ドキュメンタリー映画 『抗い  記録作家・林えいだい』の予告編が完成し、公開日が「2/11(土)〜シアター・イメージフォーラムにて公開」と決定いたしました。

画像: 権力の前に沈黙を強いられた、名もなき民へのまなざしー孤高の作家を追った魂の記録!ドキュメンタリー『抗い  記録作家・林えいだい』公開へー

ドキュメンタリー映画 『抗い  記録作家・林えいだい』

権力の前に沈黙を強いられた、名もなき民へのまなざし
反戦と平和への希求を、権力へのあくなき抗いを、ペンとカメラで刻み続ける孤高の作家、林えいだい。
その魂の記録! 堂々完成!

画像1: ドキュメンタリー映画 『抗い  記録作家・林えいだい』

福岡県筑豊地方は、明治以降、炭鉱開発で栄えた場所である。
記録作家・林えいだい(82歳)は筑豊にある朝鮮人部落や無縁墓地の跡を訪ね、戦争によって日本に徴用された朝鮮人たちの、悲しみの記憶をたどる。若いころは北九州の公害問題に取り組み、その後フリーとなって、カメラとペンを携え、これまでに執筆したルポルタージュは50冊以上。
癌に侵された現在でも震える手をテープで固定しながら執筆活動を続けている。

画像2: ドキュメンタリー映画 『抗い  記録作家・林えいだい』

神主だった父親の寅治は、炭鉱から脱走した朝鮮人たちを、自宅に匿い、警察の拷問で命を落とす。林が反権力を貫く原点はそこにある。
現在彼は、終戦間際に軍に処刑された朝鮮人特攻隊員について、取材を行っている。民族差別ゆえに処刑された冤罪事件とみて、その真相を探ろうというのだ。

画像: ドキュメンタリー映画『抗い 記録作家・林えいだい』の予告編 youtu.be

ドキュメンタリー映画『抗い 記録作家・林えいだい』の予告編

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あらすじ
福岡県筑豊の旧産炭地には、今もアリラン峠と呼ばれる場所がある。そこは、かつて日本に徴用された朝鮮人たちが炭鉱に向かう時に歩いた道である。
記録作家・林えいだいが、アリラン峠を歩く。

林は筑豊に渦巻く様々な負の歴史を記録してきた。徹底した聞き取り調査をもとに、戦争の悲劇や朝鮮人強制労働問題など、権力によって歴史の闇に葬られつつある事実を掘り起こす。その背景には反戦思想を貫いた父親の存在があった。
神主だった父親の寅治は、民族差別に耐えかねて炭鉱から脱走した朝鮮人鉱夫を自宅に匿った。「国賊」、「非国民」とされた父親は警察の拷問が原因で命を落とし、その体験が林の反権力の原点となった。

2014年8月9日、福岡市の雑木林を林が訪れる。69年前、そこで一人の特攻隊員が日本軍に銃殺された。朝鮮半島出身の山本辰雄伍長(当時19歳)。国の命運をかけた重爆特攻機「さくら弾機」に放火したという罪が着せられていた。林はこれを民族差別による冤罪ではないかと思い、山本伍長の戦友や放火事件の目撃者のもとを訪ね、真相に迫ろうとする。

出演者
林えいだい(記録作家)
裵東録、花道柳太郎、倉地ミツ子、河野孝弘 裵姈美ほか
朗読 : 田中泯

監督 西嶋真司
原作者 グループ現代
プロデューサー 川井田博幸 倉富清文
協力プロデューサー 増永研一

2017年2月11日(土)〜 シアター・イメージフォーラムにてロードショー!

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