セザール賞助演女優賞を受賞し、 「実力派女優」と人気を誇るようになった。2013年カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品。

ダルデンヌ兄弟作品の中でも女性を主人公とした3つの重要作!

彼らの代表的な重要作の3本を35mmフィルムで上映!
滅多にないチャンスですー

『ロゼッタ』

ベルギー=フランス/1999/93min

画像: 『ロゼッタ』

カンヌ映画祭に初コンペ出品ながらパルムドールと主演女優賞のダブル受賞を果たした傑作。

『ロルナの祈り』

ベルギー=フランス=イタリア/2008/105min

画像: 『ロルナの祈り』

カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。ロルナの想いのように、初めてエンドロールに音楽を用いた。

『少年と自転車』

ベルギー=フランス=イタリア/2011/87min

画像: 『少年と自転車』

カンヌ国際映画祭グランプリ。
有名女優セシル・ドゥ・フランスを主演に起用し、世界中で話題となった。

【開催概要】
開催名:『午後 8 時の訪問者』公開記念 ダルデンヌ映画の女性たち
日程: 4月3日(月)~4月5日(水)
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
(新宿区市谷船河原町 15)
料金:一般1,200円、学生800円、会員500円
※『午後8時の訪問者』前売券提示で800円
上映予定作品:「壁と水」「理性の時代 -ダルデンヌ兄弟の映画-」『水の中のつぼみ』「スザンヌ』
『ロゼッタ』『ロルナの祈り』『少年と自転車』

詳細は下記より

そして、最新作『午後8時の訪問者』でも女性を主人公に据えたダルデンヌ兄弟

画像2: © LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)

© LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)

【STORY】
診療受付時間をとっくに過ぎた午後8時に鳴ったドアベルに若き女医ジェニーは応じなかった。
その翌日、診療所近くで身元不明の少女の遺体が見つかる。それは診療所のモニターに収められた少女だった。
少女は誰なのか?なぜ死んだのか?ドアベルを押して何を伝えようとしていたのか?あふれかえる疑問の中、
亡くなる直前の少女の足取りを探るうちにジェニーは危険に巻き込まれて行く。
彼女の名を知ろうと必死で少女のかけらを集めるジェニーが見つけ出す意外な死の真相とは――。

画像: 『午後8時の訪問者』 youtu.be

『午後8時の訪問者』

youtu.be

監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
撮影:アラン・マルコアン
編集:マリ=エレーヌ・ドゾ
出演:アデル・エネル、オリヴィエ・ボノー、ジェレミー・ レニエ、ルカ・ミネラ、オリヴィエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジォ―ネ
© LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)
2016 年/ベルギー=フランス/106 分/カラー/La Fille Inconnue(原題)
提供:ビターズ・エンド、KADOKAWA、WOWOW 

4月8日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

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