偶然とはいえ、10月13日に田辺・弁慶映画祭で4冠を取った塚田万理奈監督『空の味』とPFFアワード2016の準グランプリを含む3冠で話題になった岩切一空監督『花に嵐』が長編部門優秀賞として、2作品が残って注目をだった横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル。
今回は、全国から268作品が集まったことからすべての部門で激戦となっていた。
その他優秀賞に残った、中編部門、音楽部門などは、すべての作品で甲乙つけがたく、審査では一旦賞を増やすプランまでが出たほど--。
横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル受賞者 写真
最終的には、潔くそれぞれの賞を決めたものの、それだけ全体のレベル。特に優秀作品と準優秀作品に選ばれた作品には、どの作品が受賞してもおかしくなかったことは、間違いない。
受賞結果と監督の喜びの表情
長編映画 最優秀賞『花に嵐』岩切一空 監督
岩切監督と作品にご出演の里々花さん。
観客賞『空(カラ)の味』塚田万理奈監督
田辺・弁慶映画祭で上映された作品120分を上回るディレクターズカットで130分を超えるバージョンを上映。自らの体験をもとに映画を作ったという。
また、同作で田辺・弁慶で主演女優賞を受賞した堀春菜さんも、登壇し大好きな映画館がというジャック&ベティだということで、スピーチも盛り上がりを見せた。
中編部門 最優秀賞『捨て看板娘』川合元監督
作品に出演の俳優木村知貴さんとの記念スナップ!
短編部門 最優秀賞 『カミソリ』新谷寛行監督
作品にご出演されている高木公佑さん。新谷監督の代理でご来場いただきました。
アニメ部門 最優秀賞 『手乗り上司』野中晶史監督
上映前の野中晶史監督の記念写真。
cinefil賞&音楽部門最優秀賞 長棟航平
Cinefil賞とあわせ、W授賞!
ジャック&ベティ賞『溶ける』井樫彩監督
『溶ける』チーム
下段 井樫監督と撮影監督。上段 作品に出演の道田里羽さん、小山梨奈さん。