かつて千利休によって大成されたわび茶の世界。そこには美学があります。
そして、利休が愛した茶碗は、樂家初代長次郎によって創り出されたものなのです。
「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」という今回の展覧会では、約450年前から現在に至る樂家の芸術の歴史と技がご覧いただけます。
一子相伝で、樂茶碗の伝統が受け継がれているのです。
「わたしが生きている間に二度とこれほどの規模の展覧会は開催できない」と、樂家 十五代 樂吉左衞門氏自身も述べているように、初代長次郎、光悦の重要文化財となっている名椀が、かつてないスケールで、一堂に会します。
「茶碗の中の宇宙」という今回の展覧会のタイトルをご覧になって、皆様はご理解いただけましたか?
黒樂や赤樂に代表される、土から創り出され、削落とされた、一見シンプルな茶碗ですが、その茶碗によって引き起こされる、果てしなく広がる世界、それは宇宙と呼ぶべき無限の可能性を秘めた世界なのです。
その時代や、作者の心情を反映し、試行錯誤を重ねて創り出された茶碗。ひとつ、ひとつにそれぞれのドラマがあります。

アメリカのロサンゼルス・カウンティ美術館、ロシアのサンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で、開催され、約19万人を動員し、好評を博した展覧会が、さらに充実度を増し、京都と東京の国立近代美術館に凱旋します。
外国からも認められた、日本の伝統芸術の美を、是非この機会にお見逃しなく、足をお運びください。

画像: 初代 長次郎 黒樂茶碗 銘 大黒 重要文化財 桃山時代(十六世紀) 個人蔵

初代 長次郎 黒樂茶碗 銘 大黒 重要文化財 桃山時代(十六世紀) 個人蔵

画像: 初代 長次郎 赤樂茶碗 銘 無一物 重要文化財 桃山時代(十六世紀) 頴川美術館蔵 【展示期間:京都会場2016/12/17~2017/1/15,東京会場2017/3/14~4/2】

初代 長次郎 赤樂茶碗 銘 無一物 重要文化財 桃山時代(十六世紀) 頴川美術館蔵
【展示期間:京都会場2016/12/17~2017/1/15,東京会場2017/3/14~4/2】

画像: 初代 長次郎 赤樂茶碗 銘 一文字 桃山時代(十六世紀) 個人蔵 【東京会場は会期中展示替えがあります】

初代 長次郎 赤樂茶碗 銘 一文字 桃山時代(十六世紀) 個人蔵
【東京会場は会期中展示替えがあります】

画像: 初代 長次郎 二彩獅子 重要文化財 天正2年(1574) 樂美術館蔵

初代 長次郎 二彩獅子 重要文化財 天正2年(1574) 樂美術館蔵

画像: 春屋宗園賛 長谷川等伯筆 千利休像 重要文化財 文禄4年(1595) 表千家不審菴蔵 【展示期間:京都会場のみ】

春屋宗園賛 長谷川等伯筆 千利休像 重要文化財 文禄4年(1595) 表千家不審菴蔵
【展示期間:京都会場のみ】

画像: 三代 道入 黒樂茶碗 銘 青山 重要文化財 江戸時代(十七世紀) 樂美術館蔵

三代 道入 黒樂茶碗 銘 青山 重要文化財 江戸時代(十七世紀) 樂美術館蔵

画像: 本阿弥光悦 赤樂茶碗 銘 乙御前 重要文化財 江戸時代(十七世紀) 個人蔵

本阿弥光悦 赤樂茶碗 銘 乙御前 重要文化財 江戸時代(十七世紀) 個人蔵

画像: 十四代 覚入 赤樂茶碗 銘 杉木立 昭和47年(1972) 個人蔵

十四代 覚入 赤樂茶碗 銘 杉木立 昭和47年(1972) 個人蔵

画像: 十五代 吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 銘 涔雲は風を涵して谷間を巡る 悠々雲は濃藍の洸気を集めて浮上し 平成15年(2003) 樂美術館蔵

十五代 吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 銘 涔雲は風を涵して谷間を巡る 悠々雲は濃藍の洸気を集めて浮上し 平成15年(2003) 樂美術館蔵

画像: 十五代 吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 平成24年(2012) 東京国立近代美術館蔵

十五代 吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 平成24年(2012) 東京国立近代美術館蔵

画像: 十五代 吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 銘 暘谷 平成元年(1989) 個人蔵

十五代 吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 銘 暘谷 平成元年(1989) 個人蔵

 
十五代 樂吉左衞門氏と多彩なゲストとの対談も各日、先着150席ございます。
京都展記者内覧会には特別ゲストとして、家元と親交の深い中田英寿氏が、来場され、対談されました。
モダンな京都国立近代美術館のガラスケースと日本の伝統の茶碗との融合が美しいです。

画像: 十五代 樂吉左衞門氏(右)と中田英寿氏(左)の対談風景

十五代 樂吉左衞門氏(右)と中田英寿氏(左)の対談風景

画像1: 古くて新しい日本の美!『茶碗の中の宇宙  樂家一子相伝の芸術』cinefilチケットプレゼント
画像: 展覧会会場風景

展覧会会場風景

初代長次郎の作品は、無駄を省いた、シンプルで、モダンな作品です。当時としては、斬新なデザインだったでしょう。
花鳥風月、四季折々の樹々や花々を描いた、装飾的な美しさも、素晴らしい芸術です。
ですが、樂茶碗には、また違った美しさがあります。
千利休や、初代長次郎が生きていた時代にはまだ、「樂焼」という言葉はなく、当初「今焼」と呼称されました。その時代を反映する芸術だったのです。
それまでとは違う新たな、今の時代の焼き物「今焼」として当時、受け入れられました。
 
時代を超えた、古くて新しい樂茶碗の魅力。利休の愛したわび茶の世界。究極の美。
是非、京都国立近代美術館で、ご堪能ください。
また、2017年3月14日(火)より東京国立近代美術館に巡回します。

展覧会概

会期
2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日)
 
開館時間
午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
 
休館日
毎週月曜日及び12月28日(水)~1月2日(月)、1月10日(火)
*ただし、1月9日(月・祝)は開館
 
観覧料 
一 般 1,400円(1,200円)
大学生 1,000円(800円)
高校生 500円(300円)
中学生以下 無料
※()内は団体料金(20名様以上)
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
 (入館の際に証明できるものをご提示ください)。

 
主催
京都国立近代美術館/東京国立近代美術館
NHK京都放送局/NHKプラネット近畿
京都新聞/日本経済新聞社
 
後援
京都府/京都市
京都府教育委員会/京都市教育委員会
 
協賛
日本写真印刷 
特別協力
樂美術館/国際交流基金
 
協力
あいおいニッセイ同和損保

関連イベント


・連続対談 ゲストをお招きして十五代 樂吉左衞門と対談します。
日時:2016 年 12月24日(土)アーティスト 高谷史郎氏
              12月25日(日)京都大学 総長 山極壽一氏
   2017年 1月  4日(水)金剛流二十六世宗家 金剛永謹氏
               1月  6日(金)放送作家 小山薫堂氏
               1月29日(日)東京国立博物館 主任研究員 三笠景子氏
       2月5日(日)アーティスト Julie Brook氏
      ※各日午後2時~3時
 
会場:京都国立近代美術館 1階ロビー
定員:先着150席
※当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します。
 
参加費:無料(本展覧会の観覧券が必要です)

 
・講演会「茶碗の中の宇宙」 
日時:2017年1月7日(土)午後2時~3時30分
講師:京都国立近代美術館 学芸課長 松原龍一
会場:京都国立近代美術館 1階ロビー
定員:先着150席
※当日午前11時より1階受付にて整理券を配布します。
参加費:無料(本展覧会の観覧券が必要です)
 
  
・スペシャル対談 坂東玉三郎×十五代 樂吉左衞門
日時:2017年2月8日(水)
午後2時30分~3時30分 受付は午後2時~
会場:みやこめっせ(京都市勧業館) B1F特別展示場
(京都市左京区岡崎成勝寺町)
定員:330名
参加費:2,500円 下記チケットをご購入いただき、当日受付でお渡しください。
チケット:ローソンチケットにて12月18日(日)午前10時より発売
Lコード 54256 ※定員に達し次第販売終了
問合せ先:京都新聞COM事務局
電話:075-241-2165 (土日祝日を除く午前10時~午後5時)
本イベントの参加料には、「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」への1回のご入場を含みます。
未就学児の入場はお断りします。
インターネットオークションなどでの売買を目的とした購入は固くお断りいたします。
別途の発券手数料がかかります。

茶碗の中の宇宙  樂家一子相伝の芸術  @京都 シネフィルチケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、《茶碗の中の宇宙  樂家一子相伝の芸術 》チケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上3組6名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。
☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2018年2月4日 24:00 日曜日
記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
  建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、
  当選無効となります。
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